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白化スズメ&タゲリ

2019.11.23.Sat
2019年11月21日

鳥友さんから白化のスズメとタゲリの情報を頂いて、翌朝現地を訪ね
ました。

遠方に丹沢の山々が望める神奈川県横浜市泉区の農地です。

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白化のスズメは萱にやって来るスズメの群れの中にいました。




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スズメの群れの一部ですが、数10羽の集団が各々行動している
ようです。




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待つこと30分、10時過ぎに白化スズメがいる群れが現れました。
しかし萱に入ったものの、ほんの1分程度で移動してしまいました。




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群れではひと際目立つ存在です。純白ではないものの、淡いオレンジ色
や薄墨色が入っていて可愛いです。




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メラニンに係る遺伝子疾患がある個体だそうです。群れはあっけなく
移動したのでその後1時間ほど待ちましたが、午後からタゲリを観察
したいので引き揚げました。




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この辺りではよく猛禽が飛ぶそうです。見上げていると案の定現れ
ました。肉眼では気付かない距離ですが、止まったところでズーム
アップするとチョウゲンボウでした。(冬鳥・ハト大)



                *



次に神奈川県平塚市北豊田へ向かいました。

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田園から望む冠雪の富士山です。12時半頃の撮影ですが、朝の
富士山はくっきりと照り輝いていたそうです。




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此処でも遠方にチョウゲンボウが現れて止まりました。




地元で観察している方によると、午前中はタゲリのポイントに現れ
なかったそうです。数人のバーダーさんとご一緒に20分ほど探し
て見つけることが出来ました。

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農家では里芋の収穫時期です。隣の畑では収穫に勤しんでいました。
タゲリは掘り起こした畑のミミズ等を捕食するそうです。




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頭部の後ろの長い冠羽と光沢のある緑色の羽毛が素敵です。




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8羽のグループがいて、20分余り観察することが出来ました。




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嘴の付け根まで差し込んで餌を探すので、泥がくっついています。




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食後に羽繕いをする個体。




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或いはストレッチ。




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片足立ちで休憩タイムの個体など、さまざまに寛いでいました。



               ***



まだ時間があるので宮ヶ瀬湖畔の早戸川林道(神奈川県愛甲郡)へ
寄りました。

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早戸川林道から眺める紅葉の早戸川橋。何時もの水の色では
ありません。




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林道に敷き詰める落葉。




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台風の爪痕が残る林道。




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金沢橋の湖面は乳白色に一変し、流木が浮いています。こんな状況下で
ヤマセミが元気な声で飛んでいたのには驚きました。




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アオサギが流木に乗って魚を狙っているのでしょうか。




1時間の探索でしたが森閑とした林道に、残る秋の虫の弱々しい
声を耳にしました。

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林道に鳥影はありませんが、横切ったジョウビタキ♂が一瞬止まった
のでカメラを向けました。(冬鳥)

帰りがけにルリビタキの声を聴くことが出来ました。擦れ違ったバー
ダーさんは僅か3人でした。




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鳥友さんからの詳しい位置情報と状況説明のお陰で、珍しい白化スズメ
と群れのタゲリを観察することが出来たことを心より感謝いたします。


最後までご覧下さり有難うございました。

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房総風土記の丘~坂田ヶ池~北印旛沼

2019.11.17.Sun
2019年11月15日

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房総風土記の丘を散策すると、茅葺き屋根の民家の紅葉が目に留まり
ました。黄色から朱色へと紅葉する美しいトウカエデが、いま見頃を
迎えています。




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今季初見のツグミです。数羽の群れが高木の梢から梢へと移動し
ていました。このあと訪ねた北印旛沼では10羽以上の群れが遊
歩道沿いを飛び交っていました。




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駐車場から見える柿の木のツグミは単独で、次々にやって来る鳥
にお構いなく羽を休めていました。遠慮気味だったメジロも安心
して熟柿を啄んでいます。




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ヤマガラも甘い熟柿には目がないとは意外でした。




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エナガの群れが飛び交っています。葉の裏の小さな昆虫やその卵などを
捕食するそうです。




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体長14cmに対して尾の長さは半分です。初めてエナガに出合った時
は、こんなに小さな鳥が自然界にいるとは!と感動したものでした。




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ジョウビタキ♀




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高木の天辺で元気にさえずるホオジロ♂。




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散策中にスズメバチの巣を見つけました。空き家と思いきや・・・
頻繁ではありませんがハチの出入りがあったので急遽退却です。




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隣接する坂田ヶ池には冬鳥のカモ類が勢ぞろいです。



               ***



午後から北印旛沼へ向かいました。

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カモ類の大群はまだ見られませんがヨシガモ、キンクロハジロ、コガモ
オナガガモ、ホシハジロ、マガモ、ハシビロガモ、そして冬鳥のカンム
リカイツブリが渡来しています。他に留鳥のカルガモ、コサギ、カワウ
アオサギ等で賑わっています。




