6月の花
2015.06.21.Sun
2015年6月21日
車で10分ほどの、夢の島公園では四季折々の花が楽しめます。
今が見頃の紫陽花ですが、この路の先は何時もひと気がありません。

喧噪をはるかに園の濃紫陽花 コウコ

歩を進めると両側は山紫陽花が咲き、山深い森林の趣を
漂わせています。
山あじさい澄み渡りゆく 鳥の声 コウコ


花から花へと忙しそうなハナアブ。
***

季節の花が咲き乱れている花壇があります。


キク科の白い花と青い花。

白のコリアンダーに、青い小さな花はネモフィラでしょうか。

ブルーデージーの背後は白銀色のシロタエギク。

珍しい色合いのルドベキアは咲き始めたばかりです。

ジギタリス
***

夢の島熱帯植物館の庭でカルガモのカップルに再会しました。
実は入館前に公園の畑でブラブラしているのを見かけました。
彼等はフリーパスで館内に入り、睡蓮の池で悠々と水遊びをして・・・
なんだか羨ましいですね。




熱帯植物館に入ると、何時も咲いているフウリンブッソウゲ。
風にゆれる風鈴の風情が好きです。

オーストラリアのクリスマス(夏)には赤くなると云う
クリスマスブッシュ。
***
帰りがけ、街で見かけた花にも惹かれました。

ネムノハナ
若い頃は見向きもしなかったドクダミ(十薬)ですが、群生の十字の
花びら(苞葉)の風情には、味わい深いものがあります。
病得て見えてくるもの花十字 コウコ
梅雨の晴れ間の散歩ですが、この時期は特に白い花が目につきました。
心ほぐれる六月の白い花 コウコ
ご覧くださり有難うございました。
車で10分ほどの、夢の島公園では四季折々の花が楽しめます。
今が見頃の紫陽花ですが、この路の先は何時もひと気がありません。

喧噪をはるかに園の濃紫陽花 コウコ

歩を進めると両側は山紫陽花が咲き、山深い森林の趣を
漂わせています。
山あじさい澄み渡りゆく 鳥の声 コウコ


花から花へと忙しそうなハナアブ。
***

季節の花が咲き乱れている花壇があります。


キク科の白い花と青い花。

白のコリアンダーに、青い小さな花はネモフィラでしょうか。

ブルーデージーの背後は白銀色のシロタエギク。

珍しい色合いのルドベキアは咲き始めたばかりです。

ジギタリス
***

夢の島熱帯植物館の庭でカルガモのカップルに再会しました。
実は入館前に公園の畑でブラブラしているのを見かけました。
彼等はフリーパスで館内に入り、睡蓮の池で悠々と水遊びをして・・・
なんだか羨ましいですね。




熱帯植物館に入ると、何時も咲いているフウリンブッソウゲ。
風にゆれる風鈴の風情が好きです。

オーストラリアのクリスマス(夏)には赤くなると云う
クリスマスブッシュ。
***
帰りがけ、街で見かけた花にも惹かれました。

ネムノハナ

若い頃は見向きもしなかったドクダミ(十薬)ですが、群生の十字の
花びら(苞葉)の風情には、味わい深いものがあります。
病得て見えてくるもの花十字 コウコ
梅雨の晴れ間の散歩ですが、この時期は特に白い花が目につきました。
心ほぐれる六月の白い花 コウコ
ご覧くださり有難うございました。
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山口さんちのレース鳩
2015.06.16.Tue
2015年6月16日
伝書鳩は誰もが知っていますが、通信手段を終えた現在では
レース鳩と呼ばれているそうです。
夫の友人に誘われて、愛鳩家の山口さんの鳩舎を3人で見せて
頂くことになりました。
鳩舎では子育てと抱卵の真っ最中です。

