天上の花

2015.09.22.Tue
2015年9月22日

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曼珠沙華とは「天上の花」の意味を表すサンスクリット語だそうです。
秋のお彼岸の頃に咲くので彼岸花の名で親しまれており、人々の
暮らしと深い関わりがあり、千を超す別名があるようです。




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「死人花」「幽霊花」などと不吉な異名もありますが、仏教由来の美しい
名の「曼珠沙華」が好きです。


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揚羽蝶がふわりと現れました。
花弁から花弁へと小刻みに翅を震わせ、ストローで蜜を吸い始めました。


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花と蝶といえば、曼珠沙華と揚羽をイメージしてしまう私です。
燃え立つ鮮やかな花と華麗な揚羽。
これほど美しいコラボはありません。


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   天上の花や なまめく揚羽蝶    コウコ


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雄蕊と雌蕊が長く突き出て弧を描き、見入るほどに美しい造形です。
花の形は「蕊」のように「華」のようにも見えます。




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    風に揺れ蕊かがやかす曼珠沙華     コウコ



               ***


曼珠沙華を後にして池のそばに来ると、睡蓮の花が開き始めていました。
小さな池で素通りしていましたが、覗くとポピュラーな赤い金魚たちが
元気に泳いでいます。

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    水草を映して金魚華やげる     コウコ




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   水澄り やさしい言葉かけられて     コウコ




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今夏は例年にない酷暑でしたが「暑さ寒さも彼岸まで」で
残暑もおさまることでしょう。
これからは過ごしやすい季節になりますね。


ご覧下さり有難うございました。
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公園散歩

2015.09.16.Wed
2015年9月16日

野鳥のオフシーズンでも浮間公園なら楽しめますよ、とお聞き
したので早速立ち寄ってみました。
板橋区にある浮間公園は元来荒川の本流だったそうです。
堤を築いた際に残った部分が、現在の浮間公園になりました。

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まず目にしたのは、黄色とオレンジ色のキバナコスモスに蝶が乱舞する
爽やかな初秋の光景でした。




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夏を代表するアゲハチョウですが、秋が深まる寸前まで見られる
そうです。




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このキアゲハは翅が傷んでいるものの、飛翔には遜色ありません。
人間のように気にすることなく、命ある限り活動する姿には感心し
ました。

   翅破れ平常心の揚羽かな     コウコ




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蝶に混じってクマバチも来ています。




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小路で出合い、初めて見るアカボシゴマダラです。
舞い降りたかと思うと、黄色の口吻で吸水を始めました。


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留鳥の水鳥は、子どもが餌を投げている欄干の近くに集まっていました。

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放り投げたパン切れを、なんとカイツブリが食べ始めました。
カルガモや越冬の一部のカモ類では見かけますが、カイツブリは
初めてです。




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カルガモと比較すると、カイツブリは可愛らしい水鳥です。




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横顔は愛嬌がありますが、正面顔は目も嘴も鋭くて怖そうです。



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遠かったカイツブリが、この至近距離で撮れるのは嬉しいですね。




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パンくずをくわえるミシシッピアカミミガメ。


               ***


池にある浮島へカメラを向けてズームアップすると、2羽のバンが
現れました。

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雑食のバンは水中と陸地で食事をしますが、早くも何か手応えが
あったようです。




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食事の合間には健康維持の水浴びも欠かせません。


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水浴びを終えると浮島の中に戻って行きました。この間わずか
10分足らずの光景でしたが、バンの水浴びを見たのは初めて
でした。


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2時間ほどのフォト散歩でしたが、次回はゆっくりと冬鳥を撮りに
訪れてみたいものです。

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ご覧下さり有難うございました。

ミサゴの食事

2015.09.09.Wed
2015年9月9日

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先月下旬、久々に葛西臨海公園に出かけました。
観察窓から下の池にカメラを向けると、ファインダー越しにミサゴが
見えます。ミサゴは以前、上空を通過する一瞬の姿を見ただけでした。
擬岩ハイドの観察窓に急いで移動すると、杭の上のミサゴを近距離で
観察することが出来ました。


                *


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ミサゴは堅固な鋭い爪で魚を捕え、杭の上で食事をしていました。
他の猛禽類とは違い、魚を主食とするので魚鷹の別名があるそうです。



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この時季、夫が釣ったボラとスズキ(フッコ)を見たことがあるので
正解とは言えませんが、スズキ(鱸)だと思ったのでした。



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   爪を立て鱸を喰らうミサゴかな     コウコ


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食べては小休止し、再び食べるミサゴを撮り続けていました。




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鮮やかな舌は、いかにも健康で若々しいミサゴです。




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   赤とんぼ過ぐ 猛禽の食事時     コウコ


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なんとも精悍な面構えですね。




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全長54-64cm 翼開帳150-180cm 雌雄ほぼ同色 留鳥。


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食事の合間に見せる鋭い嘴と眼光には、猛禽ならではの凄み
があります。

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獲物を横取りされまいと警戒しているのでしょうか。
睨まれるとゾクッとします。

   鱸得てミサゴは油断おこたらず     コウコ


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               ***



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杭の上から池を眺めると、水鳥の捕食合戦が繰り広げ
られています。
ミサゴが見ているかどうかは知れませんが・・・。




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キアシシギがゲットした獲物は何なのでしょう。
このリアルな光景には、ちょっと胸騒ぎを覚えました。




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撮り損ねた方は執拗に追い駆け、あちこちで争奪戦が見られました。


                *
                


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白鷺の中で唯一、足の指が黄色いコサギです。


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多くのコサギたちが一斉に忙しくボラの群れを追い駆けていましたが
捕まえるとサッサと安全な場所へ移動して行きました。



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この日偶然、ちょっと面白い写真が撮れました。
よく見ると、こちらは足と指が黒いのでチュウサギでした。

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逆光に透く白鷺の翼かな     コウコ



最後までご覧下さり有難うございました。