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思いがけない展開

2018.01.31.Wed
2018年1月30日

国道246号線の海老名付近で車窓から撮った一枚です。連なる山は丹沢
山地の峰々でしょうか。東京から一路神奈川県平塚市へ向かっています。

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                *


目的は平塚市の田んぼのアカガシラサギですが、2日前から姿を見せ
ないそうで、集まったカメラマンは徐々に引き揚げて行きました。

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折角来たので冬田を散策していると、野焼きを終えた一枚の田んぼに
タゲリを見つけました。




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予報が外れ曇り空ですが、期せずして出合えたのはラッキーでした。




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地中から小さな虫を捕まえましたが、嘴に絡みついています。




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野焼き後に耕した田んぼは土中の虫を捕食し易いのでしょう。タゲリの
他にツグミやタヒバリも来ていました。




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                *



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水路を覗くとイソシギが尾を上下させながら食べ物を探しています。




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田んぼの近くを流れる鈴川にカイツブリ、カワセミ、コガモ、オオバン
ダイサギ、カルガモが来ていました。自然豊かな里山です。




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田んぼから富士山の形をした大山(神奈川県伊勢原市・秦野市・厚木市
の境にある標高1.252m)が望めます。




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                ***



この田んぼで出会った地元平塚の方が、アカガシラサギが撮れなかった
思いを察して、近辺の野鳥情報を教えて下さいました。まずは此処から
歩いてでも行けるという「花菜ガーデン」です。

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園内から望む大山。山の表情が変わってきました。




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人気のトラフズクには多くのカメラマンが訪れていました。




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爆睡中でしょうか近づいても大丈夫です。時には目を開けるそうですが
時間がないので諦めました。




ガーデンを出る途中に出合った鳥です。

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カワラヒワ




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モズ♀



               ***


次に教えて頂いたのは、厚木市七沢にある池に昨年から来ている
トモエガモ♂です。他のカモ類に一羽だけ混じっているので寝て
いる時は識別しにくいとのことでした。

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一羽一羽丹念に見て回ると、池の端で昼寝中のトモエガモでしたが
暫くしてお目覚めです。初見・初撮りが叶いました。



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カルガモ、マガモ、コガモたちに混ざって池の中を活発に泳ぎ
回っています。




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対岸に行ってストレッチや毛繕いをしていました。




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トモエガモの様子を見ていると、対岸ではカワセミが狩りをし、ツグミ
が水を飲みにやって来ました。




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猛禽の飛翔も見ず穏やかな野鳥の楽園に思えますが、彼らは空を仰いで
警戒を怠りません。




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コガモ♂




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午後3時を過ぎると流石に撮りにくくなります。次回はゆっくりと平塚
そして厚木に訪れたいと思います。アカガシラサギの詳しい位置情報は
知人から、トラフズクとトモエガモは現地で出会ったバーダーさんから
教えて頂きました。一期一会のご縁も鳥見ならではでした。

予報では晴れでしたが曇りがちの一日で、平塚の田んぼと花菜ガーデン
では小雪がちらつきました。通りすがりの人が「どうりで寒いと思った
・・・」と呟いていました。小雪が花びらのように舞う風花は趣があり
冬の鳥見の愉しみでもあります。



最後までご覧下さり有り難うございました。   [全文表示]
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雪景色&野鳥

2018.01.29.Mon
2018年1月27日

渡良瀬遊水地(栃木県藤岡町)の雪景色と野鳥たちの様子を見に行き
ました。

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北エントランスから入ると広大なアシ原が広がっています。チュウヒと
ハイイロチュウヒの塒入りでは人気の撮影スポットです。




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谷中湖は水を抜き湖底を乾燥させる「干し上げ」のために水位を徐々に
下げています。





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水鳥の数は減りましたが、鳥が見つけ易くなりました。




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渡良瀬遊水地のタゲリは野焼き後に数十羽の群れを見て以来のことです。




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隣に居合せた方が双眼鏡を貸して下さったので、折よく見付けることが
出来ました。肉眼では識別不明でしたが双眼鏡を覗いた後は、豆粒大で
もその動きでタゲリと分かりました。




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タゲリは見付けてから2分ほどで飛び去って行きました。




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枯草にはタヒバリが来ています。




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地内水路のツルシギは3羽で動いていましたが、谷中湖には1羽の姿
しかありません。




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遠方の2羽の水鳥をズームアップすると雌のミコアイサでした。




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雄の姿は全く見当たらず、やはり水位が下がったためでしょうか。



               ***



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広場は一面の新雪です。




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近くにアオサギが佇んでいましたが、人の気配を察して直ぐに飛び
去って行きました。




