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ツルシギ&ミコアイサ

2017.12.28.Thu
2017年12月26日

池内水路沿いをテクテク歩いていると、夏鳥のツルシギと冬鳥の
ミコアイサに出合いました。

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彼方に富士山のような男体山(栃木県日光市・2,486m)が見えます。




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12月上旬に見かけたツルシギは一人ぽっちでした。南半球に帰らずに
渡良瀬遊水地で冬を越す姿が侘しそうでした。




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その後、2羽のツルシギを見たのは中旬です。




下旬には3羽が一緒でした。一人ぽっちのツルシギが2羽に合流した
らしいのです。

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3羽は仲良く行動を共にしています。




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1羽が水浴びを始めると右へ倣いで、次々と元気な水浴びを披露して
くれました。




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中の1羽が翼を広げ、飛び上がる瞬間を偶然に撮ることが出来ました。



               ***



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池内水路を下って行くと川幅が広くなり、東谷中橋からは渡良瀬遊水地
の広々とした景観が望めます。クリスマスも過ぎ、いよいよ年の瀬です。
何時も見かける多くの釣り人の姿は一切ありません。




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橋に佇んでいると、遠くにミコアイサの群れが現れました。即座に
水路沿いを駆けて行くと、1羽の雄に3羽の雌です。




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一家族なのか、モテモテのミコアイサ氏なのか分かりません。




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                *




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こちらは2羽の姉妹でしょうか。




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一羽が羽ばたきました。




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これまで此の2羽らしい姿を見かけたことがあります。




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少し離れてもう1羽がいました。全部で雄1羽、雌6羽でした。彼らは
水路に沿って潜水したり浮上したりと餌の確保に忙しそうです。暫くし
て突然カワウの群れが騒ぎ始め、一斉に飛び立ちました。するとミコア
イサも連動して次々と去って行きました。第一調節池へ向かったのかも
しれません。




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もぬけの殻となった水路ですが、セグロカモメが浮いた魚を黙々と
引っ張り上げていました。(冬鳥)




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カモメ類は海の掃除屋さんと呼ばれていますが、魚の始末をする姿を
見ていると、これも自然の循環なのでしょうか。



                *



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谷中湖の水鳥たちはヨシ沿いにいて、他は数ヵ所に分散して集まって
いました。遠方に筑波山が見えます。




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谷中湖でもミコアイサ♂を何羽も見かけました。見慣れてくると遠目で
も白いので分かり易いです。




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年の瀬とあって釣り人は見かけず、第一調節池のハイイロチュウヒ狙い
は別としてカメラマンも俄然少ないです。先日は早朝氷点下5度でした
が今回は1度でした。鳥見は2度でスタートしたので楽でした。気温も
上がり、日中の風は穏やかで絶好の鳥見日和でした。




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          カヌースプリント  谷中湖



最後までご覧下さり有り難うございました。
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12月の渡良瀬遊水地

2017.12.21.Thu
2017年12月19日

早朝、渡良瀬遊水地(栃木県藤岡町)の北エントランスに着いた時は
氷点下5度(6時35分)でした。

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霜で覆われたヨシ原の朝焼けです。




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ウォッチングタワー前の水路から望む筑波山(茨城県つくば市・標高
877m)


                *



池内水路の一部は氷が張り、細波が立ち始めたのは午後からでした。

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対岸の水路際には多くの鳥たちが訪れています。タシギは居眠りをして
いますが、時々目を開けて警戒を怠りません。タシギが動くまで周囲を
散策していましたが、1時間半後に見に来てもこの状態でした。




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この時季のコチドリは珍しいのではないでしょうか。
冬羽は幼鳥のように淡い色になるそうです。




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婚姻色になり始めのカワウ♂ですが、今後の白い繁殖羽が楽しみです。




その他にツグミ、ジョウビタキ、アオサギなどがやって来ました。

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遊歩道では多くのホオジロに出合います。




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この個体は足環を装着しています。水鳥ではお馴染みの足環ですが
山野の鳥では初めて見ました。




ツルシギは旅鳥として春と秋の渡りの時期に日本に渡来します。

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南半球で越冬するツルシギが、なんと渡良瀬遊水地で冬を越そうと
しています。




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                *



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ミコアイサは谷中湖や池内水路で見かけますが、第一調節池の沼にも
来ていました。




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沼のヨシガモも水路のコガモも昼寝中ですが、時々目を開けています。




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対岸のヨシ原ではカラスが食事をしています。沈んだ魚を引っ張り
上げた時に鯉だと分かったのでした。



                *



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駐車場の秋楡の実を啄むベニマシコ。




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谷中湖ではカワアイサ♀がかなり遠くにいました。




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幾分近くまで来たカワアイサ♂ですが、残念なことに逆光です。




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初見・初撮りのカワアイサです。遠方や逆光で撮るのが難しく、野鳥は
容易に撮らせて貰えません。



                *


明け方の渡良瀬遊水地は氷点下5度で、万全な防寒をしたものの指先は
感覚がなくなりシャッターを切ることが出来ませんでした。しかし日の
出から1時間もすると感覚が戻ってきました。日中は11度になり防寒
着では汗ばむほどでした。


