ツミの営巣&ミサゴのペア

2017.06.27.Tue
2017年6月23日

鳥見で出会った方が相模原北公園でツミのヒナを撮ったそうです。
ヒナは初めてなので興味深く伺うと、ツミが営巣する園内の地図
を詳しく書いて下さいました。

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相模原北公園のツミの巣は、散策路の高い樹にありました。




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始めは巣に潜って姿を見せませんでしたが、暫くして2羽のヒナが
顔を出しました。親鳥が運んで来る餌を今か今かと待っています。


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少し離れた樹の枝には、巣にいるヒナを監視する親鳥の姿がありました。
下面は褐色の横縞で、虹彩は黄色の雌(全長30㎝ キジバト大)です。
雄は狩りに行ったのでしょうか。(全長27㎝ 虹彩は暗赤色)留鳥/夏鳥


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                *


相模原北公園には「市の花」の紫陽花が見頃です。

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管理事務所の植え込みに咲く淡桃色のカシワバアジサイです。




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事務所の戸口には数鉢の紫陽花が寄せ植え風に置かれていました。
珍しい紅ヤマアジサイやガクアジサイたちです。




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バラは四季咲きなので次々と花をつけますが、中でもミニバナの可憐な
「ひなあられ」がひときわ目を惹きました。
時間がないので、園内をめぐるのは次回の楽しみにしたいと思います。


               ***


話が前後しますが、相模原北公園に来る前に猿とミサゴのペアに出合い
ました。

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道路で寛ぐのは動物園のサル山の猿ではなく、野生のニホンザルです。
カメラに気付いて2分足らずで立ち去って行きました。数キロ離れた
所では3頭の鹿もいたそうです。


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                *


遠方の高い樹上に、木の枝を組んだ鳥の巣を見つけました。

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目を凝らして辿ってゆくとミサゴのペアが距離を置いて寛いでいます。
ミサゴは5月から7月にかけて水辺の岩や樹上に巣を作るそうです。




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雌雄はほぼ同色に見えます。(トビとほぼ同大 ♂54㎝ ♀64㎝)


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下の個体は胸が(褐色の雌に対して)淡いので雄かもしれません。


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散策路は昨日の雨でぬかるんだ所もありました。葉陰に見える煌めき
は、雨水が集まって日射しに輝いたのでした。




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ヒメジオンに訪れたのはモンキチョウです。




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ウツギの花の見頃は終わりましたが、まだ花をつけた枝が
残っていました。





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        「相模原市観光ガイドブック」を頂きました。
         東京から近くて、多彩なエリアがあるので
         今後も訪れて自然を満喫したいと思います。



ご覧下さり有り難うございました。
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ガビチョウ&サンコウチョウ

2017.06.22.Thu
2017年6月20日

宮ケ瀬湖畔の早戸川林道(神奈川県清川村)を訪れるのは3月下旬
以来でした。

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初夏の瑞々しい緑で装われた早戸川林道の散策は初めてのことです。
青葉若葉のグラデーションに彩られた林道には、鳥の囀りが響き渡り
新しい出合いを想うと胸が躍り、足取りも軽やかです。




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汁垂隧道を抜けると、林道を独り占めするかのようなガビチョウの囀り
に迎えられました。


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ペットとして輸入されたガビチョウでしたが、かご脱けにより繁殖し
定着したそうです。(体長25㎝ 特定外来生物)




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目の周りの白い眉状の紋様は、クレオパトラの黒く縁取られた目元を
連想してしまいました。




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森林管理の車が通ると一旦は鳴き止みましたが隣の樹の枝で再開です。
多彩な囀りを延々と続け、囀りのアドリブを聴くかのようです。


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初夏の若葉が茂って撮りづらいのですが、長い囀りのお陰でゆっくり
と構えることが出来ました。




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エナガが木の実を啄んでいます。




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足元にはスジグロシロチョウが低く飛翔していました。


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ようやく金沢橋に到着です。途中、起点より1㎞の道標がありましたが
金沢橋は起点より3㎞だそうです。ゆっくり散策して要1時間でした。


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金沢橋から見下ろす宮ケ瀬湖の眺めは、前回の水量とは打って変わって
湖底近くまで下がっていました。
ダム管理事務所に問い合わせると、台風シーズンに備えて6月から1ヵ月
間は徐々に水位を下げ、10月までの期間中は水位を低く保っているのだ
そうです。




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餌を求めて、僅かに水流がある対岸に舞い降りたアオサギたちです。




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初見の蝶、コミスジです。低く飛んでは地面に舞い降りていました。
翅を閉じて止まる蝶が多いなかで常に翅を開いたままで、胴体は玉
虫色の構造色です。