ドバトとキジバトは街でよく見かけますが、レース鳩の羽色は色々
あって綺麗です。


卵は真っ白でウズラほどの大きさでしょうか。抱卵は、昼はオスが夜は
メスが担当して25日位で孵化するそうです。

卵から孵化したばかりのヒナです。
レース鳩の寿命は15年前後だそうです。

レース鳩は孵化後、1週間目に個体証明の脚輪を付けて登録します。

ヒナの子育ては親が餌を噛み砕いて口移しであげますが
この子は自分で餌を啄ばむほど成長していました。
レース鳩の餌


レース鳩の餌(1日2回)は成鳥用(上)と幼鳥用(下)があり
トウモロコシや大豆など何種類もの種子がブレンドされています。
***
鳩舎のレース鳩たち




顔をアップにするとそれぞれ魅力的です。鼻瘤が大きく、嘴が太く短く
アイリングが大きいほど良いのだそうです。
***
放鳩
運動のために毎日夕方に放鳩しますが、その際ご近所のベランダに布団や
洗濯物が干していないかを確認なさるそうです。

山口さんが鳩を鳩舎の出口へと誘導します。

扉を閉めました。


左はカラス鳩です。
集められた鳩たちの奥に出入り口があります。

レース鳩には沢山の羽色があり、右は白鳩、左は2本の線が翼に
あるので二引(にびき)と云うのだそうです。
いよいよ放鳩です

次々と飛び出して行きました。


この白鳩は巣に子どもがいるので、一旦は外に出たものの気掛かり
らしく飛び出しませんでした。
同色の2羽は若い鳩でまだ飛翔したことはなく、出入り口の周辺を羽
ばたく程度です。

同色の2羽の若鳩(三番子)の兄弟(一番子)は500kmレースで
総合3位に入賞しました。尚、レースは春と秋の2回だそうです。
2日後に訪れた際は2羽の若鳩も初飛翔しましたが、1羽が途中
見当たらず心配しました。カラス、猫等の被害や、行方不明になって
帰らないことはよくあるそうです。
私共が御いとまする頃には、群れに戻って飛翔していたのでほっと
致しました。






群れで飛翔しては電線に小休止し、幾度となく鳩舎の空を力強く
旋回していました。
1000km前後のレースもあり、飲まず食わずに飛翔する能力と
帰巣本能は素晴らしいと思いました。
レース鳩のことは全く知りませんでしたが、愛鳩家の山口さんには
いろいろと教えて頂き深く感謝申し上げます。
最後までご覧下さり有難うございました。[全文表示]
伝書鳩は誰もが知っていますが、通信手段を終えた現在では
レース鳩と呼ばれているそうです。
夫の友人に誘われて、愛鳩家の山口さんの鳩舎を3人で見せて
頂くことになりました。
鳩舎では子育てと抱卵の真っ最中です。

ドバトとキジバトは街でよく見かけますが、レース鳩の羽色は色々
あって綺麗です。


卵は真っ白でウズラほどの大きさでしょうか。抱卵は、昼はオスが夜は
メスが担当して25日位で孵化するそうです。

卵から孵化したばかりのヒナです。
レース鳩の寿命は15年前後だそうです。

レース鳩は孵化後、1週間目に個体証明の脚輪を付けて登録します。

ヒナの子育ては親が餌を噛み砕いて口移しであげますが
この子は自分で餌を啄ばむほど成長していました。
レース鳩の餌


レース鳩の餌(1日2回)は成鳥用(上)と幼鳥用(下)があり
トウモロコシや大豆など何種類もの種子がブレンドされています。
***
鳩舎のレース鳩たち




顔をアップにするとそれぞれ魅力的です。鼻瘤が大きく、嘴が太く短く
アイリングが大きいほど良いのだそうです。
***
放鳩
運動のために毎日夕方に放鳩しますが、その際ご近所のベランダに布団や
洗濯物が干していないかを確認なさるそうです。