 なかでも他では見られない多数のヨシガモを観ることが出来ます。

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繁殖羽に換羽中ですが、これから美しく変身します。




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日本の固有種のセグロセキレイです。この個体は頻繁にさえずって
いました。



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双眼鏡で見渡すと猛禽のミサゴが杭に止まっています。周囲には多くの
カモ類が寛いでいます。猛禽のオオタカが現れるとカモ類は一斉に飛び
立ちますが、主に魚を食べるミサゴには驚きません。




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カンムリカイツブリ




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夕方、カンタ君がお気に入りの船から降りて散歩に出かけました。




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モモイロペリカン(体長160cm、翼開帳280cm)は、オオハク
チョウ(140cm、250cm)より大きいです。



                *



小春日和に恵まれて房総風土記の丘、坂田ヶ池、そして北印旛沼を
巡って来ました。お馴染みの鳥ばかりでしたが、生気溢れる彼等の
姿を見るにつけ元気付けられる思いでした。


最後までご覧下さり有難うございました。

アカゲラ、キクイタダキ&アメリカヒドリ、トモエガモ

2019.11.12.Tue
2019年11月10日

前回(9/30)水元公園(東京都葛飾区)を訪れた時、冬の鴨類は
見られませんでしたが今回はかなりの数が入っていました。

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大半はヒドリガモとホシハジロですが、マガモやハシビロガモも若干
見られます。他にカンムリカイツブリや多数のユリカモメ等の冬鳥で
賑わっています。




森では、まずアカゲラの巣穴を覗き、その周辺を見渡しましたが姿は
ありません。今朝6時半に来た方によると、既に塒から出ていたそう
です。何処へ行ったやら探しあぐねていると、午後になって不意に現
れました。



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キクイタダキを撮っていた方々が一斉に中断し、カメラをアカゲラに
向けました。




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枝に止まっていたのは、数十秒だと思います。



                *



課題のキクイタダキは相変わらず遠く、動きが早くて追いつけません。

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やっと全身を捉えたものの頭部の黄色い頂きまでは、なかなか撮れ
ません。




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一枚だけそれらしき画像があったのでトリミングしました。




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                *



午前中に5番観察窓を覗いてオオタカを撮ったものの、靄って暈けて
いました。オオタカは午後には移動し、見つけた時は飛び出す寸前で
したが撮ることが出来ました。




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オオタカ(成鳥)




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カワセミ



                *



第2観察窓にオシドリがいるとの情報をお聞きし、急きょ向かいまし
たが、森から30分かかりました。

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泳いでいたオシドリは昼寝中で、よく見える第3観察窓からカメラを
向けましたが逆光で思うように撮れません。一瞬3羽同時に目を開け
た ところでシャッターを切りました。




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同じ枝にやや離れて、もう1羽の雌がいました。(雄1羽、雌3羽)



               ***



オシドリを観察中、今度はじゅん菜池(千葉県市川市)のトモエガモの
情報を頂きました。日の入り(16.38)40分前に到着して、運よく
間に合いました。

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水面に周囲の樹林が映り込み、トモエガモ♂の動きに独特な波紋を織り
なしています。




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成鳥の繁殖羽は長い肩羽が脇にかかるほど伸びていますが・・・。
繁殖羽に換羽中?




トモエガモの羽繕いの様子を観察していると、一瞬翼を広げました。

DSCN0257s.jpg  DSCN0263s_20191112221038340.jpg
 
正面は白く、翼を閉じる瞬間にチラッと羽の色が見えた程度です。



                *



じゅん菜池にはアメリカヒドリも入っていました。

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眠っていますが・・・。




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時々薄目をします。




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少し目を放している間に何を思ったのか対岸に行き、しばし水から
上がった姿も見受けました。




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上がヒドリガモ♂で、下がアメリカヒドリ♂です。




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右♂はヒドリガモとアメリカヒドリの交雑種です。左の雌とはラブ
ラブの様子でした。



                *



今日の鳥見はキクイタダキとアカゲラに出合えたら、と思って出かけ
ましたが現場でその都度情報を頂戴し、期せずしてオシドリ、トモエ
ガモ、アメリカヒドリも観察することが出来ました。水元公園の地元
の方々に深く感謝いたします。


最後までご覧下さり有難うございました。[全文表示]
 
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手ごわいお菊さん

2019.11.08.Fri
2019年11月6日

前回(11/2)、葛西臨海公園に初めてキクイタダキが入り、園内に
いたにも関わらずタイミングを逸してしまいました。そこで今日は出
合えるか否か・・・ひとまず出かけてみることにしました。

