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 夏鳥の柳沢峠

2019.06.06.Thu
2019年6月4日

約1ヵ月ぶりの柳沢峠(山梨県甲州市)です。

前回は山桜が見頃とは言え、まだ多くの裸木が見られて真冬並みの
寒さでした。

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青葉若葉の散策路は涼やかで、鳥見にはベストシーズンです。



前回(5/8)この野鳥観察スポットには約50人のカメラマンが集まり
ましたが、今回はご覧の通りです。

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車は駐車場と路上を合わせ10台ほどあるので、心細さはありません。




一方、気になったのは蝉の大合唱です。4月末から6月にかけて発生
する春蝉でしょうか。騒音に近い鳴き声は何もかも掻き消す勢いです。

ブロ友さんから、「エゾハルゼミ」、と教えて頂きました。
有難うございました

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梢で鳴く姿は見えませんが、路上に落ちた蝉が羽をバタつかせていまし
た。近寄ってシャッターを切った途端に飛び去ったので、得難い初見・
初撮りの一枚です。



                *



キビタキ♂が、しばし枝に止まっていました。

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よく見ると、嘴に餌を咥えています。




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近くの樹の幹には洞があります。




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キビタキ♂がその樹洞に入って行きました。



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洞の中には雌のキビタキがいます。



抱卵中でしょうか。

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都内の公園でキビタキを観察したことはあるものの、営巣は今季の
柳沢峠が初見です。夏季、繁殖のために日本に飛来した夏鳥です。



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笹薮の中からコマドリが出て来ました。

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岩陰から顔を覗かせ、警戒しています。




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待ちに待ったコマドリ♂の登場です。夏鳥




オレンジ色が鮮やかで「ヒンカラカラ」と鳴く綺麗な囀りは日本三鳴鳥
(他にウグイス、オオルリ)の一つです。

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馬の嘶きのような囀りから「駒鳥」と名付けられました。




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コマドリの雌も抱卵中でしょうか。見かけるのは雄ばかりです。




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漸く雌が姿を見せてくれましたが、この個体のみでした。



                *



笹薮の中で「チュルチチュルチ」と早口で囀っていたコルリが最後に
姿を見せてくれました。 夏鳥

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コルリの初見は柳沢峠でした。生息は高い標高に限られているようです。




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鮮やかな瑠璃色です。




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腹部は純白で、瑠璃色の羽が際立ちます。



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「かご抜け鳥」と呼ばれるソウシチョウも姿を見せました。
(外来種・留鳥)




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ソウシチョウは林間で激しい追い駆けっこをしていましたが、ガビ
チョウ(留鳥)も同様でした。テリトリー争いでしょうか。




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大合唱の春蝉が、ふと止む時があります。その静寂に包まれた中で
「ヒンカラカラ」と俄かに聴こえるコマドリの美声はひと際でした。
他に夏鳥のコサメビタキ、留鳥のオオアカゲラ、コガラ、ウグイス
カケス等を見かけました。




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まだ咲き残る紅紫色のミツバツツジ、咲き始めた朱色のヤマツツジ
そして愛らし高山のスミレなどが、峠に彩りを添えています。


最後までご覧下さり有難うございました。
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