ジョウビ太丸&冬鳥

2015.12.29.Tue
2015年12月29日

雄のジョウビタキを初見、初撮りしたのはじゅん菜池(千葉県市川市)
で今月の中旬でした。ジョウビタキ嬢しか知らないので、やっと逢え
た嬉しさに、この個体をジョウビ太丸と名付けました。

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前回は餌付中で、嫌われないように間合いを取ってカメラを向け
ましたが、普段の様子が知りたくて再び逢いに来ました。




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同じ場所に来てみると、追い駆けるまでもなく目の前のピラカンサに
止まりました。
餌付中はご馳走にありつけたジョウビ太丸でしたが、今日の食事は
ピラカンサです。街ではピラカンサの実は最後まで残り、野鳥の餌が
不足するとやって来るので、美味しい実という印象ではありません。




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しかしオレンジ色のジョウビ太丸は、赤い実のピラカンサに映えて派手
やかです。童謡に「赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた」の
フレーズがありました。




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じゅん菜池では必ずコサギに出合いますがダイサギ(体長90cm)は
久しぶりです。池の周囲の岩を跳んでは魚を探していました。




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見ている限り捕食のシーンはなく、ダイサギは諦めて飛び立ちました。
飛翔する姿を追うと、下に白いアイリングの愛しのヒドリガモ嬢が見え
ます。



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ヒドリガモ嬢は、その後もカップルで池の畔で遊んでいました。


               ***


当日はじゅん菜池の前に八柱霊園(千葉県松戸市)に立ち寄りました。
前回ジョウビ太丸に餌付をした方から、八柱はじゅん菜池から近いので
是非にと勧められ(車で10数㎞)行き方まで詳しく教えて頂きました。

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園内は落葉した裸木ばかりですが、前方にちらりと紅葉が見えます。




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真っ青な晴天の下、一樹だけが真っ赤に燃えていました。


                *


野鳥を探すなら撮っている人を探した方が早いと言いますが、ほどなく
カメラマンの一群に出会いました。

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初見、初撮りのオジロビタキです。(全長12cm、旅鳥または冬鳥)
日本で越冬する個体は少なく、ほとんどが雌か若鳥だそうです。



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初見、初撮りのシロハラ(体長25cm、日本に冬鳥として渡来)




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地面に降り、木陰で木の実を採食していました。


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                *


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冬木立の中、白い花を咲かせた大きな木を見つけました。




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満開なので早春の趣ですが冬椿でした。




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緑の間から覗く白い花びらと蕊は凛として清らかです。




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今年のブログはこれをもって終了いたします。
ご覧下さり有難うございました。
どうぞ良いお年をお迎え下さい。[全文表示]
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田舎の冬紅葉&野鳥

2015.12.22.Tue
2015年12月22日

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夫のふる里(千葉県)には上総地方の最高峰「鹿野山」があります。
九十九谷の幾重にも連なる山々が展望出来ますが、天候不順で思うような
撮影が出来ず、今回は裏山道で出合った名残りの冬紅葉を見てきました。




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ほとんどが落葉の冬木の中、冬紅葉の艶やかさは最後の輝きを放って
います。




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紅葉のシーンに出合うと車を止めての撮影です。




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下を眺めると細い山路は一般道から外れているだけに、思いがけない
美しさがあります。




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自生するマユミ(真弓)はあちこちにあり、赤い実がびっしり付いて
いるので、今冬のヒヨドリやコゲラにとっては大助かりです。




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山の農家で見た皇帝ダリアの大きさには目を見張りました。




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薄暗い林から明るい方を望むと、見て下さいと言わんばかりに紅葉の
木々が艶やかに佇んでいました。




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斜面には冬薊がひっそりと咲いています。



               ***



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夫の実家に戻る途中、季節外れの草花が今も咲き続けていましたが
山の紅葉も暖冬で遅くまで見ることが出来ました。




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ハッとする蔦紅葉の鮮やかさ。




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趣ある竹林からの紅葉。




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当地は竹林が点在し、筍は春の孟宗竹に始まり5月の淡竹、6月の真竹
と続き、宅急便で届く旬の味覚は楽しみです。




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稲刈りが終わった田んぼの空に獲物を探すトビを見かけました。

(ブロガーさんからのご指摘で「トビ」ではなく「ノリス」に
訂正します。ご連絡有難うございました。)

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夫の実家の畑にはモズ嬢が来ていました。


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屋敷内からは田舎ならではの景色が見られます。



               ***



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夫の実家では薔薇が好きだった義兄嫁が亡くなって久しいですが
甥のお嫁さんも大の薔薇好きです。


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野茨の小さな赤い実は自宅に近い河川敷で見かけますが、園芸の薔薇は
剪定するので、名花の薔薇の実は初めて見ました。




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お嫁さんも私も一番好きなピエール・ドゥ・ロンサール。
一季咲きなので帰り花になりますが、初夏に開く大輪のカップ咲きは
見事なまでに華麗です。

夫の母も花が好きでした。義兄嫁も甥のお嫁さんも、3代続いて花好き
とは嬉しいことです。
亡き義兄嫁にはお世話になりました。年末年始は田舎で過ごすのが恒例
だったので、懐かしい思い出が蘇ってきました。

