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クロツラヘラサギ

2020.07.29.Wed
2020年7月27日

久々の葛西臨海・海浜公園です。曇りマークでしたが、時に小雨に
見舞われる一日でした。

ウォッチングセンターでバーダーさんから、いまクロツラヘラサギが
「東なぎさ」の岩礁にいるとの情報を頂きました。

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真ん中に見える白い姿がクロツラヘラサギで、既に30分もこの状態の
ようです。実は到着時に双眼鏡で岩礁をチェックしたものの見落として
しまいました。




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岩礁には点々とオアサギの姿が見られ、遠方に数羽のコサギと1羽の
ダイサギが見られます。




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昼寝のような状態から漸く立ち上がったので、ほっとしました。




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足場の悪い所では翼でバランスを取っています。




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全長70-80cm。翼開長110cm。




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飛び立つまでの40分間、まずストレッチを済ませ、羽繕いを繰り
返し、時に佇み、そして歩いていました。

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朝鮮半島及び中国の一部で繁殖し、日本には少数が飛来して越冬する
冬鳥ですが、このように夏越しする個体も見られるそうです。



                *



ウォッチングセンターではヒクイナを狙い、漸く双眼鏡で捉えた
もののコンデジに持ち替えるとファインダーから消えていました。

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こんな時ひょいと現れたカワセミです。慰められた思いです。




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捕獲した魚が小さいので咥え直した途端、頭から呑み込みました。



                *



水門を覗くとホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)が来ていました。(漂鳥/留鳥)

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食べたばかりなのでしょうか。お腹は空いてなさそうです。




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傍らのカワウは魚を捕獲しようと熱心に潜水を繰り返しています。




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しゃがんだと思ったらトイレでした。



                *



帰りがけ「西なぎさ」に寄ると干潮時で、10数羽のカモメ類と
2羽のトビ(漂鳥/留鳥)を見かけました。

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それぞれ、砂浜に打ち上げられた魚を採餌していました。

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                *



双眼鏡で岩礁を見渡しましたがクロツラヘラサギを見落としました。
それはクロツラヘラサギらしくない形だからで、先入観に囚われた
からでした。失敗してまた一つ勉強になりました。


最後までご覧下さり有難うございました。
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蝉を捕食するツミの幼鳥

2020.07.26.Sun
2020年7月24日

買い物がてら、公園のツミの幼鳥を1時間ほど観てきました。

1週間ぶりの様子ですが、親鳥が餌のスズメを運んで来なく
なったそうです。

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親から自立を促された5羽の子どもは、それぞれ園内を飛び
回っています。




枝に止まった個体をファインダー越しに観ていると・・・。

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幼鳥は4分ほど周囲を見渡していましたが、鋭い視線を投げた
次の瞬間!飛び出しました。




慌ててシャッターを切った時の1枚です。

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蝉を捕まえています!




1分程で移動した場所が分かりました。

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仕留めた蝉にご満悦です。




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蝉の羽を避けて・・・。




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いよいよ食べ始めました。




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用心深そうに時々顔を上げて食べています。




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よく見ると残ったのは蝉の羽と殻で、10分程で平らげました。




軽くなった蝉の殻は何かの拍子にふわりと落ち・・・幼鳥は
一瞬不思議そうに足元を見ていました。

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完食です。自立の一歩か、大人びた表情でした。




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産毛の雛を見てから約1ヵ月経ちましたが、孵化した5羽は
皆元気に育ちました。今年も無事に繁殖を終えて万々歳です。



                *



野鳥は出合うたびに未だ見ぬ新たな側面を見せてくれます。
鳥見ならではの驚きと感動は童心に帰るひと時です。



最後までご覧下さり有難うございました。

ツミの幼鳥

2020.07.22.Wed
2020年7月16日

スーパーでの買い物がてらコンデジを持って、公園のツミの幼鳥を
観てきました。(留鳥/漂鳥)

産毛の雛から約3週間が過ぎ、驚くほどの成長ぶりです。

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雛は最終的に5羽だったそうで、皆元気に巣立ちました。




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巣のちかくに3羽の幼鳥を見たものの、他の2羽は何処かへ移動
したのでしょうか。




親は餌を順繰りに運んで来ますが、待ちきれない幼鳥が物欲しげ
に眺めています。

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隙があれば奪い取ろうと近づく相手に、羽を広げて睨みつけてます。




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用心深く、今度は向きを変えて食べていました。




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その後、食べ終わるとさっさと立ち去りましたが食べ残しは無さそう
です。




親が運んで来た餌を取りこぼしたのでしょうか、地面にスズメが
落ちていました。

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慣れたバーダーさんがスズメを拾って幼鳥の方へ投げると・・・。




