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ひかる君と歌ちゃん 抱卵中

2020.05.27.Wed
2020年5月24日

4月初旬に訪れて以来の渡良瀬遊水地(栃木県小山市)です。その
後のコウノトリのひかる君と歌ちゃんの様子はどうでしょうか。

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「桜づつみ」から望む第2調節池です。




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コウノトリの人工巣塔へズームアップします。



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かなり距離があり、しゃがみ込む抱卵の姿は肉眼では見えません。

ひかる君(4歳)千葉県野田市「こうのとりの里」で誕生。
歌ちゃん(2歳)徳島県鳴門市の電柱巣で誕生。



                *



遠方こそ愛用のコンデジ(超望遠レンズ)が頼りです。(35mm
換算レンズ 焦点距離3000mm)撮影は全て3000mmです。
漸く2羽が揃ったのは午後6時23分でした。

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抱卵は雌雄共同ですが日中の殆どはひかる君が担当しています。一方
田んぼで採餌する歌ちゃんの姿は日々バーダーさんに見られています。




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甲斐甲斐しく巣の手入れをする歌ちゃん。(右)




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ひかる君が巣から飛び出しました。




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飛び回っては精力的に巣材を集めています。



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造巣も雌雄共同です。巣材集めをを交代した歌ちゃん。

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カラスが行く手を遮って邪魔をしますが、果敢に応酬する歌ちゃんです。




羽繕いをするひかる君の傍らで、なんと!歌ちゃんが抱卵していました。

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コウノトリは抱卵のパートナーに餌を運んでくることはないそうです。
日がな一日抱卵するひかる君の食事が心配でしたがこれで一安心です。
ひかる君の長時間の抱卵は幼な妻を思っての行動でしょうか。
若干2歳で頑張っている歌ちゃんの姿にも感心しました。



               ***



「桜づつみ」でコウノトリを撮っていると、背後でオオヨシキリと
ホオジロが元気に囀っています。

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オオヨシキリ(夏鳥)



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ホオジロ(留鳥/漂鳥)
ヨシ原はオオヨシキリの合唱とキジ(留鳥)の声
そして時々カッコウ(夏鳥)の声も耳にしました。



                *



駆け足で野木神社、雀神社、板倉町を回って来ました。

野木神社(栃木県野木町)

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フクロウの成鳥しか撮れませんでしたが、早朝に雛が初めて樹洞から
姿を見せたそうです。(留鳥)




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雀神社(茨城県古河市)

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アオバズク(夏鳥)



板倉町(群馬県邑楽郡)

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渡良瀬遊水地のバーダーさんからケリの情報と地図を描いて
頂きました。カメラマンが引き揚げた後でしたが、双眼鏡で
丹念に探して逢うことが出来ました。(留鳥)




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ケリも遠方です。(3000mm)



                *



<その他>
採餌中の歌ちゃんの田んぼを探しましたが姿を見付ける
ことは出来ず、ダイサギに出合いました。

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餌をゲットした繁殖羽のダイサギです。(夏鳥/冬鳥)



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ケリを探す中、ツバメの群れが飛び交っていました。(夏鳥)



                *



栃木県小山市の発表によると、コウノトリは今月30日頃が孵化
推定日だそうです。雌のコウノトリが2歳で産卵した事例は国内
では2例しかなく、期待と不安の中で雛の誕生を祈るばかりです。


最後までご覧下さり有難うございました。
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食事・昼寝・水浴び

2020.05.19.Tue
2020年5月17日

1ヵ月ぶりの新木場(東京都江東区)です。

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海辺の土手をオオキンケイギク(北アメリカ原産・特定外来種)が
彩っています。




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4月は冬鳥が残っていましたが北の繁殖地に帰りました。今回は
旅鳥のチュウシャクシギとキョウジョシギ、そしてキアシシギが
加わり、夏鳥のコアジサシも観ることが出来ました。




先月は飛翔する60羽以上のチュウシャクシギ(中杓鴫・旅鳥)を
見ましたが、今月はどうでしょうか。

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漁師さんの舟が近づくと20羽程のチュウシャクシギの群れが驚いて
一斉に飛び出しました。




