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アリスイ&キクイタダキ

2020.03.27.Fri
2020年3月25日

水元公園(東京都葛飾区)では染井吉野が見頃で、鳥見がてらの
お花見を楽しんできました。

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水元大橋




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対岸の桜並木は三郷公園(埼玉県・三郷市)です。小合溜に陣を
張った大群のホシハジロは北へ旅立ったようです。それでもまだ
ホシハジロを含めヒドリガモ、キンクロハジロ等が見られます。




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                *



今日は残り少ないキクイタダキとの日々を惜しんで、ひたすら
専念しょうと思って家を出ました。

森へ急ぐ途中、朝一番に出くわしたのは、なんとアリスイです。

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初見ではありませんが、探しても粘っても、しっかり撮れた試しが
ない縁遠い鳥さんでした。




複雑な模様をしています。(雌雄同色・全長17-18㎝・モズより
小さい)

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アリスイ(蟻吸)は主に蟻を食べるので、和名の由来になっている
そうです。




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日本では北海道・東北の一部で夏鳥として繁殖し、冬鳥として
全国に渡来します。(漂鳥)



                *



今、森では単独のキクイタダキに出合います。混群ではないので
撮りやすいです。(漂鳥/留鳥)

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全長約10㎝、体重3-5gで日本では最小の鳥の一種です。




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頭頂に黄色の冠羽を載せ、なんとも愛らしいキクイタダキ
(菊戴)です。




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今回、黄色い冠羽が菊の花のようにぱっと開いた瞬間をキャッチ
出来ました。




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雄は黄色の内側に赤い斑がありますが証拠写真で残念です。実は
別の個体と接近した瞬間に見せた王冠でした。




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アケビの花に止まったキクイタダキ。



                *



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諦めていたミソサザイとやっと逢えました。昨年はよく出合い
ましたが、今冬は全体的に鳥の少ない年でした。(留鳥/漂鳥)




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ルリビタキも1個体のみで雄には逢えませんでした。(漂鳥)




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オオバン(前)とバン(後)。




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夏羽に移行中のバンです。(夏鳥/留鳥)




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白い尾を広げた光景は初見です。




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狸にカメラを向けた時は既に遅く、藪に入る寸前でした。
水元公園では狸に数回出合っていますが、いつも病気の
痛々しい姿でした。健康な個体に喜びも一入です。




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                *



鳥見では軽快に動けるコンデジで撮っていますが、キクイタダキだけ
は気合を入れて一眼レフで撮ります。今回は2度目の挑戦になります
が、キクイタダキのお蔭で重い一眼レフも苦にならなくなりました。


最後までご覧下さり有難うございました。
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山里の春

2020.03.23.Mon
2020年3月21日

一年振りに嶺公園(群馬県前橋市)を訪れました。赤城山麓南面の
標高350mほどにある公園です。

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群生する紫色のカタクリが見頃です。




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散歩に訪れた地元の方々が「やっと咲いたね」と話していました。




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春の訪れを告げる最初の花がカタクリのようです。



                *



10数羽の小鳥が舞い降りました。肉眼では識別出来ませんがズーム
アップするとアトリです。

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胸の羽毛が橙色です。(冬鳥)



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こちらは雌雄です。左の頭部は色が薄いので雌、右は雄で頭部が黒い
夏羽に換羽中です。




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日本に渡来する数は年によって違い、今冬は少ないようです。水元公園
で1羽観ましたが、此処では10数羽もいました。



                *



カケスが地面で木の実でも探している様子です。(漂鳥/留鳥)

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束の間の出合でしたが・・・何時も見逃すことが多いだけに漸く撮る
ことが出来ました。




湿地の枯草に紛れるペアのカシラダカが、出たり入ったりしながら
採餌に励んでいます。(冬鳥)

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周囲と同化して肉眼では気付きません。舞い降りた時がチャンスです。(雌)




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頭が換羽中の雄は尚更探しにくいです。




行けば必ず逢えるカオジロガビチョウのポイントがあります。

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カオジロガビチョウの個体数は多く、竹藪から頻繁に出てきます。
日本では1994年に此処の赤城山南西部で最初に確認され、以
後分布を広げた外来種だそうです。(留鳥)




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ガビチョウもペットとして輸入され、籠脱けによって野生化した
外来種です。(留鳥)




竹藪に営巣するカオジロガビチョウですが、此処を縄張りにする
ジョウビタキ♀が、四六時中近辺に現れました。(冬鳥)

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その他、出合った小鳥たちです。

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シロハラ(冬鳥)



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アオジ(漂鳥)



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ヤマガラ(留鳥/漂鳥)



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ヒヨドリ(留鳥/漂鳥)



                *



水芭蕉の時季はこれからです。

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それでも中には開花株がありました。




東京都心の染井吉野の開花宣言は14日で、最も早い開花でした。

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嶺公園では朝方は蕾でしたが、4月並みの暖かさで開き始めました。
桜と水芭蕉が満開になる頃には、カタクリの花は退場します。



                *



山里に春が訪れました。闌まで彩りに満ち溢れることでしょう。
冬鳥たちは北半球の繁殖地へ向けて長旅の準備に励んでいます。
栄養を充分に摂って無事に帰ってほしいですね。


最後までご覧下さり有難うございました。

ヒレンジャク&カワセミ

2020.03.17.Tue
2020年3月15日

今年はレンジャクの当たり年ですが、タイミングを外してまだ出合って
いません。そんな折、一年振りに訪れた埼玉県熊谷市の荒川河川敷です。
ウグイスの美しい囀りに迎えられました。

林では多くのカメラマンを見かけました。小群のヒレンジャクが飛来
しているそうです。期せずしてチャンス到来です!

