ササゴイの雛&アオバズクの雛

2017.07.24.Mon
  2017年7月22日

約2週間ぶりに訪ねた渡良瀬遊水地です。
2週間前にはササゴイもアオバズクも抱卵中でした。

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真瀬勝見氏から、遊水地のササゴイの雛と雀神社のアオバズクの雛が
出たとの情報を頂いたのは数日前でした。




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生い茂るアシ原の中を分け入って行くと小さな沼があります。眼前には
巣があり、ササゴイの4羽の雛が寄り添っていました。ここは真瀬氏か
ら営巣のササゴイがいると、前回教えて頂いた場所でした。




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巣に近づいた瞬間、親が近くで「キューツ!キューツ!」と声を張り上
げ、ササッと飛び立って行きました。ササゴイは抱卵中でも人が近づく
と卵を置いて逃げ出すそうで、キジの親とは対照的です。


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卵は一度に孵らないので個々の成長には遅速があります。3羽は親が
いる方向を向き始めました。餌を待ちわびている様子です。
一番大きい雛は枝移りを始め、下の巣にいる兄弟たちを眺めていました。


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兄弟でもこんなに差がありますが、弟(妹)の成長を待って巣立って
行くのでしょうか。



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弟(妹)はよく動きますし、表情も豊かです。


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無事に巣立ちを迎え、飛び立って欲しいと祈りたいです。
(ササゴイ 全長52cm、南から繁殖のために日本に渡来する夏鳥)



               ***



真瀬氏のご案内で「田んぼアート」と「ひまわり畑」を見物しました。

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小山市(栃木県)の田んぼアートは4ヵ所で、この会場はサッカーの
本田圭佑選手が描かれていました。


                *


「野木町ひまわり畑」(栃木県)の見頃は7月後半から8月初旬で一部
は開花したての瑞々しいひまわりたちでした。

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「ひまわりフェスティバル」の開催は7月28日~30日で巨大迷路
ミニトレイン、ポニー引馬、花火などのイベントで賑わいそうです。


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        ひまわりの種に絵を描いた「ひまわりアート」



               ***




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雀神社(茨城県古河市)のアオバズクの雛は3羽でした。3羽は仲良く
並んで、両親は上下の枝で子どもたちを見守っています。まさに青葉
の中のアオバズクです。
バーダーさんもすでに十数人いらしたので挨拶をして加わりました。


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時には翼を広げてのストレッチでしょうか。




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真下から見ると、こんな止まり方をしている雛がいます。


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左端の兄弟は顔を寄せてじゃれ合っていましたが、右の雛はぽつねん
として、末っ子でしょうか。時には逆さまの一人遊びです。


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下には親がいるのでまだ甘えたいのか、食べ物を欲しがっているのかも
しれません。




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真下から長いことカメラを向けていると、首が痛くなります。
(アオバズク 全長29cm、南から繁殖のために日本に渡来する夏鳥)



                *



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雀神社の隣はゴルフ場で長い土手が続いています。土手に上ると足尾
鉱毒事件に生涯を捧げた「田中正造翁遺徳の碑」がありました。




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足尾鉱山より流出する鉱毒によって災害を受けた渡良瀬川の農民達が反
対運動を起こして大きな社会問題になった事件です。現在の渡良瀬遊水
地にあった谷中村は鉱毒事件で強制廃村になりました。
碑は明治天皇に直訴を行う様子が刻まれているそうです。


日が暮れる頃から「ホーホー」と鳴きはじめるアオバズク(青葉木菟)
の含みのある声を此の土手で耳にすることでしょう。

   谷中村語り継げよと青葉木菟     コウコ



最後までご覧下さり有り難うございました。
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