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アメリカヤマゴボウを所々で見かけました。熟した赤紫色の果汁で
色水を楽しんだ子どもの頃が懐かしいです。




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マムシグサの花はおどろおどろしい感じですが、青い実は艶やかで
秋に色付く赤い実が楽しみです。


                *



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早戸川大橋に到着しました。早戸川林道の全工程は4.3㎞だそうです。
ご当地の人らしき若い方が佇んでいたので、挨拶を交わした後に少し
ばかりお訊きしました。

猛禽のクマタカが出た時は、この早戸川大橋には多くのカメラマンが
集まったそうです。林業に携わっているので鳥のことは知らないそう
ですが、来る途中に鳥屋地区でカメラマン等を見かけたそうです。


               ***


場所だけでも確認したいと思って鳥屋に立ち寄りました。すると折よく
サンコウチョウが現れる時間帯だったのでしょうか、期せずして初見・
初撮りが叶いました。

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昆虫を捕食したようです。




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暗い林道で、しかもコンデジの手持ちとあって思うように撮れません。
近いうちに再チャレンジしたいと思います。


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      みやがせミーヤ館のツバメの巣に可愛い雛を見かけました。
      次回に逢うのが楽しみになりました。



ご覧下さり有り難うございました。

妖艶なカイツブリ

2017.06.15.Thu
2017年6月15日

やや高い所から下を見ると、水鳥が変わった動作をしていました。
よく見ると暗い水面でストレッチや羽繕いをするのはカイツブリです。

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目つぶりながら首をにゅっと伸ばして気持ち良さそうです。


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次にカッと目を見開き、アクロバットのように仰向けになりました。


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一転、次の動作は・・

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柔和な姿態から、般若のような形相に早変わりです。


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そして再び柔和な表情に戻ったものの、えも言われぬ妖艶さです。
怪しげな目の光といい、前世が偲ばれるかのような転生のカイツブリ
かと想ったほどでした。


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               ***



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暫くして翼を広げて閉じると、あの一連の異様な雰囲気は消え去り
普段のカイツブリの姿がありました。


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若々しい健康なカイツブリが見せた奇妙な世界は夢のようでした。




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やがて、もう一羽が近くにやって来ると何時も通りの光景です。




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その後、カイツブリはやや明るい場所に移動して行きました。


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                 *


画像は最近のものではありませんが、うす暗い水面で繰り広げられた
カイツブリの意外な光景を俯瞰したことで、鳥見が面白くなりました。



         
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ご覧下さり有り難うございました。
 

セイタカシギの雛

2017.06.09.Fri
2017年6月3日

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先月、木更津市長須賀のハス田でセイタカシギの抱卵を見て以来
雛の誕生が楽しみでした。


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まだ2組が抱卵中ですが、1組のペアに雛が誕生しました。
「私の子どもたちです」と3羽の可愛い雛を見せてくれました。


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親鳥が掛け声を上げながら、雛たちを引き連れて行きます。




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「ここで食事をしましょう」とでも言ったのでしょうか。


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お母さんの採餌を見習いながら、食べ物を口に運んでいました。




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次に子どもたちを連れて来たのはハスの根元でした。緊急の場合は
ハスの中に逃げ込めます。




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雛たちは3羽3様、好きなように動き回っています。


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お母さんは目を離さず子どもたちを見守っていました。




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一時、セイタカシギたちが声を張り上げて騒然としました。理由は定か
ではありませんが、ある個体同士の争いもありました。


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               ***



案じていたソリハシセイタカシギですが、まだ居たではありませんか。
嬉しいことに、思いのほか長い逗留となりました。

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深々と頭まで突っ込んでの採餌です。


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名前の由来になった嘴ですが長くて細く、先が反り上がっています。




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時にはセイタカシギと付かず離れず採餌していましたが、この個体とは
仲が良いようです。




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セイタカシギとのツーショットです。羽繕いも一緒でした。




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セイタカシギ:嘴の先から尾羽まで37㎝ 脚の長さ25㎝ 旅鳥 / 留鳥




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ソリハシセイタカシギ:43㎝ 日本では数少ない旅鳥 / 冬鳥


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                *



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珍鳥のソリハシセイタカシギが飛来し、セイタカシギの繁殖地でも
あるハス田の近くを内房線の電車が走っています。




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長須賀のハス田の中で、主にこのハス田一枚が彼らの舞台です。
人と鳥が共存できる豊かな自然環境が失われつつある現在、ハス
田での水鳥の観察がいつまで出来るかが気がかりです。


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バンの雛

2017.06.05.Mon
2017年6月2日

手賀沼探鳥会(5月14日)の参加が切っ掛けとなり、コブハクチョウ
オオバン、カイツブリ等の雛を観察してきました。そしてようやく6月
に入って待望のバンの雛に出合いました。(千葉県我孫子市)

