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コアジサシ(検見川の浜)

2019.07.22.Mon
2019年7月20日

鳥友さんのお勧めで「検見川の浜」(千葉市)のコアジサシを観て
来ました。東京湾に面する海岸です。

コアジサシの白い部分が見え隠れするので、ズームアップすると
傍らに雛がいました。

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繁殖のために日本に渡って来た夏鳥です。




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親はダイビングして小魚を捕まえ、雛に与えます。
咥えているのはカタクチイワシでしょうか。




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一面の砂礫と草の中、小さなコアジサシの親子を見つけるのは
容易ではありません。給餌に舞い降りたところを見定めてカメ
ラを向けました。




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降りたのは営巣地の真ん中で、この親子は遠くて肉眼では見え
ません。ひとまず2ヵ所で親子を確認しました。




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巣立った雛を連れ、コアジサシの一家が浜辺にやって来ました。




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親は頻りに鳴き声を上げています。




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コアジサシ(全長24cm ヒヨドリ大 翼開長53cm)。




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幼鳥。




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波打ち際で飛び回る幼鳥。




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浜辺にウミネコが降りた途端、コアジサシは移動してしまいました。



               ***



帰り道、若松の交差点に差し掛かると、谷津干潟を素通りするわけ
にいかず、覗いてみることにしました。(千葉県習志野市)




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折よく干潮だったので、舞い降りた干潟の水鳥を探しました。




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3羽のキアシシギです。早くも秋の渡りの始まりです。(今季初見)




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北半球で繁殖を終え、南で越冬する渡りの途中、日本に立ち寄り
ました。(旅鳥)




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カメラ目線の2羽ですが、左がひょうきんです。




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片足で休息したり、アオサの上で食べ物を探したりしています。



                *



キアシシギを観ていると、東側にカルガモ親子が泳いで行く様子が
目に留まりました。




何故か急ぎながら水路へ向かっています。

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母親に遅れまいと、全力でついて行く雛たちが愛らしいです。




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カルガモは6羽の雛を引き連れ、千鳥橋を潜りました。




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水路の先の方に行くと安心したのでしょうか、寛いでいました。



                *



梅雨空のなか前向きに出かけられるのは、夏鳥に逢える期待がある
からです。繁殖のために南半球から日本へ渡って来たお客さんです
が、往復の長旅を想わずにはいられません。コアジサシは千葉市の
鳥だそうです。全国的に数が減り、絶滅危惧種に指定されています。


最後までご覧下さり有難うございました。
 
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アマサギ(葛西臨海公園)

2019.07.19.Fri
2019年7月17日

梅雨が長引き、不安定な空模様を眺める日々です。久々に雨が上がり
近場の葛西臨海公園へ鳥見に出かけました。

ウォッチングセンター前に着くと、上の池にいた2羽のアマサギが
飛んで行ったところなので、観察窓へ急ぐようにと勧められました。
観察窓では採餌中の2羽へ、一斉にカメラを向けて待機中です。

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アマサギは生い茂る草にすっぽりと隠れてしまい、目が慣れるまでは
何処にいるのか見当もつきません。




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ほんの一部しかアマサギの動きが見えないので、草が被ってはいます
が、姿を捉えた瞬間は嬉しいものです。




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ようやく近くの木へ舞い上がりました。




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日本に飛来して繁殖します。(夏鳥/漂鳥)
頭から胸にかけてオレンジがかった黄色が鮮やかです。
今は繁殖期の夏羽ですが、冬羽は全身真っ白です。




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同色の美しい背の飾り羽。




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この後、2羽は隣の上の池へ飛んで行きました。




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               ***



アマサギを追って、居合わせた方々と上の池へ移動です。

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草地では隣り合って採餌しましたが、休憩では距離を置いています。
杭の上では、飽くことなく羽繕いを繰り返していました。




アマサギに変化がないので他に目をやると・・・。

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ヒヨドリが空中で昆虫を捕まえました。緑色の金属光沢は・・・。
コガネムシでしょうか。



                *



ツバメの親子が池を飛び回っています。水面に接触しながら水を飲む
シーンは見事ですが、撮れませんでした。

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羽を休めるツバメ。




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丁寧な羽繕いや、ストレッチ。




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池の奥では、ダイサギが葦の根元にやって来る小魚を狙っています。
カイツブリも見えます。




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双眼鏡で池の対岸を辿ると・・・ホシゴイ(証拠写真)がいました。



                *



帰りがけに海側の上の池を覗くと、更に新しい雛の誕生です!

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親の交代時に巣を見ると、今度は5羽でした。




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4羽は親のお腹に潜り込み、1羽はおんぶされています。



ヨシゴイとコムクドリを観に行きましたが、アマサギが入ったので急遽
変えました。ヨシゴイは海側から飛んで来てヨシ原に入るのを何度も見
かけました。コムクドリは群れで飛翔するシーンを撮った方がいました。


最後までご覧下さり有難うございました。

ホオジロカンムリヅル&その他

2019.07.12.Fri
2019年7月10日

以前から、ときたま話題になるホオジロカンムリヅルに逢って来ました。
この時季、長福寿寺(千葉県長生郡長南町)の周辺で観られるそうです。
朝7時に到着し、地元の方々にお訊きしながら、あちこちの田んぼを見
て回りました。

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初対面のT様宅の軒下でお茶の接待を受けていると、ホオジロカンムリ
ヅルが低空で飛翔しながら、長福寿寺辺りに舞い降りました。




