ウミネコ

2015.07.25.Sat
2015年7月25日

葛西臨海公園の水辺に出ると、青空を飛翔するウミネコ(海猫)の姿を
何羽も見かけました。

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今冬は三番瀬に通いましたが、多数のセグロカモメは見たものの
ウミネコには出合いませんでした。




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カモメやセグロカモメは見かけますが、TVの映像で見るウミネコは
一回り大きく、鳴き声は猫に似て大群を成し、海鳥としては日本海側の
イメージが強かったので初見の飛翔には感動しました。


               ***


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葛西海浜公園の東なぎさが見える砂浜に、ウミネコが着地したのは
折よく干潮の時間帯でした。




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驚いたことに眼前の脚を見ると、この個体は右の鰭脚がありません。
釣り人が捨てたテグスに脚が絡まり、失ってしまったのでしょうか。




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黄色の嘴の先端は黒で、その先に赤斑があり、長い舌が見えます。




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食性は雑食だそうで、打ち上げられた大きな魚を啄ばみ始めました。
少し不自由な感じの食事姿勢です。


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ウミネコの食事が終わるまで、同じ位置から西にカメラを向けると
東京ディズニーランドのシンデレラ城が見えました。
手前のアオイに似た花はハマボウです。花びらの感触が葉っぱのように
丈夫で、いかにも潮風に強そうです。




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長いこと魚を啄ばんでいたウミネコですが、やがて飛び立ちました。




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全長44-48cm、翼開帳120-128cm。




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高く舞い上がった姿には何ら遜色は感じられません。このウミネコには
ハンディがありましたが、その姿に元気を貰いました。


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砂浜でウミネコを見てからは園内の散策です。

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足元には夏草が茂り、雑草ながら野に咲く風情は可憐でした。




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見上げると、クロイチゴ(黒苺)がたわわでした。
完熟した黒い粒は甘酸っぱくて何粒でも食べたくなりました。




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園内ではムクドリの親子が群れを成していましたが、羽の色が薄い方が
若鳥です。




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こちらはミズキの実を食べているメスのコムクドリです。
オスは頬に赤茶色の斑がありますが、撮り逃がしてしまいました。
ムクドリ(全長26cm)は留鳥ですが、一回り小さいコムクドリ
(全長19cm)は繁殖のため日本に渡ってきた夏鳥です。


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帰りがけに再び悠然と飛翔するウミネコを見ましたが、初めて
出合った個体のことが忘れられませんでした。


ご覧下さり有難うございました。

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日常の光景

2015.07.20.Mon
2015年7月20日

野鳥の少ないこの時季、フォト散歩で出合ったスズメとドバト
そしてネコを撮りました。

まず、小路でのスズメの捕食シーンです。

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カマキリの足を咥えています。



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必死に抵抗するカマキリを、何度も地面に押し付けていました。



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やっと動かなくなったカマキリ・・・
と思いきや


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仮死状態から再び暴れ出したので、地面に叩きつけ
懸命に格闘しています。


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通行人の足を止めての、約30秒間の長い捕食シーンでした。
カマキリの息を止めると、そのまま咥えて何処かに飛んで
行ってしまいました。

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河川敷にいたドバトが、なにやら下を眺めています。



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やおら下に降りると、慎重に歩き出しました。



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メスに積極的にアタックし始めたオス。



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初めはゆっくり接近し・・・



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熱心に口説き始めてみたものの・・・



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スルリと通り抜けられ・・・


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トホホ・・・どの娘も振り向いてはくれませんでした。


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ご近所のニャンコが小路を塞いでいます。

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「ちょっと、こんなところで無防備じゃないの」



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ネコ 「ストレッチなんで、お構いなく」



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ネコ 「久々の晴れ間、やっぱり外が一番よ」



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ネコ 「運動不足で首と肩が凝っちゃったの」



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ネコ 「青空が広がって気持いい~
    あなたも寝ころんでみたら」



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 ネコ 「ストレッチはこれでお終い・・・なんだかお腹が
     すいちゃった~」