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雪が降った草地では遠方の小鳥たちが採食に励んでいます。その様子を
適当に撮っていると、カワラヒワの群れにアトリが混ざっていました。




次にアシ原に隠れている鳥にカメラを向けましたが、この時点では識別
は出来ず、パソコンの画像を見てベニマシコと分かりました。

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近くにアキニレがあるので、地面に落ちた実を食べています。この日
はベニマシコには出合えなかったので、証拠写真でも嬉しいものです。




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シメはよく見かけますが、地上に降りて採食しているシーンは今季初め
てです。地上に落ち尽くしたアキニレの実をシメも食べていました。




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               ***



谷中村役場跡ではスズメ、ホオジロ、ツグミを数多く見かけます。

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群れのホオジロ



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ツグミ



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ホオジロ



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モズ♀



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洞の中には風が運んだ草木の実があるらしく
シジュウカラが見つけて採食していました。



                ***



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必ず立ち寄る地内水路ですが何時ものタシギが同じ場所に来ていました。
群れも時には見かけますが、この子に親しみを込めてウリボウと呼んで
います。






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最後までご覧下さり有り難うございました。

野鳥たちの食事風景

2018.01.13.Sat
2018年1月11日

「里見公園」と「じゅん菜池」(千葉県市川市)は1キロほど離れて
います。散歩やバードウォッチングには共に最適な広さで、鳥見では
両方を観る楽しさがあります。

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里見公園でキセキレイに出合いました。山野の鳥ですがほとんど水辺
で観ることが多いので意外でした。




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人を恐れず、餌探しに悠然と闊歩しています。




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嘴に巻き付く幼虫。




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一瞬で呑み込みました。




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ウグイスの地鳴きの「ジャッジャッ」を耳にしましたが、まさかこんな
目の前にひょっこり現れるとはラッキーです。




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ルリビタキのポイントは少し移動していました。




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青い羽が綺麗な雄ですが、以前に飛来した個体と同じでしょうか。




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冬の里見公園では必ず見かけるシロハラです。




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幼虫を捕食しました。



               ***




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じゅん菜池の冬は多くのカモが越冬します。近くで観察出来る池
なので、初心の頃は此処でカモの種類を覚えたものです。




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カイツブリが何かを捕まえました。




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池には小魚が豊富です。




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じゅん菜池ではカワセミが繁殖しています。現在は4羽がそれぞれの
縄張りを守っています。




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飛ぶ宝石と呼ばれていますが、池を飛ぶカワセミの翡翠色は
美しくて、必ず目にすることが出来ます。




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目で追うと、お気に入りの場所で羽を休めます。暫くすると再び
狩りが始まります。




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あっという間に呑み込んでしまいました。




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マンホールに嘴を突っ込んでいるのはツグミです。




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蚊を狙っているらしく、ジョウビタキやムクドリもやって来ます。




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周囲を常に警戒しています。




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シジュウカラはメジロ、ヤマガラ、エナガの混群で見かけます。
彼らは忙しそうに飛び回っています。




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じゅん菜池でユリカモメを見かけると冬到来の実感を覚えます。塒は
東京湾ですが江戸川が近いので、その一部が来るのでしょうか。数羽
から数十羽の飛来に静かな池が突然騒がしくなります。




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ヒドリガモが池の落葉を食べていると、ユリカモメが落葉と知ってか
しらでか、横取りします。




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落葉を咥えて逃げるヒドリガモ。




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この様子に他のユリカモメまで加わりました。古典に由来する情緒ある
隅田川の都鳥は、実は盗賊の一面もあるユリカモメでした。




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          数輪の寒梅がほころび始めました。



北半球の高緯度な寒帯から越冬のために日本に渡って来る冬鳥たちに
逢ってきました。じゅん菜池には毎年来ていた目に白いリングのある
ヒドリガモ嬢の姿はいまだに見えません。訪れる方々は口々に残念な
様子でした。生きとし生けるものの命を思うと、渡って来た冬鳥たち
が愛おしくなりました。


最後までご覧下さり有り難うございました。

やっと逢えた田園の貴公子

2018.01.07.Sun
2018年1月5日

渡良瀬遊水地に近い小山市の「ふゆみずたんぼ」でタゲリと逢うことが
出来ました。

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タゲリの初見は渡良瀬遊水地の野焼きが行われた後でした。以来出合う
ことはなかったのですが、夫が昨年12月上旬に湿地帯で群れのタゲリ
を動画で撮りました。現地では別行動なので私はチャンスを逸しました。




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その後、渡良瀬遊水地ではまずタゲリ探しから始めるのですが縁が訪れ
ません。そんな時に出合ったのが小山市のタゲリでした。




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舞台の上手から黒の長い冠羽を付けた貴公子の登場です。一日千秋の
思いで「待ってました!」と呟きました。




