桜と水鳥たち
2014.04.23.Wed
2014年4月23日
新宿御苑 3/28
池に映った桜はきれいで、水辺は桜の美しさを増幅させます。
枝垂桜
前回は桜に群れる「桜と野鳥たち」で、今回は水辺の桜をとりあげ
「桜と水鳥たち」としました。
この時期、カモたちは北へ旅立ってしまったようです。
桜の花びらがひらひら舞い散る水面に留鳥のカルガモが遊んでいました。
カルガモの目の上の白さがアイラインを引き立てています。
***
六義園の夜桜 3/31
ライトアップまでの時間を池のカモを観て過ごしました。
ほとんどがキンクロハジロの一群で、北帰行前の様子が見て取れました。
長旅を控えてのウォーミング・アップでしょうか、あちこちで頻繁にパタ
パタと水浴びをしいています。雄の後頭部の羽毛は越冬中に伸び、自慢の冠
は長いほど雌へのアッピールになります。
(左)渡りの前にカップルが誕生しますが、雄同士で水しぶきをあげ
ている光景は、猛烈な恋の争奪戦に見えました。
六義園の池は灯りを映して美しく、いよいよ夜桜の登場です。
幹の太い枝垂桜(一重)は意外にも戦後植えれたそうで、樹齢約70年です。
(幅17m、高さ13m)
枝垂桜は夕刻から灯りが点され、7時には幻想的な夜桜が立ち現れました。
満開の夜桜に集う人を見ると、与謝野晶子の「今宵会う人みな美しき」
の歌がよぎります。非日常の麗しい世界に、人々の表情の美しいこと。
***
千鳥ヶ淵 4/1
サクラのトンネルはソメイヨシノとオオシマザクラ。
水面をおおう花の枝々は桜の精の翼のようです。
ボートも数多く見掛けました。
土手にはショカツサイと菜の花が彩りを添えています。
お堀ではカルガモの縄張り争い、もしくは恋の争奪戦のような様子が
見られる一方、カップルは花筏のデートコースを楽しんでいました。
***
国立劇場の桜 4/7
開催の「さくらまつり」(3/28~4/6)は前日で終了し、前庭は閑散として
います。八重の枝垂桜は見ることが出来ましたが、珍しいと言われる
桜はみな散ってしまった後でした。
***
葛西臨海公園 4/13
ウォッチングセンターの上の池(淡水池)にはキンクロハジロが200羽
程いました。最盛期は3,000羽ですから、ほとんど旅立ちました。
澪つくしはカワウの指定席なのか、飛び立っては戻って来ます。
池から眺めた晩春の桜。
キンクロハジロは最後に帰るカモなのでしょうか。
目を凝らすと、多くのキンクロに混じってオカヨシガモ、オオバン
ヒドリガモ 、コガモ、ハシビロガモ、カイツブリなどがいました。
ハシビロガモの頭部は光沢のある暗緑色。
羽が灰褐色のオカヨシガモを1羽見つけました。
都内では見掛けない珍しいカモです。
池の周りの葦から飛び立ち、上空をゆくアオサギ。
コサギも池の周辺を飛翔。
ソメイヨシノは終わりましたが、遊歩道には晩春のヤエザクラの
花びらが風に吹かれて舞っています。
***
望遠鏡を覗くと、上空を飛翔する一群はツバメでした。
冬鳥のカモがほとんど北へ旅立つた頃、南から春の使者がやって来ました。
居残りの群れを急きたて春の鳥 コウコ
今春は都内の桜を見て回り、初めての一眼レフで撮った入門の桜と
バード・ウォッチングでした。最後まで見て頂き有難うございました。
花吹雪別の時間にまぎれこみ コウコ
追いかけておい駆けられる桜かな コウコ
新宿御苑 3/28
池に映った桜はきれいで、水辺は桜の美しさを増幅させます。



枝垂桜
前回は桜に群れる「桜と野鳥たち」で、今回は水辺の桜をとりあげ
「桜と水鳥たち」としました。
この時期、カモたちは北へ旅立ってしまったようです。
桜の花びらがひらひら舞い散る水面に留鳥のカルガモが遊んでいました。




カルガモの目の上の白さがアイラインを引き立てています。
***
六義園の夜桜 3/31
ライトアップまでの時間を池のカモを観て過ごしました。
ほとんどがキンクロハジロの一群で、北帰行前の様子が見て取れました。


長旅を控えてのウォーミング・アップでしょうか、あちこちで頻繁にパタ
パタと水浴びをしいています。雄の後頭部の羽毛は越冬中に伸び、自慢の冠
は長いほど雌へのアッピールになります。


(左)渡りの前にカップルが誕生しますが、雄同士で水しぶきをあげ
ている光景は、猛烈な恋の争奪戦に見えました。

六義園の池は灯りを映して美しく、いよいよ夜桜の登場です。
幹の太い枝垂桜(一重)は意外にも戦後植えれたそうで、樹齢約70年です。
(幅17m、高さ13m)