カメラを持つと、目の前の光景にシャッターを切りたくなります。
ただ通り過ぎていた頃と違い、立ち止まることで、日常が生き
生きと見えてきました。


ご覧下さり有難うございました。

梅雨の蝶

2015.07.12.Sun
2015年7月12日

ドイツの詩人シュナックは「ヒョウモンチョウなしに、ほんとうの夏の
風景は考えられないとすれば、ジジミチョウなしに花の咲き乱れた草原
など考えられない」と著書の中で語っています。
蝶の姿を見ない日でも、このヒョウモンチョウとシジミチョウだけは
よく見かけます。

ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋・メス 前翅長38~45mm)

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高みより地を慕いくる豹紋蝶     コウコ

蝶のメスはどれも地味ですが、ツマグロヒョウモンの翅はオスよりも
綺麗です。地に降りるのは、なんと吸水行動(ネット検索)でした。




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ヤマトシジミ(大和蜆蝶・前翅長9~16mm 開翅長約20mm)

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シジミチョウ類は余りにも小さく、小刻みにチラチラと飛び回るので
撮る機会がなく、この日はモモイロシロツメクサに止まりました。


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綺麗なブルーの翅の表面(オス)




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真っ黒な翅(メス)


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ジャコウアゲハ(麝香揚羽・前翅長45~65mm 開翅長約10cm)

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淡い青紫色のクレベランドセージの花。


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名前の由来はオスの腹端から麝香のような匂いをさせるからだそうです。
翅の表面には模様はありませんが、後翅は細長く橙色の斑点が
あります。黒い蝶が緩やかに羽ばたきながら飛ぶ姿は妖艶です。

梅雨の蝶ふわりと誰の精霊ぞ     コウコ




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蝶を追い駆けているとトンボにも出合いました。

羽化終えて光彩放つ蜻蛉かな     コウコ


               ***


モンシロチョウ(紋白蝶・前翅長約30mm)

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ブッドレアの甘い香りに誘われて来たモンシロチョウ。
蝶を集めるのでバタフライ・ブッシュの英名があります。




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モンシロチョウは多くの花を吸蜜しますが、ネジバナにも
来ていました。




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吸蜜の昇り階段ねじり花     コウコ




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白いネジバナを野原で見かけたのは初めてでした。


乱調の空や飛びたつ梅雨の蝶     コウコ


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「蝶はちょうど産卵のためにいろいろやらなければならないとき以外は、
好きなように生きることが許されている。蝶は、アリのように戦争も
しないし、ミツバチのように働くこともないからである。蝶はいかなる
社会的な強制にもつながれておらず、いかなる国家にも隷属していな
い」。              シュナック著「蝶の生活」より


ご覧下さり有難うございました。 

梅雨最中

2015.07.04.Sat
2015年7月4日

梅雨前線の停滞で晴れマークが消え、梅雨の晴れ間のフォト散歩が
出来ない日が続いています。
雨の日は関節の痛みで閉じ籠っていますが「止んだから出掛けるぞ!」
と夫の一声で、雨の合間の撮影に車を出してくれました。

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植栽されたハーブです。




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白とパープルのエキナセア(紫馬簾菊)




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エキナセアの背景には、たくさんの黄色い小花を咲かせたフェンネル
が・・・(茴香・ウイキョウ)




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フェンネルのパラソルを輝かす無数の雨粒。


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ノウゼンカズラ(凌霄花)

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橙や赤のノウゼンカズラはよく見かけますが、ピンクは初めてでした。




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水晶のネックレスを想わせ、見事に繋がった雨粒。




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雨粒をまとったネムノハナ(合歓の花)が美しく、呉を滅ぼした傾国の
美女西施を想い浮かべました。

象潟や雨に西施がねぶの花      松尾芭蕉  「奥の細道」




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先端が黄色の苞から、青紫色の顔を出したアガパンサスの蕾。




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雨粒に装飾された蜘蛛の巣。




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ハート型の葉に、黄色い5弁の小さなカタバミ。




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梅雨時のキノコをあちこちで見かけました。


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得たいの知れない物体?
一見、石鹸の泡のような感じで一抱えもありそうです。




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小さな池の可愛らしい睡蓮。




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真っ赤な顔を見せたのは、ショウジョウトンボでしょうか。




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梅雨時に出掛けてみれば、それなりの季節の美し
さに出会うことを知りました。
雨季の風情に感嘆しながらのフォト散歩でした。


ご覧下さり有難うございました。