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やや離れた所へ移動しました。




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チュウシャクシギとキョウジョシギの群れは付かず離れず、穏やかに
過ごしている様子です。



                *



この中継地は食べ物が豊富なようです。

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キョウジョシギ(京女鴫・旅鳥)は岩に付いたフジツボがお好みです。
調べるとフジツボはエビやカニと同じグループに含まれる甲殻類です。




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チュウシャクシギがカニを捕まえた瞬間!逃げられました。




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しかし続けざまに捕まえると・・・。




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カニを何度か落としては、足を取り除いています。




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これを傍らのキョウジョシギが覗き込んでいました。




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そして遂にひと呑みです。




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こちらは、他でゆっくり食べるつもりでしょうか。




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カニを咥えて飛んで行く個体もいました。




キアシシギもイソシギもカニが大好きです。

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キアシシギ(黄足鴫・旅鳥)




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イソシギ(磯鴫・夏鳥/漂鳥)



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海ではカワウ(河鵜・留鳥/漂鳥)が魚を捕まえて吞み込みました。




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上空ではコアジサシ(小鯵刺・夏鳥)が小魚狙いでやって来ます。
ダイブして捕獲するシーンは、遠方のため撮れず仕舞いでした。



                *



どのシギも片足立ちで昼寝中ですが・・・。

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このチュウシャクシギはペッタリと座っています。




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キョウジョシギのペアも座り込んで寝ていました。




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中にはまだ餌を探して飛び回るキョウジョシギもいます。
手前は昼寝中のキアシシギです。
それぞれ個体には理由があって、旅には疲れの差が多少
あるかもしれません。



                *



鳥は健康維持のために水浴びが欠かせません。羽に付いた
汚れや寄生虫を落とします。

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キョウジョシギの1羽が丹念に水浴びを始めました。




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1羽が終わると、傍らの2羽が始めます。




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                *



旅鳥の長旅は容易ではありません。ひとまず辿り着いた中継地での
彼らの日常の一端を観察することが出来ました。充分な休養と栄養
を摂り、これからも旅の苦難を乗り越え、繁殖地の北極圏に到達し
てほしいと切に思います。


最後までご覧下さり有難うございました。

柳沢峠  5月中旬

2020.05.14.Thu
2020年5月12日

今季初めての柳沢峠です。新緑が眩しい青梅街道の山岳地帯に入って
から、ひた走ること約50km。右に左にハンドルを切りながら大小
28ヵ所のトンネルを抜けて辿り着きました。(山梨県甲府市)

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標高1,472mの柳沢峠から望む雪解富士です。




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                *



青梅街道最高地点の柳沢峠はまだ早春の趣でした。

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林道は冬木もあれば芽吹きもあり、さみどりの木々も目にします。
そして、ひときわ目を引くのは、そこここの山桜です。




早春の蝶ミヤマセセリ。(小型)

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証拠写真で残念ですが、柳沢峠でやっと初見・初撮りが叶いました。
幼虫のまま越冬し、成虫は年に一回早春に見られます。スプリング
エフェメラル(春の儚い命)・・・春の妖精ミヤマセセリです。



                *



林道で耳にする鳥たちの囀りは今ひとつで、昨春のような賑やかさは
ありません。

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そんな中、沢沿いで元気に囀るキビタキ♂と出合いました。(夏鳥)




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お気に入りの枝らしく、離れては舞い戻って来ます。




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昨年、2度目(6/4)に訪れた時は、此の辺りの樹洞で抱卵中の
キビタキ♀を観察しました。



                *



ポイントでは昨春のような種類と頻繁さはありませんが、クロジ
ソウシチョウ、コガラが姿を見せてくれました。

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クロジ(漂鳥)




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つづいて登場のソウシチョウ。「籠脱け鳥」の外来種です。(留鳥)




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鮮やかな色彩です。




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ペアのソウシチョウ。




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ソウシチョウは頻繫に囀っては、林道沿いを飛び回っています。
ガビチョウの声に似ていました。




