お盆の野山  (その2)

2016.08.22.Mon

2016年8月22日

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鹿野山(千葉県君津市)の展望公園では眼下の九十九谷を一望すること
が出来ます。何時もは数人ですが、お盆休みで外国人を含む20人程の
観光客が訪れていました。




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今回は鹿野山神野寺の門前町の白鳥神社(しらとりじんじゃ)に立ち
寄りました。




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祭神は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と弟橘比売命(オトタチバナヒメ)です。
伝え聞くところによりますと、日本武尊が東征した際に浦賀水道で嵐に
遭遇し、弟橘比売命は夫の使命達成のために入水して荒れ狂う海を鎮め
たそうです。




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日本武尊は東征の帰途に亡くなりました。
魂は白鳥となりこの地に飛来したので白鳥神社を創建したそうですが
人々の思いの深さが偲ばれます。
昭和天皇が崩御されたときの「八雲わけ大白鳥行方かな  沢木欣一」
の句に、日本武尊の白鳥伝説が脳裏をかすめ感銘を受けたのでした。 

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鹿野山の空には白鳥ならぬトビが悠然と舞っていました。

 最初の記述はノスリでしたがトビに訂正いたします。
 トビは羽先に白い班があり尾羽は三味線のバチの形
 状で、ノスリはお腹に褐色の班が目立つそうです。
 ハロゲンさん勉強させて頂き有り難うございました。

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鹿野山の小径に入ると蝶に出合い、田畑でも生き生きした夏の昆虫
たちを見かけました。



   セセリチョウは小型の蝶ですが、小さい割には大きい円らな
   黒い目が可愛くて人気があります。

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♂♀同色
前翅に白班が集まるダイミョウセセリ(大名挵)




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ヒメキマダラセセリ(姫黄班挵)と小さなカタツムリとの出合い。




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翅脈は黒色で触覚の柄が黄と黒の縞模様。
裏翅(上)と表翅(下)


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            擬態の蝶

目玉模様のある蝶を天敵が見ると、脅威の目玉で狙われていると
感じるようです。身を守る長い進化の歴史には驚くばかりです。

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ジャノメチョウの傍らに一生を終えた蜂が横たわっていました。
ジャノメチョウ(蛇目蝶)の裏翅(上)と表翅(下)


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ヒメウラナミジャンメ(姫裏波蛇目)の裏翅(上)と表翅(下)


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前翅の巴模様は初めて見ましたが、これは
ハグルマトモエ(歯車巴)と言う蛾でした。



  
        ジャコウアゲハ(麝香揚羽・翅を開くと約10cm)

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クルリと巻いた口吻のジャコウアゲハが金柑の花にやって来ました。




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よく見ると翅が傷み、後翅の細長く伸びた右の部分が欠けています。




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金柑は小さな花なので、何度も木を回っては吸蜜を繰り返していました。


                *


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シオカラトンボが小さな蝶か蛾を捕食しました。




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枯れ枝に卵を産み付けている蜻蛉ですが、水辺は50m以上先です。
以前、車のボンネットに産卵しているのを見たことがありましたが
これらは蜻蛉の勘違いでしょうか?


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夏休みに昆虫標本や観察日記の宿題があった事を思い出しました。
蝶や蜻蛉を撮っていると童心に帰っている大昔の自分がいました。


最後までご覧下さり有り難うございました。

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