 
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12月に入ると現地の近くのコンビニでホットコーヒを飲んで
から鳥見にかかります。体が温まり心身が活性化する思いです。
そして、寒天に打って出るべくHoto coffeeと唱えます。


最後までご覧下さり有り難うございました。

憧れのオオマシコ

2017.12.14.Thu
2017年12月12日

オオマシコに逢いに早朝4時30分、都内から車で埼玉県民の森(秩父
郡横瀬町)へ向かいました。埼玉県に入ると気温は5度から2度になり
入間市からは氷点下1度、正丸トンネルを通過する頃は氷点下3度です。

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横瀬町の丸山(標高960m)の山道を走行すると、石灰岩の採掘で名
高い武甲山(秩父市と横瀬町の境に位置する標高1,304m)が見えたので
車窓から撮りました。




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埼玉県民の森は閉園中(12月1日~平成30年2月末日)ですが園内
に入ることは出来ます。車は通行止めなので後方の駐車場に入れました。




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丸山の森林地帯はすでに薄い積雪がありました。




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眼下に秩父盆地が見えます。

程なくしてバーダーさんたちの姿を目にしました。お目当てのオオマシコ
を待っていました。総勢約30人です。


               ***



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まず淡褐色のオオマシコ♀の登場です。オオマシコはシベリア方面から
日本に渡来する冬鳥で、数はそれほど多くないそうです。




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別の個体ですが、同じく端っこに止まりました。(体長約17cm)




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オオマシコの雌雄がようやくフレームに収まりました。




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その後、2羽は下に降りて採食を初めました。




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鮮やかな紅色のオオマシコ♂の登場は数分後でした。カメラ目線です。

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成鳥と若では印象が異なります。




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何か採食しました。




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シャッターの連続音の中、彼らの食事ショーは12分ほどでした。
隣の方と一致した個体数は5羽でしたが、今季は7羽来ているとの
情報があるそうです。




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管理事務所のある園内への雪道は足跡もなくひっそりとしています。

次のオオマシコのお出ましは何時とも知れず・・寒がりで長丁場は
苦手とあって、これでいいとしました。帰る方、残る方と様々です。



               ***



林道では時々カラスやヒヨドリの声を耳にしますが、小鳥の気配が
ありません。諦めていると森閑とした中に、混群の愛らしい鳴き声
がありました。

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ヤマガラ(全長14cm 留鳥/漂鳥)




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ネクタイ模様が太いシジュウカラ♂(全長14cm 留鳥)




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コガラ(全長12cm 留鳥)




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コガラが風に煽られて地面に降りて来ました。




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何か採食したようです。頭は黒のベレー帽を想わせます。




               ***



昼食のお弁当を食べて山道を下り299号線のコンビニではホット
コーヒーで休憩し、そのまま数十分の昼寝をしました。

帰路では狭山湖入口の交差点に差し掛かったので急きょ狭山湖に
寄り、日の入前後の景色を見ることにしました。

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この時間帯ではバーダーさんもいませんが、数人が湖面越しの
富士山を撮りに来ていました。




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湖畔には何時も通りのマガモとコガモの群れがいます。




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入日時には給水塔の先の対岸方向に砂粒のような光景が現れました。




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なんとカンムリカイツブリの大群です。




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マガモが寄り添う湖水は透明です。狭山湖は雲取山(東京都最高峰・
2017m)等の山々を水源とする水道水の貯水池だそうです。




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最後までご覧下さり有り難うございました。

冬鳥のオンパレード

2017.12.08.Fri
2017年12月6日

渡良瀬遊水地(栃木県藤岡町)の北エントランスからの朝のヨシ原です。

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7時の到着時には霜が降り、水溜まりに薄い氷が張っていました。




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子供広場には何故か一直線に耕したような跡が何本もあります。モグラ
の仕業でしょうか。(*訂正致します。モグラではなく草刈り機の跡でした。)
                           



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ヨシ原で微かに動く音がするので覗くと、待望のベニマシコがいました。




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前回は「フィツ、フィ」と声はすれども姿は見えず、でした。




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草むらではカシラダカとホオジロの混群が、肩を並べるほど接近して
仲良く草の種を啄んでいます。



               ***



谷中湖に架かる北橋で多数のカモ類を見ることが出来ましたが、肉眼
では識別出来ないほど遠い距離です。

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双眼鏡で白っぽい水鳥を発見しました。待望のミコアイサ♂です。




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こちらは雌のミコアイサです。




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雌雄が並ぶまで待って撮りましたが、近くで撮れるチャンスは
あるのでしょうか。




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わりと近くで観察出来たカンムリカイツブリ。



               ***



午後からは第1調節池のヨシ原に移動し、ハイイロチュウヒの塒入りを
待つ夫とは別行動になりました。

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遊歩道では遠くにイタチを見かけました。春の頃は美しいキジ♂
そして夏はキジ♀の親子などメルヘンチックな出合いがあります。