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黒いベレー帽を被ったようなコガラ・・・カメラ目線です。




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ペアのコガラ。




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林道沿いではコガラもソウシチョウ同様、元気に囀っていました。




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コガラ「ピッピィーピー ピッピィーピー」(留鳥/漂鳥)




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ヒガラ「ツピン ツピン」(漂鳥/留鳥)




証拠写真のゴジュウカラです。

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下に向きながら幹を下りて来ました。
「フィーフィーフィ」(留鳥)



                *



<その他>

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林道の電線で休憩するミソサザイ。(留鳥/漂鳥)



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駐車場で囀るウグイス。(漂鳥/留鳥)



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スジグロシロチョウ



                *




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林道沿いでは昨秋の大型台風で崩落した箇所があり、ゲートの近くの
水場は土砂で埋まっていました。また、原因は定かではありませんが
笹薮(手前)が延々と枯れていました。昨春は笹薮からコルリやコマ
ドリが現れましたが、この日は囀りを一度耳にしただけでした。



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晩春の嶺公園

2020.05.02.Sat
2020年4月29日

先月(3/21)は初春の嶺公園(群馬県前橋市)でしたが、今回は
晩春に訪ねました。

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八重桜に彩られた嶺公園(標高300~380m)の、緩やかな
傾斜面から望む残雪の浅間山(標高2,568)です。



                *



此処では、お馴染みのカオジロガビチョウに先ず逢いに行きます。

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冬季は群れでぞろぞろ出て来ましたが、姿を見せたのはたったの
3羽で、普通のガビチョウも1羽です。繁殖期に入り、出払って
しまったのでしょうか。




カオジロガビチョウは落葉を引っくり返して食べ物を探しますが
偶然、糸蜻蛉を捕まえて呑み込むシーンがありました。

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カオジロガビチョウが捕食したのは、この近くにいる・・・

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翅が透明で、金緑色のニホンカワトンボ♀でしょうか。



                *



森林ではガビチョウ、シジュウカラ、ホオジロの囀りを耳にしますが
何故か鳥影は薄く、鳥見から公園散歩に切り替えました。

嶺公園の桜は、東京都心より1週間遅れの開花でした。

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その染井吉野も葉桜となり、実をつけていました。メジロが動き
回っています。




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園内の八重桜の大半は見頃を過ぎて花を散らしていますが、関山と
思われる晩春の八重桜は、色がさめても薔薇のような華やかな雰囲
気があります。




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八重桜と椿の先に見える池の水鳥は残らず北へ帰りました。




広々とした池には3羽のカイツブリのみです。

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カイツブリの周りに小さな羽虫が集団で飛び回っています。




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3羽はそれぞれ、この羽虫を捕食していました。



                *



林道は瑞々しい若葉に溢れています。

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点在する山つつじは見頃を迎えていました。




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餌を求めて飛び回るヤマガラ。




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あちこちで元気に囀るシジュウカラ。




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可愛らしい声に振り向けば、カワラヒワです。



                *



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下草の薄紫色は諸葛菜(オオアラセイトウ)で、これほどの群落は
初めて見ました。




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林の中のあちこちで蝮草(マムシグサ)が咲き始めました。
背景は諸葛菜です。




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スミレ(左)とマルバスミレ(右)。数種類の可憐な野の菫が
目につきました。




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色々な蝶が飛び交ってますが、普段はあまり見かけない中型の
ウスバシロチョウ(薄羽白蝶)に出合いました。




滑空するように飛翔し・・・蒲公英にきては吸蜜します。

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よく見ると細かな黄色の体毛があります。茨城県では絶滅
危惧種の指定を受けている貴重な蝶です。



                *



三密を避けて赤城山麓の嶺公園まで遠征しました。片栗や染井吉野
そして水芭蕉の時季は行楽客も多いのでしょうが、閑散としていま
した。散歩する方は広い森林の中でもマスクを付けています。新型
コロナウイルスの関心が高いので、県外ナンバーの車の私共は地元
の方々との接触を避け、今回はコンビニにも立ち寄りませんでした。



最後までご覧下さり有難うございました。