青く光る蝶

2016.10.15.Sat
2016年10月15日

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葛西海浜公園の西なぎさでは、夏に海水浴で賑わった砂浜が今や人影
もまばらです。




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カメラを向けると一人の女性がベンチで海を眺めていました。
澄んだ海は爽やかにして静寂です。




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臨海公園に彩りをそえた彼岸花も金木犀の香も失せ、青空の下に柘榴が
赤く色づいています。


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キバナコスモスは種が目立ち、残りの花に蝶たちが訪れていましたが
最も大型のナガサキアゲハ(長崎揚羽)に出合いました。




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ゆっくりと吸蜜することなく花畑を離れたので、穏やかな飛翔のあとを
追うと木立に降下しました。見失ってしまうのではと思いきや、なんと
木立の入口で待っているかのようで、童心に返って嬉しくなりました。


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雄は黒色ですが、雌は鮮やかで大きめです。1970年代までは九州に生息
していたそうですが、温暖化で北上してきたナガサキアゲハです。




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蝶を撮るようになってから、意外と見かけるのが優美なジャコウアゲハ
(麝香揚羽・大型)でした。




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ルリタテハ(瑠璃立羽・中型)の裏翅は褐色の模様ですが、表翅は青色
の帯があります。成虫で越冬するそうですが道理で春一番に見かけます。
翅を広げたチャンスに出合えず、夏に入ってから叶いました。


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10月に入りよく見かけるのがウラギンシジミ(裏銀小灰蝶・小型)で
すが、成虫で越冬するので、園内のあちこちで元気に飛翔しています。




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ある時、踏まれて息絶えたカニにウラギンシジミが来ていたのには驚き
ました。腐果や樹液も好みですが、カニはご馳走かもしえません。




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腐果といえば、サトキマダラ(里黄斑日陰蝶・中型)が落ち柿に来た
シーンを撮りました。           (千葉県君津市 鹿野山)         


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アオスジアゲハ(青筋揚羽・中型)はヤブガラシが好きなようです。
通常は高々と飛翔する素早い蝶ですが、吸蜜となると蜜が豊富なヤブ
ガラシにご執心です。ヤブガラシは藪を覆って枯らすほど生育が旺盛
なので昆虫にとっては有難い蜜源植物なのでしょう。




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ヒメジョオンのピンクを見かけることがあります。ウィキペディアには
「花弁の白い部分がやや紫ががる個体が見られることもあるが、これは
清浄な空気の中で育った時にできるものである」とありました。
青のラインが入ったアオスジアゲハが最も映えるのが、このピンク色の
ヒメジョオンです。

青く光る蝶たちに魅了されますが、青が醸し出す神秘的なイメージに
あるのかもしれません。


ご覧下さり有り難うございました。
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