                *



広いヨシ原には幾つもの沼がありますが、ヨシが枯れたことでハッキリ
と見えるようになりました。

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前回、谷中湖でのヨシガモは証拠写真でしたが、この一枚はやや遠い
とは言え識別できる距離です。




対岸のヨシの根元付近には水鳥がいますが、肉眼では見過ごしてしまう
ところです。




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ヨシガモの2組のペアが休んでいますが、奥の雄はパッチリと目を開け
ています。




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ヨシガモ♂の左はオオバンで、右はオオバン或いはバンの幼鳥で
しょうか。




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付かず離れずの2羽のミコアイサ♀です。雄は見当たりません。




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一瞬、翼を広げました。




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ミコアイサ♀の後ろはオカヨシガモです。この沼は数こそ少ないです
がマガモやホシハジロもいます。




               ***



以下は遊歩道で出合った山野の鳥です。

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茶色に白い紋付と言えばジョウイタキ♀(冬鳥)。




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前を向きました。雄も他所で見かけましたが撮り損ねました。




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前回と比べてツグミ(冬鳥)が増え、其処此処で見かけます。




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シメ(冬鳥)もよく見ます。多くの群れが裸木に飛んで来ました。




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モズ(留鳥/漂鳥)が尾を回しています。捩子を巻き直して狩りへの
モチベーションを高めているように見えてなりません。




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                *



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日の入12分前のヨシ原です。ハイイロチュウヒを待つカメラマンが
広いヨシ原をグルリと囲んで待機しています。夫とはこの時点で合流
して帰り支度をしました。




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        ガガイモの種(ケサランパサラン?)


謎の生物としてケサランパサランがブームを巻き起こしたのは1970年
代だそうです。TV番組で話題になった記憶があります。その正体は諸
説ありますが、一説にガガイモの種の綿毛とも言われています。
この綿毛がふわふわと渡良瀬遊水地のあちこちに飛んでいました。



最後までご覧下さり有り難うございました。

宮ヶ瀬湖&丹沢湖

2017.12.05.Tue
2017年12月3日

宮ヶ瀬湖の林道の夏は涼しいので、初めて経験する冬の寒さが気がかり
でした。車で走る朝の山岳地帯は零下3度で、早戸川林道に到着した頃
は零下1度でした。(神奈川県愛甲郡愛川町)

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宮ヶ瀬湖に架かる早戸川橋。




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早戸川橋ではクマタカ狙いの数人のバーダーさんを見かけました。




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冬の林道で鳥の声に耳を澄ますと、日常で緩慢になった五感が甦ります。




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(冬鳥:スズメと同大 上♀・下♂)

ベニマシコとの出合は今季初です。雌雄が草の実を啄んでいます。




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雄は紅色。




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雌は地味な薄茶色。




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                 *



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林道でウソを撮り損ねましたが、ホオジロは枯尾花の実を啄み
カメラを意識しつつも逃げませんでした。




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留鳥のホオジロですが冬になると見かけます。スズメと同大で長い尾羽。




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鹿の巻き狩りがあるそうで、林道で待機する多くのハンターさんと猟犬
に出合いました。急増する有害駆除でしょうか。
以前、早戸川林道で仔馬ほどの鹿が眼前を過ったことがあり、ビックリ
仰天で腰を抜かすところでした。夫は、やはり宮ヶ瀬の鳥屋で蛭に2度
刺されました。生息する鹿に寄生するのだそうです。



                *



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煙が登っているので何かと思ったら炭焼が行われていました。冬の山間
の光景でしょうか。初めて見ました。夫は田舎で炭焼をしたことがあり
煙の色で出来具合が判るそうです。




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               ***



午後は宮ケ瀬湖から丹沢湖に移動しました。

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昼過ぎでも、冬晴れの蒼天に富士山がクッキリと見えます。
こんなに間近に見るのは、車の旅では初めてです。




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世附川橋(神奈川県足柄上郡山北町)




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冬の紅葉は霜を受け、ひときわ鮮やかさを深めていました。




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世附川の渓流を彩る枯尾花が冬の日に輝いています。




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川を眺めていると小さな黒いものが動いています。時々2羽が追い
掛けっこをしている光景に出合いました。カワガラスです。




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(留鳥:スズメより大きく全長22㎝)




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首を水中に入れて川底の餌を捕食しています。
神奈川県内では減少種だそうで、出合った個体数は5羽でした。



               ***



今年の8月に此処でクマタカの幼鳥と出合いました。まだ幼鳥なので
希少鳥類の保護の立場から、居合わせたバーダーさんと観察場所を明
かさないことにしました。4ヵ月が経過したので掲載してもよい頃か
と思った次第です。

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手持ちの初見・初撮りなので、没写真が多い中に残った数枚でした。




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                *




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綴れ織りに色づく山々を見ながら、丹沢湖に架かるシンボルの永歳橋を
渡って帰途に就きました。




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                   (16時54分)

車窓から眺めた月が、とても大きく明るかったのでパチリ。

帰宅後の夕刊とTVのニユースで今年最大の満月(スーパームーン)で
あることを知りました。


最後までご覧下さり有り難うございました。