現地に到着しても、必ず逢えるとは限りませんが、1時間半後に願いが
叶いました。

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この個体は飼育されていたホオジロカンムリヅルで、ひと昔(10年)
前に逃げ出したという「籠脱け」の外来種だそうです。食性は雑食で
昆虫や種子など。




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名前の由来になっている金色の冠羽が見事です。頬は白く、頸部の羽毛
は明るいグレーの美しい鶴です。




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生息はアフリカ大陸南部。全長1m。絶滅危惧種です。



                *



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長福寿寺の入口付近ではツバメが集まっていました。(夏鳥)




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巣立った雛と渡りの準備を始めたのでしょうか。右の燕尾服の成鳥と
比べて、左は尾が短い幼鳥です。




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                *



帰り、35km離れた長須賀(千葉県木更津市)のハス田を覗きました。

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朝は梅雨雲が切れ、日ざしが漏れることもありましたが、長須賀では
漠々たる梅雨空です。




そんな空模様に気分は沈みがちですが、子沢山のカルガモ親子に再会
出来て晴れやかな気分になりました。

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13羽の雛の全てが欠けることなく成長していました。天敵のカラス
から身を守るハス田やヨシ原に恵まれたせいでしょうか。他の数家族
のカルガモも元気でした。



                *



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セイタカシギの成鳥。(旅鳥/留鳥)




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ハス田から飛び出した幼鳥。




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ハス田を飛び回るセイタカシギ。




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カルガモと擦れ違うセイタカシギ親子。




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兄弟姉妹の幼鳥。




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幼鳥の中でも親離れの遅い個体でしょうか。




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親を見習ってストレッチに励んでいます。




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曇空で肝心の目が台無しですが、赤い光彩の1枚がありました。



                *



ハス田の復活で休耕田全域の干潟がなくなり、群れで見かけたコチドリ
とイカルチドリの姿はありません。                

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それでも僅かな干潟を探しあて、2羽のコチドリが舞い降りました。




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二手に分かれて採食です。



                *



毎年チュウサギの群れが飛来しますが、時期尚早のようです。

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餌を探すダイサギ。




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夏羽のバン。幼鳥はヨシ原に素早く隠れてしまい、撮り損ねました。




長須賀のハス田では、数々の夏蝶の吸水が見られます。

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アオスジアゲハ。



                *



初見のホオジロカンムリヅルと、子沢山のカルガモ親子に再会出来て
ラッキーでした。初対面のT様宅での、お茶の接待は有難かったです。
家主は、一人暮らしの93歳の女性です。ご趣味は季節の花を咲かせ
俳句と短歌を詠まれます。遠方のお孫さんからの贈り物の話には、目
を細めて喜ばれていました。


最後までご覧下さり有難うございました。

梅雨曇

2019.07.05.Fri
2019年7月3日

梅雨最中、曇り空を待って葛西臨海・海浜公園へ行って来ました。

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カイツブリの営巣は上の池に3ヵ所あり、観察し易いのは海側です。




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池の真ん中に、丸見えの巣が見えます。




只今、この巣の抱卵は今季3回目だそうです。

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雌雄交代で卵を抱きますが、丁度交代するところでした。
よく見ると、足はまさしく櫂のようです。




2番子の雛は2羽でしたが、1羽はカラスに遣られたそうです。

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抱卵を交代した親は休む間もなく、雛に餌の捕り方を教えていました。




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アララ・・・捕まった方も逃れようと必死です。




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獲物はエビのようです。




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呑み込むまで、2分ほど頑張りました。

カイツブリを観察しながらヨシゴイを待ちましたが、ホーホー♪と
声はすれども、姿を見ることは出来ませんでした。



                *



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ウォッチングセンターの屋上に上がると、ギョギョシ♪と竹の天辺で
オオヨシキリが思いのままに囀っています。(夏鳥)




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時々、羽繕いをしながら長々と鳴いていました。




下の池の擬岩観察窓を覗くと、数羽のコチドリが餌探しや羽繕いに
励んでいます。(夏鳥)

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羽繕いをしながら痒い、かゆいと頻りに目のあたりを掻いています。




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黄色のアイリングが歪んでいました。




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ヨシ原に目を転じると、ダイサギが餌を捕まえました。




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距離があるので獲物は定かではありませんが・・・。




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喉を膨らまして呑み込みました。



               ***



次に渚橋を渡って葛西海浜公園へ移動しました。東西のなぎさ間は干潮
で、水路はカキ礁が露出しています。3羽のコサギが来ていました。

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先端から西を眺めると、東京ベイブリッジが梅雨空に霞んでいます。
東なぎさへ飛翔するカワウの群れと、3羽のカンムリカイツブリが目に
留まりました。




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冬場は数百羽のカンムリカイツブリを観察出来ますが、夏場に残る個体
もいます。(冬鳥)




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少数のカンムリカイツブリは、なぎさ間でよく見かけます。今回は
遠方とは言え、初見のシーンがあったのでシャッターを切りました。




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コガモのディスプレイ(求愛行動)に似ているのでカメラを構えると
再び同じ行動を繰り返しました。




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居残った1羽のスズガモ♀(鈴鴨 冬鳥)が、カンムリカイツブリの
近くまで寄って来ました。

残り鴨を「残りしか残されゐしか春の鴨  岡本眸」と詠まれた句が
ありますが、残った水鳥に出合うたびに心に浮かぶ一句です。


                *


梅雨最中は鳥枯れですが、この時季ならではの観察もありました。
最後までご覧下さり有難うございました。