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あちこち飛び回っているので、ひとまず一ヵ所で観察することに
しました。




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好物のヤブランの実を採食した後、樹の股に溜まった雨水を飲みに
代わる代わるやって来ます。

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「早くしろ」と言わんばかりに睨み付けました。




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飲み水となると争奪戦になるようです。




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ゆっくり飲む間もなく追い出されました。




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一旦は勝ち残りましたが・・・。




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次にやって来た個体に急き立てられます。




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飲み水をめぐるバトルは日常の光景でしょうか。




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3羽でやって来たヒレンジャクです。

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今にも小競り合いが始まりそうでしたが・・・。




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免れたようです。
一時、猛禽が通過すると一斉に身を潜め、暫く現れませんでした。




ヒレンジャクの観察中、もう一ヵ所の水飲み場が見えました。
やや遠くなりますが、こちらは樹の洞に溜まった雨水を飲み
にやって来ました。

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                ***



池ではカワセミの独り舞台です。(留鳥)

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容易にゲットしたものの、大物なので無理かと思いきや・・・。




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枝に何度も叩きつけ、難儀した末に頭から丸呑みしました。



                *



先日は秋ヶ瀬公園で巣材の苔を集めるエナガのペアを観ましたが
此処では数羽の群れが元気に飛び回っています。(留鳥/漂鳥)

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幼虫を捕食しました。



                *



過去に一度だけ里見公園でヒレンジャクを撮りました。それは束の間
の出合でした。今回は主に一ヵ所で観察しましたが、林の其処此処で
数羽の群れを見かけました。さらに20羽ほどの群れも飛来しました。
思いがけずヒレンジャクを観察出来、今季一番の喜びでした。


最後までご覧下さり有難うございました。[全文表示]

オオカラモズ&キクイタダキ

2020.03.13.Fri
2020年3月11日

このところ天候不順で、数日の周期で天気が変化しています。雨の翌日
久々に晴れたので「見沼田んぼ」のオオカラモズを観察して来ました。

到着すると既に100人ほどのカメラマンです。(さいたま市見沼区)

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ブロ友さんが田んぼの位置を詳しく教えて下さったお蔭で
オオカラモズの初見・初撮りが叶いました。




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予報通りの強風で、オオカラモズも枯木の中に入っています。
そのためカメラを向けても枝被りで、全身を見せるまで待ち
ました。




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いざ狩りとなると強風に煽られてこの態勢です。




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遂に獲物を仕留めました。




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このカエル、1分で平らげました。




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食後、食べかすが付いた嘴などを拭っているかのようです。




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時には田んぼに降り、枯草に身を潜めて獲物を狙います。




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タカのようなカギ型の嘴で、何やら鳴いています。




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野鳥図鑑には「初列風切および次列風切の基部と次列風切および
三列風切の先端が白く、静止時に2つの白斑となって見える」と
あります。




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頭上、背、腰は灰色で、過眼線は黒く、雌雄同色です。全長30-
31cm。モズより大きいです。東南アジアなどで越冬する冬鳥
で繁殖地は中国ですが、日本には迷鳥として渡来しました。栄養
を充分に蓄え、無事に中国へ渡ってほしいものです。



               ***



次に秋ヶ瀬公園へ移動しました。昨秋の台風19号では水没したと
聞いていたので、その後の様子が気掛かりでした。車は入れません
がテニスコート近くに駐車しました。

オオカラモズを観た後だけに視線はモズに注がれます。

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繁殖期のモズはペアで見かけますが、かなり近い距離で雌雄に
出合いました。




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雄は暫くして姿が見えなくなりましたが、雌は活発に狩りに
励んでいました。




秋ヶ瀬公園では毎年エナガの営巣が観られます。

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繁殖期に入り、巣材の苔を集めているエナガです。




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ペアで行動しています。



                *



帰りがけ、最後に姿を見せたのはキクイタダキです。それは
宿り木のレンジャクを待ちましたが逢えず、引き揚げる途中
でした。

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レンジャクのポイントから離れた宿り木に2,3羽の小鳥が
潜りこんでいました。全身が見えてくるとキクイタダキです。
証拠写真で残念ですが、何だか半信半疑でした。