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探鳥会では行かなかった遊歩道の奥を散策していると、夫からの着信音
が入り「見た事のない鳥がいるよ!」と急きょ知らせてきました。




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駆け足で現場に着くと複数の雛がすでに移動中で、アシ原の隙間から
辛うじて1羽だけ撮ることが出来ました。




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以前のけったいなオオバンの雛にはビックリ仰天でしたが、バンの雛の
真っ黒な産毛と大きな脚にも驚きました。




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寸前の出合いで、あと数十秒遅れていたら撮れなかったと思うと
僅かといえラッキーでした。初見・初撮りです。


               ***


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暑いせいでしょうか。樹の中で囀るオオヨシキリです。


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風でしなうヤナギの枝にはメジロもいました。




いつもの遊歩道で、オオバンとコブハクチョウの家族には出合えません
でした。広い手賀沼の何処にいるはずです。

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独身貴族のコブハクチョウでしょうか。水面を滑るかのように優雅に現
れました。後ろ姿をまじまじと見つめたのは初めてです。
幾重もの羽が美しく、巨大な八重の白い花を連想しました。


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遠くにカワウの群れが休んでいましたが、この2羽に目が止まりました。
咥えた小枝は巣作りの素材かと思いきや、遊んでいるかのようです。


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あらら、落としてしまいました。即、小枝を拾おうとしたものの片方が
制して、急にラブラブのシーンが始まりました。求愛行動でしょうか。


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               ***


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齢を重ねると、田んぼの畦道に咲く野の花の素朴さに心が和みます。




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ハルジオンにはモンシロチョウたちが飛び交っていました。


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木陰に置かれたベンチも自然のままです。




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花菖蒲が咲き始めましたが、このような手付かずの景色も好きです。




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今季ほど水鳥たちの子育ての様子を観察したのは初めてでした。
梅雨に入る前の清々しい手賀沼散歩でした。


ご覧下さり有り難うございました。

成長したトラフズクとフクロウの雛

2017.06.01.Thu
2017年5月30日

その後、トラフズクの雛の成長ぶりはどうでしょうか。1週間後に再び
渡良瀬遊水地の運動公園に訪れました。(埼玉県加須市)

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雛は3羽いて、第2子と3子は仲良く同じ枝に止まり、お兄ちゃん
ぽい第1子は少し離れた枝にいました。


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モコモコの産毛の雛が背中を見せてくれました。立派な翼になる羽毛が
生えていました。


                *


親鳥は隣の茂った樹で仮眠中ですが、雛たちはパッチリと目を開けて
活発です。

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右の子が左の子にちょっかいを出し始めました。


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初めの内は左の子も無抵抗でしたが、度が過ぎたのか「止めて!」と
言わんばかりの態度を見せました。


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思いがけない仕打ちにちょっと傷つき、一瞬いじけた様子です。


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頭をリズム感よく揺らし続けたり、くるりと回転させたりと
茶目っ気たっぷりです。


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立て続けに何度も欠伸をしています。




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時には翼を広げて成長ぶりをアッピールしました。




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両親は隣の樹の枝に離れ離れに止まっています。眠っている時の
顔がお地蔵さんに似ています。




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夜行性とは言え雛が気がかりなのでしょうか。熟睡とはいきません。


               ***


次に野木神社に行きましたが境内に人影はありません。社務所が閉
まっていたので電話をすると、フクロウは社殿の後ろの高木の上に
いるとのことです。集まった数人ほどで探しましたが、居場所は分
からず仕舞いでした。そこで、諦めて向かったのが雀神社でした。

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雀神社に着くと、10人ほどのウォッチャーが一斉に樹の上を仰いで
います。




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何処にいるのか分からないほど遠いので、居合わせたベテランさん
から、周りの方と一緒に教えて頂きました。




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ここでは何時も通り、超望遠コンデジでフクロウのヒナを撮りました。




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2羽の雛が、下界のウォッチャーを興味深く眺めているようです。


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親鳥を探すと隣の樹で雛たちを見守っていました。


                *


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境内にカッコウの声が響いていますが、撮るのは難しいと言う先入観が
あって諦めていました。そして「カッコウは難しいですよね」と隣の方
に呟くと、なんとカッコウのお気に入りの樹に案内して下さいました。




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この樹にカッコウが止まると言うので暫く待っていると、案の定姿を現
しました。ところがシャッターを2度切ったのみで逃げられてしまった
のでした。




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一瞬残念と思いきや、なんとチョウゲンボウが現れたのです。共に初見
初撮りでした。厳しくも美しい自然の中で、ひたすら生きる野鳥たちと
の出会いは、生き生きとした気力を取り戻させてくれるようです。


最後までご覧下さり有り難うございました。[全文表示]
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