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初見・初撮りの時よりも近いので、嬉しくて夢中で撮りまくりました。




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後ろ姿です。




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こちらは冠羽が短いので若鳥でしょうか。




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田んぼの奥にもいます。




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一枚の田んぼに5羽の姿を確認しました。




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眼すれすれに顔を突っ込んでの餌探しです。




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正面顔です。




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タゲリはやはり横顔が素敵です。


小山市では収穫後の田んぼに水を張る「ふゆみずたんぼ」に取り組んで
いるそうです。微生物が活発になることで農薬や化学肥料を使わない稲
を育てるとともに、水鳥が生息出来る環境を作るのだそうです。
「ふゆみずたんぼ」にはコハクチョウが訪れたようですし、アオサギや
セキレイがいました。そして待望のタゲリまで飛来しました。



               ***



小山市のタゲリは「体験センターわたらせ」で情報を頂き、即駆けつけ
ました。それまでは第一調節池を散策しましたが、氷点下5度で全域に
氷が張ったために水鳥の姿は見かけず、雪を頂いた山を撮っていました。

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第一調節池の遊歩道からの日光白根山です。




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こちらは池内水路からの男体山。




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日光白根山。




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東谷中橋に移動して雪を頂いた遠方の日光白根山(左)と日光三山(右)
を眺めました。山岳信仰の山だけに渡良瀬遊水地の何処から見ても神々
しいお姿です。




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渡良瀬遊水地に向かう時はー2度でしたが第一調節池では-5度でした。
今回は風が無かったので体感はきつくありませんでした。親指の開いた
手袋、マスク、防寒着の袖口まで大判のホッカカイロを付けての防寒対
策が効いたようです。


最後までご覧下さり有り難うございました。

鳥初め

2018.01.04.Thu
2018年1月2日

正月2日の鳥初めは、昨年から観察を続けている渡良瀬遊水地にやって
来ました。12月下旬に昼寝中のタシギに出合ったものの、1時間半を
過ぎても動かないので、その日は諦めたのでした。

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池内水路に直行すると、対岸の湿地に例のタシギが早朝の食事に来て
いました。




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霜の降りた湿地で、長い嘴を深く突っ込んで餌を探しています。




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多数のスズメも下りて来て、同様に餌探しです。




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此処ではよく単独のコチドリを見かけます。帰り損ねた夏鳥かと思った
のですが、水路を1キロほど散策すると何羽も見かけました。




湿地にはツグミ、ジョウビタキ、シメ、アオジ等も来ています。

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氷結した水路に出て来たセグロセキレイ。朝日が眩しそうです。




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あっという間に、小さなエビを捕食しました。



                *



池内水路ではミコアイサに出合いますが、何故かほとんどが雌です。

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こちらは幼顔ですが、昨年ユーラシア大陸で生まれた幼鳥でしょうか。




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最初は1羽、2羽、3羽と見かけました。




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水路の中央でユータンしては何度も往復し、潜水しながらの餌探しです。




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そして何時の間にか5羽になっていました。頻繁に潜水するので5羽が
揃うタイミングを待ちました。



                *




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合流した3羽のツルシギにも再会出来てほっとしました。




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水路の対岸には群れのコガモがいますが、1羽が近くに来ることも
あります。




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水路で見かけるのは珍しいハシビロガモのペアが食事に来ていました。
此処で多くの鳥と出合いますが、私の機材では遠すぎるのが残念です。




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ヨシ原越しの日光三山。




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池内水路からの展望。



               ***



池内水路で宇都宮の方に出会い、12月下旬に撮ったアカハシハジロの
写真を見せて頂き、急きょ「テクノさくら公園」へ向かいました。

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走行する車窓から日光三山(男体山2,486・女峰山2,464・太郎山2,368)
が近くに見えます。



                *



テクノさくら公園の調整池には数人のウォッチャーがアカハシハジロを
探していましたが、私共も見ることが出来ませんでした。

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ネットフェンス越しに調整池を見ると手前のカモ同様に、対岸には多数
のカモが一斉に昼寝中です。




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数羽のホシハジロのみが池で寛いでいました。




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活発なのは1羽のカワセミで、水際の枯木を移動しながら狩りに集中
しています。




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遂に魚をゲットしましたが咥え直したり叩いたりすることはなく
10分間もこのままでした。そして一気に呑み込みました。




                 *



渡良瀬遊水地での散策を途中で引き上げたので、近日中に再び来る
ことにして、ひとまず東京へ帰ることにしました。

渡良瀬遊水地のこの日の風速は4メートルで、64㎞先の宇都宮テクノ
さくら公園では穏やかでした。




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最後までご覧下さり有り難うございました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。