風ト共ニ去リヌ

2016.02.20.Sat
2016年2月20日

トラフズクに再び逢いたくなり葛西臨海公園の渚橋へ向かいました。
しかし先日の数十人のウォッチャーは消え失せ、松林のトラフズクも
もぬけの殻です。

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暫し佇んでいると、次々に鳥見の人が来ては帰って行きます。
散歩中の地元の方の話ですと、トラフズクは強い風が吹き荒れた日に
抜けたとのこと。春一番に乗って何処かへ行ってしまったようです。
トラフズクがいた松林から、図らずも冠雪の富士山を眺めることが
出来、慰められた思いでした。

                *

以下は前に撮影したトラフズクです。

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(全長38cm、冬鳥)夜行性で昼は身を隠して樹上で休み、夜は
小動物を狙って捕食するハンターです。公園の女性スタッフさんが
松の木の下で、消化されずに吐き出したペリットから小さな骨を
集めていました。
他のスタッフさんがドブネズミの骨であると突き止めたそうです。




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ウィンクして微笑んでいるような、森の魔法使いのお婆さんのようです。




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虹彩はオレンジ色で、耳に見えるのは羽角と言って羽毛の束だそうです。
羽角を立てたり伏せたりしていました。


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再びトラフズクには逢えませんでしたが、帰り道で珍しい
アトリと出合うことが出来ました。

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頭が黒い雄アトリ(全長16cm、シベリア方面から渡来する冬鳥)
居合わせた数人のカメラマンによると、葛西臨海公園ではあまり
見かけない冬鳥だそうです。




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カメラには気付いたようですが、涸れた小川の対岸にいるので安心して
いるのでしょうか。




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落ち葉に紛れてふっと見失う時があります。




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落葉をひっくり返して、ようやく木の実を採食しました。




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食性が同じ雑食のアトリとアオジが出合いました。




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アトリは太い嘴で木の実を噛み砕き、アオジは小さい嘴でドングリの
帽子を口にしましたが大丈夫でしょうか。




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林にカラスがけたたましくやって来たので、アトリは直ちに樹上に身を
隠しました。アトリとアオジのことが気になりつつも、この日の鳥見の
予定は午前中なので引き上げることにしました。




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松林から見た冠雪の富士山、そして葛西臨海公園に来る途中に出合った
遠富士にも感動した日でした。
荒川を挟んで、富士山の手前に見えるお台場の観覧車と葛西臨海公園の
観覧車が呼応し合っているようです。


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ご覧下さり有り難うございました。
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