坂田ヶ池 山野の鳥

2017.01.24.Tue
2017年1月24日

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3日後に再び坂田ヶ池に立ち寄りましたが、ミコアイサ(雌)の姿は
見当たりませんでした。やはり抜けてしまったようです。
鳥は一足違いで出合えないことがあり、その日その時の巡り合わせに
よるものと何時も痛感します。




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ジョウビタキ(雄)が先日と同じ寒紅梅に来ていました。

  鳥影に はや一幅の寒梅図     コウコ



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散歩中の婦人は「冬になると、毎年ここで見かけますよ」と言われ
地元でも楽しみにしている様子です。




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寒気と枯色の中で、紅梅が凛と鮮やかな色彩を放っています。




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寒紅梅に遅れて咲く白梅は2輪目が開いたところでした。


                ***


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まだ蕾の固い隣の梅にやって来たのはツグミです。




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カメラを向けていると軽やかに雪が舞い始めました。なんと風花です。
ひとひら一片、風にのって果てしなく広がってゆくようです。

  はなやかに風花舞へり 無音界     コウコ

冬の青空の下、風花はほんのひと時の夢のような情景でした。




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ツグミは羽の間に空気を取り込み、身体を膨らまして寒さから身を
守っています。




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芝生広場で採餌中のツグミをカメラで追っていると、折よく大きな
ミミズを捕まえました。呑み込むまで2秒の早業です。


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年が明けてから泉自然公園でルリビタキ(雄)を撮りましたが
坂田ヶ池では3日前にも別の場所で雌と出合いました。



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被写体までは遠くて暗く、肉眼ではてっきりジョウビタキの雌と
思ったのですが、画像を明るくするとルリビタキの雌でした。



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枝から下に降りて採餌をしている様子です。


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池を巡る散策路では2日ともメジロとエナガの混群に出合いました。
                      (留鳥  / 漂鳥)


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エナガは細い枝に止まったかと思うと、次に太い幹に移動したりして
採餌に忙しい小鳥です。スズメより小さく尾羽を含んで13cmです。


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尾が長い分、体重はスズメの三分の一程度だそうです。


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以前、初めてエナガの群れに出合った時、あまりにも小さいので
この世にこんな小鳥がいるのだろうかと感動しました。 

                ***

 
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坂田ヶ池に隣接する「房総のむら」に足を踏み入れると、国の史跡に
指定されている龍角寺古墳群・岩屋古墳が現れました。時間が無くて
引き返しましたが、いつの日か是非訪ねたいと思います。

ご覧下さり有り難うございました。[全文表示」
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坂田ヶ池の水鳥

2017.01.20.Fri
2017年1月20日

坂田ヶ池(千葉県成田市)を紹介して下さったのは、泉自然公園で
鳥見をしている方でした。
坂田ヶ池の隣には房総のむらもあり、一日中楽しめる公園だそうです。

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池には越冬のために数多くの水鳥が飛来していました。




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双眼鏡で水鳥をつぶさに見ていると見慣れない一羽がいます。
パンダ模様の雄のミコアイサは何度か撮ったことがあるので
雌ではないかと思いました。     冬鳥(撮影:1 / 11 )




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散歩中の地元の方に訊くと「まだ居ましたか!」と言われ、鳥見の方には
「最初は雄も居て、先に抜けてしまい・・」との事でした。




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羽繕いの仕草が可愛らしいです。


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潜水して魚を捕っていましたが、水面に顔を出すと、人との距離に驚き
慌てて遠ざかって行きました。


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オシドリは泉自然公園(千葉市)と川村記念美術館の池(佐倉市)で
お馴染みですが、坂田ヶ池では対岸に回って撮る事が出来ます。




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オシドリ(雄)の若鳥は未見でしたが、初見・初撮りが叶いました。




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成鳥には帆のような銀杏羽がありますが、若鳥にはまだありません。


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表情もあどけない若鳥です。




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成鳥と若鳥のツーショットが撮りたくて、チャンス到来を待ちました。


                ***



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水鳥の多い坂田ヶ池ですが、目立つのはハシビロガモの群れです。




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越冬のために飛来した雌雄のハシビロガモ(右)と雄のコガモ。


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潜水上手なカイツブリ  (留鳥 / 漂鳥)




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ハクセキレイは何処でも見かけますが、セグロセキレイはあまり
出合うことがない私です。  (留鳥 / 漂鳥)




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カメラに気付くと、平均台を思わせる長い板の上を猛スピードで駆け
抜け、飛び去って行きました。


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鳥見をしていると、様々な自然観察をしている方々と出合います。
茸専門のその方は写真を撮り、試食することがあるそうです。




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教えて頂いた天然のヒラタケ(径5-15cmの半円形)は肉厚で美味し
そうですが、採取出来ない高い位置に重なって自生していました。