山口さんが鳩を鳩舎の出口へと誘導します。

扉を閉めました。


左はカラス鳩です。
集められた鳩たちの奥に出入り口があります。

レース鳩には沢山の羽色があり、右は白鳩、左は2本の線が翼に
あるので二引(にびき)と云うのだそうです。
いよいよ放鳩です

次々と飛び出して行きました。


この白鳩は巣に子どもがいるので、一旦は外に出たものの気掛かり
らしく飛び出しませんでした。
同色の2羽は若い鳩でまだ飛翔したことはなく、出入り口の周辺を羽
ばたく程度です。

同色の2羽の若鳩(三番子)の兄弟(一番子)は500kmレースで
総合3位に入賞しました。尚、レースは春と秋の2回だそうです。
2日後に訪れた際は2羽の若鳩も初飛翔しましたが、1羽が途中
見当たらず心配しました。カラス、猫等の被害や、行方不明になって
帰らないことはよくあるそうです。
私共が御いとまする頃には、群れに戻って飛翔していたのでほっと
致しました。






群れで飛翔しては電線に小休止し、幾度となく鳩舎の空を力強く
旋回していました。
1000km前後のレースもあり、飲まず食わずに飛翔する能力と
帰巣本能は素晴らしいと思いました。
レース鳩のことは全く知りませんでしたが、愛鳩家の山口さんには
いろいろと教えて頂き深く感謝申し上げます。
最後までご覧下さり有難うございました。[全文表示]
カワセミの子に会って
2015.06.08.Mon
2015年6月8日
3ヵ月振りに、じゅん菜池(千葉県市川市)を訪ねました。
6月の白い花木を代表するヤマボウシが見頃を迎えています。


縦長の池には、北の国に帰ってしまったカモたちの姿はなく見事に
もぬけの殻です。

池の遊歩道でアイガモ(体長50~65cm 野生のマガモとアヒル
の交配種)と出合いました。

普段は素通りのアイガモですが、カメラを向けると雄はマガモに
似た綺麗な緑色の頭で、体色も意外と凝っていました。
***
池には何時もカワセミがいますが、何故かウォッチャーも見かけません。
地元の方でしょうか、カメラを持つ私を見るなり「奥の方にカワセミの
子どもがいますよ」と声をかけて下さいました。
奥では三脚を構えたカメラマンたちが、頻りにシャッターを切っています。

カワセミの子は初めて見ましたが、足は黒っぽく体色も鮮やかでは
ありません。

居合わせた長老の方が、一丁前にダイブして捕食するカワセミの子の
鮮明な画像を見せて下さいました。
手持ち一辺倒のカメラでしたが、カワセミの子に出会って、つくづく
三脚が必要だと思いました。

カワセミの子は親離れが出来ていました。
親を探してみると、狭い遊歩道を挟んだ樹上で寛ぎながらも
距離を置いて子どもを見守っているようにも見えます。
上下の嘴が黒いのでお父さんでした。
***
カワセミの近くには、ゴイサギ(全長58~65cm 留鳥)がじっと
佇んで獲物を狙っています。
繁殖期に見られるという、細くて白い冠羽が1本ありました。

星のような斑点がある幼鳥のホシゴイは見たことがありますが、成鳥の
ゴイサギは初めてです。

ちょとした御八つでしょうか、小魚を呑みこむと近くの木に留りました。


樹上でも水辺にいると時と同じように一本の足で立っています。

一声鳴いたようですが聴き取れませんでした。
ゴイサギは夜行性なので捕食は夜になりますが、日暮れまでは暫く
時間がありそうです。
***
目的のカワセミが思うように撮れませんでしたので、数か月前に撮った
写真をアップ致します。

カワセミの食事風景


少し弱らせ・・・

頭から鵜吞みです。


呑み込むと、こんなポーズを・・・

食事を済ませると飛び立つて・・・近くの枝に留りました。

見返り美人です。
じゅん菜池のカワセミはスターであることを自覚しているようです。
大勢のカメラマンが至近距離に迫っても逃げず、むしろポーズを
とるほどのサービス精神があります。
じゅん菜地で生まれ育った生粋のカワセミたちです。
ご覧下さり有難うございました。
3ヵ月振りに、じゅん菜池(千葉県市川市)を訪ねました。
6月の白い花木を代表するヤマボウシが見頃を迎えています。