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早速降りて来て、嘴で振り回していましたが1分後には咥えて
持ち去りました。




こちらは親が巣の中に餌を運んだようです。

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するといつも通り、あぶれた2羽もやって来ました。




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奪われまいと厳しい表情です。




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生々しい肉片を嘴で千切っては飲み込んでいました。




他の2羽ですが・・・。

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見てみない振りをし、もう1羽は下がって隙を狙っている様子です。


食欲旺盛な幼鳥にとって、餌のスズメ1羽を食べ終わってもまだ
物足らないようです。5羽の幼鳥の餌を確保しなければならない
親鳥の苦労は大変です。



                *



前回、キジバトの抱卵らしき姿を見かけました。(留鳥/漂鳥)

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抱卵日数は15-16日だそうです。




日数は満たしているので孵化している筈です。ツミを観察しながら
キジバトの巣をちょくちょく覗きました。

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待ちにまった雛が顔を見せた瞬間です。
卵は2個産むそうなので、もう1羽いるかと思います。



                *



散歩や買物がてらに野鳥の繁殖を観察出来る街の中の公園です。
ツミ、オナガ、キジバト、カルガモが毎年のように営巣します。
豊かな自然環境を大切にして温かく見守りたいと思います。


最後までご覧下さり有難うございました。

オナガ親子&コサギ親子

2020.07.20.Mon
2020年7月11日

前回の記事(オオルリ♂の幼鳥)とは前後しますが、今回はオナガ
とコサギの幼鳥です。

雨が止んだpm2:30から、近くの公園2ヵ所で2時間ほど観察して
来ました。

オナガの雛が巣から落ちたのか、巣立ち直後なのか地上でうろたえ
ています。

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オナガの親が雛を探しに降りて来ました。(留鳥)




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親は雛を確認すると近くの樹の枝は移り、我が子の様子を見守り
始めました。




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子どもへ「お母さんはここよ」とばかり「ギャーギャー」激しく
鳴いています。




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呼びかけに応えて雛は顔をあげ、視線を向けました。




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幼鳥は不安な思いで、少しでも親に近づこうとする様子が見られます。
雛を戻そうにも、高い樹ばかりで手に届く枝も見当たりません。




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親の必死の呼びかけが続いていますが、人の気配を警戒しているかの
ようにも思え、ここは一先ず現場を離れました。




親鳥の奇声は依然と続いていましたが、心配なので30分後に様子を
見に来ると・・・。

なんと!1m程の高さのつつじの上にいました。一度に飛んだのか
或いは下枝から徐々に飛び移ったのでしょうか。

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視線は親の方をしっかり見つめています。




地面は危険だと分かっていたようです。

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暫く雛の様子を見ていると何度も羽搏いて枝移りも始めました。
ここまでくれば大丈夫かもしれません。



                *



次にサギ類が営巣している此の先の公園へ移動しました。
今日はコサギの親子を観たいと思います。(漂鳥/留鳥)

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驚いたことに、コサギの巣もカラス同様にハンガーも使われて
いました。




婚姻色のコサギです。

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目元から嘴にかけてピンク色です。




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そして美しいレース状の飾り羽。




こちらは巣立ち後の幼鳥ですが・・・。

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まだ親から餌を貰っていました。




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2羽の幼鳥は腹ペコなのでしょうか。親が近づくと大騒ぎです。




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しきりに餌をねだっています。




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喉元から小魚を吐き出しました。



                *



探鳥地を歩きながら鳥との出合いを楽しんでいます。最近は超望遠
コンデジを愛用していますが、久しぶりに一眼レフで撮りました。
写真は難しくて毎回シャッターチャンスを逃しています。これから
課題の一つひとつに向き合ってみたいと思います。


最後までご覧下さり有難うございました。

オオルリ♂の幼鳥

2020.07.14.Tue
2020年7月12日

2週間ぶりの宮ヶ瀬湖畔(神奈川県清川村)です。前回はオオルリ♂
と出合いましたが、暗い林の中では思うように撮れませんでした。

今回はどうでしょうか~。

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オオルリ♂の幼鳥が明るい所にひょいと現れたではありませんか!
しかもカメラ目線です。成鳥なら途端に逃げられたところでした。




こんなに近くで幼鳥を見たのは初めてです。

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流石にオオルリ♂の幼鳥で青い羽が際立っています。




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巣立ち後に見る初めての世界でしょうか。興味深そうに眺めていました。




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なかなか出合えない幼鳥に3分間も付き合って貰いました。




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オオルリは繁殖のために日本に渡来しました。(夏鳥)清川村生まれの
この子も秋には越冬地の東南アジアへと渡って行きます。来季も同じ
場所で逢えたら・・・と願わずにはいられません。