   もてなしの日をあつめたる蒲団かな     コウコ

山里の自然が好きなのは夫の影響かもしれません。これからも田舎の
自然を撮り続けたいものです。
初夏には薔薇を撮りに訪れたいと思います。


ご覧下さり有難うございました。

初冬のじゅん菜池

2015.12.14.Mon
2015年12月14日

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冬のじゅん菜池には1月から2月まで何度も訪れましたが、この12月
に初めて冬鳥のユリカモメを見ました。




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毎日散歩に来ている方によると、水質が悪化した為に餌やりは禁止され
たそうですが、パンを千切って与えている人を見かけました。




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多数のカモと少数のユリカモメですが、空中でキャッチするユリカモメ
が断然有利です。
餌やりが行われた当時は多数のユリカモメが飛来したそうでした。




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食後は次々に水浴びをしていました。


               ***



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白いアイリングの愛しのヒドリガモ嬢を探すと、仲間と元気に
コミュニケーションを交わしている様子でした。
秋に渡って来た水鳥たちも、この頃になると個体数が増えて
ごった返していますが、ヒドリガモ嬢は早くから渡来していました。

   先陣に見知りの個体鴨わたる     コウコ




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ボートレースのように水面を疾走するヒドリガモ。




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一方、こちらは飛翔するヒドリガモです。




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対岸で餌を撒く様子に気付くと、他のカモたちも一斉にダッシュします。




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マイペースのアオサギは池の淵で小魚を捕食していました。


               ***


池を一周していると、三脚を立てている方に「ジョウビタキの雄が
来ていますよ」と声をかけられました。

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これまで撮ったのは雌のみで、今季は雄に出合うのが目標の一つ
でしたから最良のチャンスを頂きました。
ジョウビタキ(尉鶲 体長14cm、冬鳥として渡来、スズメより
わずかに小さい)




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実は餌付をしているそうです。
3日間はカメラを向けずにペットショップの餌を与え、何時も同じ
服装をし、充分な間合いを取って初めてカメラを向けるとの事でした。

<なつかせる>とは<きずなを作る>ことだと野崎歓訳の「ちいさな
王子」(「星の王子さま」)に登場するキツネの言葉を思い出しました。




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縄張り意識の強いジョウビタキは雌が強く、雄は負けて排斥されて
しまうため、見かける機会が少ないのだそうです。
雌には勝てない雄のジョウビタキですが、しばらく観察していると
苦み走った漢の顔を見せました。
本当は女子に優しい気性なのかもしれません。
彼をジョウビ太丸と名付けることにしました。




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紅葉の中、幸いにも新郎新婦の撮影に出会いました。
花嫁の金襴緞子は紅葉より艶やかです。
どうぞ末永くお幸せに。


               ***



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この日は天気予報が外れて曇り空でした。しかし鳥見に出かけると
何かしら新しい出合いがあり、気分は晴れやかになります。

次に訪れる時は落葉し、すっかり冬景色になっていることでしょう。

ご覧下さり有難うございました。

紅葉&オシドリ

2015.12.04.Fri
2015年12月4日

泉自然公園(千葉県)に初めて訪れたのは今年の3月でした。
次回は紅葉の頃と思っていたので、小春日に夫とやって来ました。

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池に映り込む吊り橋と色とりどりの紅葉の美しさに
暫し佇んでいました。



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いずみ橋からの展望では、池の斜面の紅葉が日射しに輝いていました。




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橋の真下のイロハモミジは、いま赤、黄、緑に染まっています。


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オシドリは前回藪の近くにいたので、夫が双眼鏡で探してみました。
しかしカルガモ、バン、マガモなどはいるものの、オシドリは全く
見当たりません。対岸を双眼鏡で覗きながら、慎重に池を巡っていると
やっとオシドリを捉えることが出来ました。




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木の根元の幹に休息するオシドリ(体長41-47cm)の群れを発見した時は
訪ねた甲斐があったと喜びが湧いてきました。
手前はマガモ(体長50-65cm)の雄。



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オシドリの雄は派手で鮮やかですが、対照的に雌はとても地味です。
しかし華麗な雄の色彩ばかりを見てから雌に目を転じると、地味な
色合いにも味があると思うようになりました。




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朽木の根元で寛ぐ雄に仲間が近づいて来ましたが、素通りです。


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右の雄の目が、通り過ぎる後ろ姿を見ています。




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暫くして戻って来ると、やはり視線を落として見ていました。




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暇を持て余している様子でしたが、やがて羽繕いを始めました。
美しい羽を維持するためでしょうか丹念に見受けられます。




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こちらは別の個体の羽繕いですが、可愛らしい仕草でした。




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仲間の行き来もなく、羽繕いも済むとウトウトしてきたのか
目を瞑りました。




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この雄は、ここが居場所とばかり陣取っています。




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オシドリ(体長41-47cm)は藪の奥にも見かけ、この日確認
したのは9羽でした。
右はオシドリより一回り大きいカルガモ(体長58-63cm)の雌。
春に訪ねた時オシドリはペアでしたが、今回は個体ごとの行動が
目立ちました。

水鳥の他にはアオサギ、コサギ、そして群れで鳴きながら飛び
回るエナガを見かけました。


                ***



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細長く伸びた柿の木に、小ぶりの柿がたわわに実っています。
完熟する頃には多くの鳥たちが食事にやって来ることでしょう。




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このところ日暮れが早いので、帰りは急ぎ足で駐車場へ向かいました。




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道すがら姿の美しい松の植え込みを見かけましたが、植木屋さんが
このように手入れをしているのですね。
紅葉が終わり冬木立になると、松の緑が一際映えることでしよう。


ご覧下さり有難うございました。