まず、シジュウカラの混群を見つけることが先決なので、彼等の声を
頼りに丁寧に見て回りました。午前中は棒に振り、ベンチでおにぎり
を頬張りながら午後も駄目かもしれない・・・と諦めの気分でしたが
昼食後間もなく彼等を見つけることが出来ました。

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シジュウカラの全長はスズメと同大の14.5cm、メジロが12cm
キクイタダキは10cmと小さく、最小の鳥の一種です。(留鳥/漂鳥)




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群れが飛び交う中、極小の動きのみを追い続けながら連写しました。
コンデジなのでズームアップした途端逃げられましたが、一先ず証拠
写真の今季初見・初撮りが叶いました。



                *



上の池の観察窓を覗くと・・・。

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樹林にノスリが来ていました。(留鳥/漂鳥)




遊歩道で探索中、シロハラが落葉の下から幼虫を捕まえました。(冬鳥)

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何度か地面に落として咥え直します。




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やっと呑み込みました。




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しかし捕食は意外と早く、数十秒で藪の中へ消えて行きました。




こちらはアオジのペアです。(冬鳥/旅鳥)

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右側は嘴の付け根から目にかけて黒いので雄です。




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顔を上げた左側は雌で、目の周りは黒くありません。




最後に擬岩の観察窓に寄ると、アオアシシギが4羽来ていました。

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忙しく動き回っているものの、なかなか餌にありつけません。(旅鳥)
そのうち諦めたようで、水門の方へ飛び去りました。




水門付近ではカワセミが杭に止まって小魚を狙っている様子です。

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よく見ると遠くに、移動した4羽のアオアシシギが目に留まりました。

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水面に夕日が映える中、採餌に励んでいます。




何か手応えがあったようです。

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漸く餌にありつけました。



                *



頭頂部に黄色い小菊を載せたような冠羽があるため、菊を戴くという
意味から「菊戴」と命名されたそうです。キクイタダキは手強くて敬
遠しがちですが、今後は出来るだけ撮るように心掛けたいと思います。



最後までご覧下さり有難うございました。

次々に渡来する冬鳥

2019.11.04.Mon

2019年11月2日

冬鳥が次々に入っているという情報を耳にして、葛西臨海公園に訪れ
ました。

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屋台船にユリカモメが70羽以上群がっています。群れのユリカモメ
を見たのは今季初めてです。(冬鳥)




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東西なぎさ間の水路では、ハジロカイツブリが小魚を捕食するために
立て続けに潜水していました。(冬鳥)




沖にはスズガモ(1000羽)をはじめ、多くの鴨類とカンムリカイ
ツブリが渡来しました。その中、双眼鏡で識別出来る距離に10羽前
後の鴨の群れが点在しています。

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3羽のカンムリカイツブリを発見!(冬鳥)




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ズームアップして間もなく飛び出しました。




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水面をピョンピョン蹴って滑走。



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飛び出しから滑走、そして飛び立つまで何と!1秒の早業でした。



                *



猛禽では悠然と滑空するチョウゲンボウ(冬鳥)と、ハヤブサがカラス
と空中戦をする様子を観ました。

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こちらは、上の池の杭で休息するオオタカ(若)です。




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飛び出しの態勢をして樹林へ飛んで行きましたが、杭に止まったのは
僅かな間でした。



               ***


園内でジョウビタキの「ヒッヒッ」という甲高い声をよく耳にします。
鳴き声につられ、こちらもよく動いてカメラを向けました。

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ジョウビタキ♂(冬鳥、全長15cm)



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休息の4分間に見せたストレッチです。




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近辺にもう1羽の雄がいます。

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以上2羽の雄の他に1羽の雌がいて、三つ巴の縄張り合戦をくり広げ
ていました。

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ジョウビタキの雌は雄より強いと言われていますが、果たして縄張り
を確保するのはどの個体でしょうか。



                *



モズ♀も鋭い声で「キィーキィー」と高鳴きの縄張り宣言です。

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ジョウビタキ同様に雌雄別々に縄張りを作ります。




メジロは混群のシジュウカラに混じり、他に同種の群れも見られました。
(留鳥/漂鳥、全長12cm。14.5cmのスズメより小さい)

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非繁殖期は山地から平地に移動しますが、園内に多数飛来しています。




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白いアイリングですが、この縁取りは短い羽毛だそうです。


(探索中、キクイタダキが入ったと聞いて駆け付けましたが移動した
 後でした。今回は残念でしたが、これからが楽しみです)


気象庁は秋を9~11月の3ヵ月と定めていますが、暦の上では立冬
(11/8)間近です。実際の季節と暦上の季節にはずれがありますが
暦を意識して暮らしていると、僅かな季節の変化に気付かされること
があります。朝晩の冷え込みや日暮れの早さを感じる今日この頃です
が、立冬は冬に入る季節の折り目を感じさせてくれます。



最後までご覧下さり有難うございました。