                *



花粉を集めるミツバチたちが菜の花の土手を飛び交っています。

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風も止んで春本番のぽかぽか陽気になりました。小さな昆虫が
大きな花粉団子を抱えて励んでいる姿には感心しました。



最後までご覧下さり有難うございました。

水元公園  河津桜の頃

2020.03.08.Sun
2020年3月6日

約2週間ぶりの水元公園(東京都葛飾区)です。2月中は先ず2~3
番の観察窓に立ち寄りました。目的はベニマシコとオオタカでしたが
何故かオオタカ(幼鳥)とはタイミングが合いませんでした。

今月に入ってやっと出合うことが叶いました。4度目になります。

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数人の方がカメラを向けていました。この時、既に飛び出し3分前で
したが、どうにかオオタカ(幼鳥)を撮ることが出来ました。




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こちらを向いてくれました。(漂鳥/留鳥)




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                *



森ではキクイタダキ狙いの方々が散らばり、まだお出ましでは無い
ようです。そんな折、エナガの群れがやって来ました。

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何時もより距離が近いのでラッキーです。(留鳥/漂鳥)




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連写で何枚も撮り・・・ラッキーのはずが殆ど枝被りでした。




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エナガは真珠の粒が一列に並んだような昆虫の卵を啄んでいます。



                *



キクイタダキが芳しくないので一旦森を出ました。

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せせらぎ広場ではタヒバリを見かけました。警戒心が強いので距離を
置いています。(冬鳥)




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河津桜が見頃です。花の子房に穴を開けて蜜を吸うシジュウカラが
来ています。




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メジロは群れでやって来ました。(留鳥/漂鳥)




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結局キクイタダキとは逢えませんでした。


                *



小合溜の奥にはホシハジロとキンクロハジロが大群を成しています。
ヒドリガモは数十羽のグループごとに行動しています。

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あるグループはクロッカスの花壇に入って採食中でした。




群れのユリカモメですが、頻りと羽搏いています。(冬鳥)
2月中にはあまり目につかない光景でした。

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                *



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留守の多い「かわせみの里」ですが、水路には相変わらず姿を見せる
カワセミです。(留鳥)




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「かわせみの里」にあった立て看板です。



                *



この日キクイタダキを撮られた方がいらっしゃいました。ベテランの
方々は雄が狙いです。頭頂の黄色の羽にオレンジ色の冠羽があります。
エナガでは、顔の白い北海道のシマエナガに似たチバエナガが狙いだ
そうです。


最後までご覧下さり有難うございました。

久々の渡良瀬遊水地

2020.03.01.Sun
2020年2月28日

1年振りの渡良瀬遊水地です。昨年の台風19号( 10/12 日本上陸)
による記録的な大雨により渡良瀬遊水地が浸水し、訪れることが出来
なかったのでした。復旧まで関係者のご尽力は大変だったと思います。

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東谷中橋付近から眺めた谷中湖です。静かな湖面に水鳥の姿はなく
眺望の白富士のみが際立っていました。



                *



第1調節池の大沼には30羽ほどのヨシガモが集まっていますが
残念ながら逆光です。そんな折、地内水路で数羽と出合いました。

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婚活中でしょうか。2羽の雄が雌を追っています。




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雌が挟まれ、口説かれている様子です。暫く観察していましたが
期待のディスプレイ(求愛行動)は見られませんでした。




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こちらはカップル成立?



                *



第2調節池の「桜づつみ」で人工巣塔に帰宅するコウノトリ♂の
ひかる君を待っていると・・・。

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あまり待たされず再会することが出来ました。大木に見立てた塔
の巣には木の枝が組まれています。繁殖期を迎えて、ひかる君の
待望のお嫁さんはまだでしょうか。




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堤から下りての眺めです。遠方に雪を被った山々が連なっています。



                *



渡良瀬遊水地では何時もお世話になっているバーダーさんに、偶然
お目にかかることが出来ました。少し時間が経てからタゲリの情報
を頂き、タゲリのいる冬水田んぼをご案内下さいました。

車窓から撮るようにと教えて頂き、早速カメラを向けました。

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警戒心の強いタゲリなので、これまでは遠方からの撮影でした。
タゲリは車を気にしながらも逃げることはしません。




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田んぼを闊歩し・・・。




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嘴を深く突っ込んでの餌探しです。




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畔に上がることもあります。最初は1羽でしたが、ややあって
2羽が飛んできて加わりました。




タゲリは冬水田んぼで何を捕食するのでしょうか。証拠写真
にしても不十分ですが・・・。

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嘴の先にミミズらしきものが見えました。




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                *



最後に寄った第3調節池です。

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巴波川の土手を歩きましたが、カメラマンは離れ離れに数人でした。




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菜の花が咲き大舞台が整いました。コミミズクとハイイロチュウヒ♂
の登場が待たれます。



                *



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隅田川に架かる白髭橋を走行すると、東京スカイツリーが目に飛び込んで
きました。無事に帰った安堵感と、今日一日の充実感を覚える一瞬です。


最後までご覧下さり有難うございました。