虫めづる婆

2016.08.04.Thu
2016年8月4日

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鹿野山 神野寺(千葉県君津市・かのうざん じんやじ)は推古天皇6年
(598年)聖徳太子によって開山された関東最古の古刹です。
夫が帰郷の折には、実家の兄と共に3人でお参りします。




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入口の仁王門には阿形と吽形の仁王像がお立ちです。




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筋骨隆々で憤怒の形相は迫力があり、こちらは口を結んだ吽形。




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まず手水舎で手を洗って身を清めます。澄んだ水なのでつい飲みたく
なりますが、水飲み場ではありませんと注意書きが添えてありました。




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鮮やかな装飾が施されたお堂の外観。




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紅葉の頃ともなれば、ここ仁王門のカエデも美しく色付くことでしょう。


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帰りに歴代住職の墓地に初めて立ち寄りました。

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長い年月を経た墓地は苔生して、ものさみしい空気です。




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薄暗い中に白い大輪の山百合がそこここで芳香を漂わせていました。


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可憐であり、花の女王でもある山百合ですが、ここでは清らかであり
あやしいほど美しい山百合でした。




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来る途中、沢山の花を付けた自生の山百合と出合いました。
里では咲き終わった山百合ですが、数百メートルの標高差の
この地で再び見ることが出来ました。


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白い花と言えば木槿が咲き始めています。
夏の極彩色は元気一杯であり、白い花は涼やかです。


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田んぼの中にミソハギ(禊萩)の群落を見つけました。
この花が咲くとお盆が近くなったと思います。


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               ***


最後は田舎で出合った顔見知りの生きものたちです。

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コバルトブルーの尾が綺麗な子どものトカゲ。
尾が茶色の大人のトカゲはよく出合いますが子どもは久々です。




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顔はヘビのようですが瞼があり、ヘビには無いそうです。




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壁に垂直に張り付くヤモリ(家守)。蚊や蛾を食べ
て「家を守る」と言います。夜間に活動をするため
昼間は物陰に隠れているのでした。


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ミンミンゼミ




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シオカラトンボ(オス)


シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)もムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)も見慣れていま
すが、雌雄の体色の違いで名前が異なるとは長い間知りませんでした。


ムギワラトンボ(メス)
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トンボもセミもよく見ると、薄く透けた羽が美しく涼しげです。

自然の懐に抱かれながらカメラを向けると、知らず知らずのうちに
虫めづる婆になっていました。



ご覧下さり有り難うございました。
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