枝垂桜は夕刻から灯りが点され、7時には幻想的な夜桜が立ち現れました。


満開の夜桜に集う人を見ると、与謝野晶子の「今宵会う人みな美しき」
の歌がよぎります。非日常の麗しい世界に、人々の表情の美しいこと。
***
千鳥ヶ淵 4/1


サクラのトンネルはソメイヨシノとオオシマザクラ。
水面をおおう花の枝々は桜の精の翼のようです。
ボートも数多く見掛けました。


土手にはショカツサイと菜の花が彩りを添えています。


お堀ではカルガモの縄張り争い、もしくは恋の争奪戦のような様子が
見られる一方、カップルは花筏のデートコースを楽しんでいました。
***
国立劇場の桜 4/7

開催の「さくらまつり」(3/28~4/6)は前日で終了し、前庭は閑散として
います。八重の枝垂桜は見ることが出来ましたが、珍しいと言われる
桜はみな散ってしまった後でした。


***
葛西臨海公園 4/13

ウォッチングセンターの上の池(淡水池)にはキンクロハジロが200羽
程いました。最盛期は3,000羽ですから、ほとんど旅立ちました。
澪つくしはカワウの指定席なのか、飛び立っては戻って来ます。

池から眺めた晩春の桜。


キンクロハジロは最後に帰るカモなのでしょうか。
目を凝らすと、多くのキンクロに混じってオカヨシガモ、オオバン
ヒドリガモ 、コガモ、ハシビロガモ、カイツブリなどがいました。



ハシビロガモの頭部は光沢のある暗緑色。

羽が灰褐色のオカヨシガモを1羽見つけました。
都内では見掛けない珍しいカモです。


池の周りの葦から飛び立ち、上空をゆくアオサギ。



コサギも池の周辺を飛翔。
ソメイヨシノは終わりましたが、遊歩道には晩春のヤエザクラの
花びらが風に吹かれて舞っています。




***
望遠鏡を覗くと、上空を飛翔する一群はツバメでした。
冬鳥のカモがほとんど北へ旅立つた頃、南から春の使者がやって来ました。


居残りの群れを急きたて春の鳥 コウコ
今春は都内の桜を見て回り、初めての一眼レフで撮った入門の桜と
バード・ウォッチングでした。最後まで見て頂き有難うございました。
花吹雪別の時間にまぎれこみ コウコ
追いかけておい駆けられる桜かな コウコ
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コメント
2014-04-25.Fri 21:08
ーArianeさんー
有難うございます。写真を絵のように撮られているArianeさんを
見習って、実は撮るように努めております。
葛西臨海公園の浜辺から、東京湾の東京ゲートブリッジが見えます。
この飛行機はゲートブリッジの上空を通り、羽田空港へ向かって
いるのではないかと思います。
何時もシャッターチャンスを逃していますが、せっかく捕えたのに
ボケたりして、写真は難しいですね(笑)
有難うございます。写真を絵のように撮られているArianeさんを
見習って、実は撮るように努めております。
葛西臨海公園の浜辺から、東京湾の東京ゲートブリッジが見えます。
この飛行機はゲートブリッジの上空を通り、羽田空港へ向かって
いるのではないかと思います。
何時もシャッターチャンスを逃していますが、せっかく捕えたのに
ボケたりして、写真は難しいですね(笑)
URL|コウコ #-[ 編集]
2014-04-25.Fri 11:46
こんにちは^^
見事な夜桜ですね。
枝垂桜がライトアップされていると、綺麗でしょうね^^
飛行機と一緒に写っているアオサギのお写真がまた、とても素敵です。
動いているものを絵になるように撮るのは、難しいですよね。
私はぐずぐずしているうちに、いつもシャッターチャンスを逃します。
花吹雪も、こんなに素敵に撮れるのですねぇ。
見事な夜桜ですね。
枝垂桜がライトアップされていると、綺麗でしょうね^^
飛行機と一緒に写っているアオサギのお写真がまた、とても素敵です。
動いているものを絵になるように撮るのは、難しいですよね。
私はぐずぐずしているうちに、いつもシャッターチャンスを逃します。
花吹雪も、こんなに素敵に撮れるのですねぇ。
2014-04-24.Thu 21:25
ーぱふぱふさんー
憧れのぱふぱふさんから、このようなコメントを頂戴して
とても励まされました。
写真をはじめ、ぱふぱふさんから受けた影響は絶大です。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
憧れのぱふぱふさんから、このようなコメントを頂戴して
とても励まされました。
写真をはじめ、ぱふぱふさんから受けた影響は絶大です。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
URL| #-[ 編集]
2014-04-23.Wed 21:03
野鳥愛好家顔負けの鳥たちの素晴らしい写真
そして名所を一気に網羅・・さすがですね
私も何度も足を踏み入れた名園
懐かしい気持ちともっとそのころ
鳥や花に興味持っていたら~~
コウコさんのような素敵な写真に近づけたかも。
そして名所を一気に網羅・・さすがですね
私も何度も足を踏み入れた名園
懐かしい気持ちともっとそのころ
鳥や花に興味持っていたら~~
コウコさんのような素敵な写真に近づけたかも。