                *



オオルリの幼鳥に続いてキセキレイとカワセミの幼鳥を観察しました。

橋の付近でよく見かけるキセキレイです。(留鳥/漂鳥)

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キセキレイ♂の黄色と早戸川橋の青は補色で、偶然のコントラストが
印象的でした。




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双眼鏡で豆粒大のキセキレイの親と子(3羽)を見つけました。

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巣立ち後数日で親から独立するそうです。



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親子は食べ物を探しながら、林道の奥へと移動して行きました。
目下、いろいろと特訓中かもしれません。幼鳥(左)



                *



満目の緑が瑞々しい林道です。

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金沢橋からカワセミの親子を観ることが出来ました。鮮やかな青い
鳥が遠方の枯枝に移動した瞬間、その位置が分かりました。

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成鳥が上の枝を絶えず気にしています。(留鳥)



よく見ると数段上の枝に幼鳥がいます。2羽は親子でした。

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幼鳥が魚を咥えています。アッという間に呑み込みました。



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食欲旺盛な幼鳥は立て続けに餌を狙っています。頼もしい我が子
を下の枝で見上げる親としては、子育て終了間近かもしれません。



                *



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連日の雨でカーブミラーが磨かれ、林道を清々しく映していました。




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ホオジロは梢で長々と囀っています。(留鳥/漂鳥)




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樹々が生い茂るこの時季、声はすれども見つけ難いウグイスです。
初めての根比べでした。(漂鳥/留鳥)




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ここ数年、林道の山百合は盗掘されてしまいました。久々の
姿は白い妖精を見るような佇まいです。




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蝮草の実



                *



オオルリ、キセキレイ、そしてカワセミの幼鳥を観てきました。野鳥の
世界は天敵に卵や雛を捕食され、生き残った幼鳥はこの先も様々な試練
が続きます。野鳥を通して生きとし生ける物の命を改めて考えさせられ
ました。


最後までご覧下さり有難うございました。
 

サンコウチョウ&オオルリ

2020.07.01.Wed
2020年6月29日

前回、宮ヶ瀬湖畔(神奈川清川村)を訪ねたのは6月初旬でした。

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今回は梅雨真っ只中、束の間の晴れ間を見せた早戸川林道を歩きます。
林道は風が吹き抜ける回廊で、爽快な体感はめったに味わえません。




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林道から眺める湖面に鳥影は無く、静かな波紋が広がっています。




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暫くするとカワウが浮上し・・・波紋の造形美が見られました。




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                *



前回、サンコウチョウは抱卵中でした。現場に着くと、昨日の午前中
雨にも関わらず巣立ったと告げられました。(夏鳥)

救いは巣の近辺にサンコウチョウの親子がまだいたことでした。

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朝の給餌は終了間際のようで、薄暗い林の中に昨日巣立った雛が
いました。3羽の雛のうち1羽は生育が遅く、巣立つことが出来
なかったそうです。(雨の中、低体温に陥って死んだようです)




暫くすると雛は更に樹の上へと移動した様子でした。

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サンコウチョウ♂



「・・・ホイホイホイ」と囀りながらやって来て、周辺を飛び回る
親鳥の敏捷さにはお手上げです。




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サンコウチョウ♀




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サンコウチョウ♀

サンコウチョウを追うのは初めてでしたが、現場に足を運んで
経験を重ねるべきだと痛感しました。




サンコウチョウを待つ間、アナグマが崖下に現れました。

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雑食性だそうですが、ミミズや昆虫などを探しているのでしょうか。




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崖の直ぐ下まで夢中で採餌していたアナグマですが、ふと見上げる
と20人ものカメラマンにビックリ仰天し、慌てて踵を返す様子が
滑稽でかつ愛らしく、一同笑ってしまいました。




帰りがけ、距離はありますが枝に何かが止まったようです。

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ズームアップするとオオルリ♂でした。(夏鳥)




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かなり暗く、なかなかピントが合わず、折角のチャンスが活かせ
ません。




ガビチョウ(籠脱けによる外来種)

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以前、「ホイホイホイ」とサンコウチョウの囀りを真似たガビチョウと
出合ったことがありました。




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囀りが盛んなガビチョウに夫がセッションを試みると延々と応えたでは
ありませんか!遊歩道を通るバーダーさんたちはガビチョウ同士が賑や
かに囀っているのかと思ったそうです。



                 *



今回は鳥友さんから、サンコウチョウの雛の巣立ちが近いとの知らせを
頂きました。雨が止んだら即座に出掛けようと思ったのですが、まさか
雨の最中の巣立ちとは!野鳥の世界はこのように厳しく、何事にも甘い
己を思い知らされました。


最後までご覧下さり有難うございました。