縦長の池には、北の国に帰ってしまったカモたちの姿はなく見事に
もぬけの殻です。

池の遊歩道でアイガモ(体長50~65cm 野生のマガモとアヒル
の交配種)と出合いました。

普段は素通りのアイガモですが、カメラを向けると雄はマガモに
似た綺麗な緑色の頭で、体色も意外と凝っていました。
***
池には何時もカワセミがいますが、何故かウォッチャーも見かけません。
地元の方でしょうか、カメラを持つ私を見るなり「奥の方にカワセミの
子どもがいますよ」と声をかけて下さいました。
奥では三脚を構えたカメラマンたちが、頻りにシャッターを切っています。

カワセミの子は初めて見ましたが、足は黒っぽく体色も鮮やかでは
ありません。

居合わせた長老の方が、一丁前にダイブして捕食するカワセミの子の
鮮明な画像を見せて下さいました。
手持ち一辺倒のカメラでしたが、カワセミの子に出会って、つくづく
三脚が必要だと思いました。

カワセミの子は親離れが出来ていました。
親を探してみると、狭い遊歩道を挟んだ樹上で寛ぎながらも
距離を置いて子どもを見守っているようにも見えます。
上下の嘴が黒いのでお父さんでした。
***
カワセミの近くには、ゴイサギ(全長58~65cm 留鳥)がじっと
佇んで獲物を狙っています。
繁殖期に見られるという、細くて白い冠羽が1本ありました。

星のような斑点がある幼鳥のホシゴイは見たことがありますが、成鳥の
ゴイサギは初めてです。

ちょとした御八つでしょうか、小魚を呑みこむと近くの木に留りました。


樹上でも水辺にいると時と同じように一本の足で立っています。

一声鳴いたようですが聴き取れませんでした。
ゴイサギは夜行性なので捕食は夜になりますが、日暮れまでは暫く
時間がありそうです。
***
目的のカワセミが思うように撮れませんでしたので、数か月前に撮った
写真をアップ致します。

カワセミの食事風景


少し弱らせ・・・

頭から鵜吞みです。


呑み込むと、こんなポーズを・・・

食事を済ませると飛び立つて・・・近くの枝に留りました。

見返り美人です。
じゅん菜池のカワセミはスターであることを自覚しているようです。
大勢のカメラマンが至近距離に迫っても逃げず、むしろポーズを
とるほどのサービス精神があります。
じゅん菜地で生まれ育った生粋のカワセミたちです。
ご覧下さり有難うございました。
子育て真っ最中
2015.06.03.Wed
2015年6月3日
夏鳥として日本に渡来したツバメが、昨年同様に廃店の軒下で
子育てを始めました。
食べることのみに明け暮れるツバメの子どもたち。
どの子も愛くるしくて、ツバメの親心が分かるようです。
餌を運んでくる親鳥の姿に大はしゃぎの幼鳥。
一斉に空腹を主張する子ツバメたち。
右から1番目の子に虫を与えると、目にも止まらぬ速さで餌探しに
ターンです。
食欲旺盛な幼鳥に、交互に餌運びをする親鳥。
次は2番目の子ツバメに。
そして3番目の子ツバメに。
右の3羽は食べることに専念し、左の2羽は糞を巣の外に落としたり
羽をばたつかせています。
同じ巣の中の幼鳥ですが、成長に遅速があるようです。
成長に伴って巣は狭くなり、窮屈そうな表情。
親ツバメは食べ盛りの3羽に集中的に餌を運んでいます。
親ツバメの愛情を一心に受け、順調に育つ5羽の子ツバメの表情は
幸せそのものでした。
無事に巣立ちを迎えられるように、今日も地域の人々が見守り続け
ています。
ご覧下さり有難うございました。