初めての坂田ヶ池でしたが、雌のミコアイサと若鳥のオシドリに
出合い、訪ねた甲斐がありました。
次回は坂田ヶ池の山野の鳥をご報告したいと思います。

ご覧下さり有り難うございました。

鳥初め

2017.01.09.Mon

2017年1月9日

冬晴れの泉自然公園(千葉市若葉区)です。

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森林の探鳥路は都会の公園では見られない大自然の景色でした。
都会から車で約50キロ走り、森林の香気を浴びると爽快な気分になり
ます。杉林には、同じスギ科の生ける化石植物と呼ばれるメタセコイア
が真っ直ぐに聳え立っていました。


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  メタセコイア 森に太古の淑気満つ    コウコ


               ***


新年早々、憧れのルリビタキ(雄)と出合うチャンスが巡ってきました。
泉自然公園では初見・初撮りです。

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普段カメラは手持ちで撮っていますが、今年は少しでも前向きになろう
と試しに三脚を持って来ました。




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使い慣れない三脚ですが、鳥見で居合わせた初対面の方から丁寧に教え
て頂きました。
三脚をセットし終わると「11時半に現れたのでそろそろ来ますよ」と
言われ、タイミング良く憧れの青い鳥の登場となりました。




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仕草がなんとも可愛らしくて、何度も「可愛いね~」と小声で感嘆して
はシャッターを切っていました。




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「幸せを呼ぶ青い鳥」のルリビタキは、頭から背中にかけて美しい
青い羽で覆われいます。


                 *


美しい羽と言えば、山野の鳥ですっかりお馴染みになったカワセミにも
出合いました。

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青い宝石と呼ばれるカワセミがエビを捕食しました。




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光の当たり具合によっては緑色にもなるカワセミです。


                 *



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私には見えない野鳥を夫は昔取った杵柄で素早く見つけます。戦後の食糧
難に子どもたちは野鳥を捕って食べ、一番美味しいのはモズだそうです。
当時はささやかなタンパク源だったのでしょうが、野鳥にとっては受難の
時代でした。遠いのでズームアップすると雌の若鳥です。



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                 *


泉自然公園に訪れると必ず下の池の対岸でオシドリを探します。
留鳥として繁殖するものと、冬鳥として飛来するものがいるそうです。

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何時もは10羽前後ですが、運が良ければ30羽くらい見ることが出来
ます。




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園内の作業中、落ち葉を強力な風で吹き飛ばすブロアーの轟音に驚いた
オシドリが、藪から一斉に数十羽も飛び出す光景を何度か見掛けました。




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                ***



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池の間に架かる吊り橋「いずみ橋」(64.4m)です。冬景色の中
裸木に丸く茂った寄生木(ヤドリギ)が見えました。

  寄生木の断固たる青 枯るる中    コウコ

一昔前になりますがハッキリと物言いが出来ない状況下で、寄生木が
背中を押してくれました。以後、寄生木に出合う度に拙句が甦ります。




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視線を上の池に移すと「いずみ橋」が写り込んでいます。




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近づいてみると、水面に映るめくるめく色彩が見事でした。




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上の池で寛いでいたカルガモがゆっくりと通り過ぎて行きます。
褐色の地味な鴨ながら美しい光景でした。


ご覧下さり有り難うございました。

鯉の初釣り

2017.01.06.Fri
2017年1月6日

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里見公園(千葉県市川市)下の江戸川で、正月2日に鯉の初釣りシーン
に出合いました。




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右の木立は里見公園の森で、上流には伊藤左千夫の小説「野菊の墓」
の政夫と民子が最後に別れた「矢切の渡し」があります。
寅さんや大ヒットした「矢切の渡し」では日本中に知れわたりました。


                *


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鯉のアタリを知らせる童謡の「かっこう」のメロディーが流れ出すと
釣り人や居合わせた人達が一斉にダッシュです。




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鯉の釣り歴8年の関矢氏が大物をゲットしました。




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鯉専用の大きな網で引き上げます。




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スケールで測ると68cmです。私たちが来る少し前には72cmの
鯉を釣り、連続のゲットでした。




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初釣りの釣果で記念撮影です。




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釣った鯉はその場で江戸川に放つそうです。写真を撮らせて頂いたので
その分遅れてしまいましたが・・・。


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7分後に川に戻った鯉は、まさに水を得た魚です。


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尾鰭を勢いよく振って帰って行きました。

鯉の命を慈しんで解き放つシーンには心打たれました。
捕まえた魚や鳥を放ち、日頃殺生している生き物の霊を慰める放生会の
行事を思い出しました。


               ***



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車内はリールなど釣り道具が収められています。


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餌のゴカイも大きいですね。


               ***


里見公園にたびたび訪れるうちに顔見知りになった今津氏です。

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平成26年1月18日の初釣り大会で大物88cmをゲットしました。
今津氏が持ち合わせていたお写真の3枚を撮らせて頂きました。




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                *


これまで何度となく此処を通りましたが、釣り上げた瞬間のシーンに出
合ったことはありませんでした。この日も少し前に釣って川に放した直
後でした。残念と思いきや、なんと幸運にも2匹目が釣れたのでした。
ご本人の関矢氏とお仲間の今津氏等、そして居合わせた面々はお正月の
事もあって特別な笑顔でした。




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ご覧下さり有り難うございました。

遅ればせながら本年も宜しくお願い致します。