季節の替わり目

2015.04.27.Mon
2015年4月27日

越冬のカモたちはほとんど旅立ったかもしれないと思いつつ
谷津干潟を訪ねてみました。


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観察小屋を覗くと、コガモが羽ばたきをしていました。
北帰行へ向けてのウォーミングアップでしょうか。
春、一番遅くまで見られるというコガモです。




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このカップルの雌は「わたし幸せ~」といった表情です。




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こちらのカップルは念入りに羽繕いです。




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オオバンや他のカモと同じように、アオサを食べているのでしょうか。

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北帰行・最終便を控えたカモ類もいれば、この春飛来した旅鳥もいました。

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メダイチドリ




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キョウジョシギ
ばら撒かれたような巻貝のホソウミニナ、外来種の繁殖力は凄いですね。

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冬鳥と春の旅鳥が入れ替わるこの時期、留鳥のサギ類は繁殖期に入って
特有の変化を見せていました。

アオサギの夏羽

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赤く染まった嘴と脚、そして後頭部にある飾り羽です。
杭に止まって寛ぐヒョウキンなポーズもあれば、捕食の行動は真剣そのものです。



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飾り羽をなびかせながら、魚を捕りに浅瀬にやって来ました。




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魚を狙う意気込みを見て下さい。微動すらしない迫力です。
見る側は待ち切れず・・・その後の獲物は確認出来ませんでした。




ダイサギの夏羽

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広大な干潟を眼下にダイサギがやって来ました。
嘴の黄色が黒に、目元は黄色から緑色に変わりました。




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舞い降りた直後の飾り羽が綺麗です。




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ダイサギ




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こちらはチュウサギの夏羽で、黄色の嘴が黒くなりました。




ダイゼンの夏羽

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全身灰色系のダイゼンですが、顔からお腹まで黒く換羽しています。
標識調査の金属リングが付いていますが、拡大しても三段に表示
された文字は判読出来ませんでした。




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一瞬、体を震わせて逆立てた羽根。




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ゴカイが好物のようです。


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来月は隣接する谷津バラ園に寄る予定なので事前に歩いてみました。


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住宅街の藤の花。



バラ園の前の八重桜の広場に、ハナミズキが咲き始めました。

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ハナミズキに来たムクドリ。


季節の替わり目に撮った鳥たちと花木でした。
ご覧下さり有難うございました。
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晩春の彩り

2015.04.18.Sat
2015年4月18日

晩春の珍しい桜といえば御衣黄、鬱金、兼六園菊桜でしょうか。

御衣黄(ぎょいこう) 中輪八重
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御衣黄は新宿御苑に何本かありますが、これは道から少し逸れた所
の一樹です。分け入ってまで見る人はなく、野趣にあふれたムラサキ
ハナナを下草にひっそりと咲いていました。




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花弁は淡い黄緑色に濃い緑がまじり、中心部は赤色。




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個体によって色の入り方に違いがあるようです。




鬱金(うこん) 黄色大輪半八重
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兼六園菊桜
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金沢市の兼六園には天然記念物に指定された原木があります。
開花時には緑色の葉は開いており、葉陰に花が隠れたように
咲きます。


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お花見といえば染井吉野ですが、晩春のお花見は2週間ほど遅れて咲く
一葉です。苑内に150本もありました。

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一葉の多くが大木で見事な景観です。




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淡い八重咲きに緑褐色の若芽の色合いが綺麗です。




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一葉の咲く芝生の広場ではフラダンスを楽しむグループもいて
小女が見よう見真似で踊る姿が目を惹きました。




駿河台匂(するがだいにおい) 白色中輪
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駿河台匂の近くに来ると、清々しい甘い香りが漂っていました。
花に強い芳香があるとは、この桜に出会うまで知りませんでした。




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桜を撮って2年目の今年、最も印象に残る品種でした。




福禄寿(ふくろくじゅ) 淡紅紫色大輪
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8メートルの高木は風格があり、枝いっぱいに花をつけた下では多くの
人が足を止めていました。




関山(かんざん) 紅色八重
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街の公園でもよく見かける桜で、寒さや病虫害に強い品種だそうです。
苑内には150本の一葉が咲き、100本以上の関山が鮮やかな色彩を
添えていました。

初春、中春、晩春と、今年も無心に咲いた桜たちです。


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椿も見頃でしたが、落椿に目を奪われました。
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赤い椿



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白い椿

落ちたばかりの鮮やかな椿ではなく、朽ちかけた椿です。
錆色に化した花びらに、金色の蕊が輝いていました。


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晩春に咲き誇る満開の桜から少し奥に入ると、そこは既に
瑞々しい若葉の森でした。

最後までご覧下さり有難うございました。

桜の共演

2015.04.09.Thu
2015年4月9日


新宿御苑の桜

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陽春の青空の下、一葉、小汐山、アメリカ、大島桜の共演です。




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穢れのない純白な大島桜。




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絢爛と咲くアメリカ。




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園内に華やかな色彩を放つ一葉。




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ジジュウガラも桜を満喫でしょうか。


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水面に映る桜の景観。

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池の辺りで、絵筆をとる人やドールのポートレートを撮る人たちに
出会いました。

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ドールを撮らせて下さいとお願いしたところ、どうぞ自由にと快く
応じて下さいました。

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モデルさんの撮影はよく見かけますが、ドールのポートレートには
なぜか興味を覚えました。



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カモたちが旅立った池は、カイツブリが思いのままに泳ぎ回っています。

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淡黄色の虹彩。
こんなに可愛らしい眼差しは初めて見ました。




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カワラヒワの群れ

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大木の梢近くでの食事。




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たっぷりとあるご馳走を前に、穏やかな目のカワラヒワ。



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一重の枝垂桜はすでに葉桜ですが、八重の枝垂桜は見頃です。

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八重紅枝垂 紅色小輪八重。




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長州緋桜 紅紫色の大輪一重。




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桜の妖精のような白妙、純白の八重咲き。




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新宿御苑の桜のシーズンには一日何万人もの来園者があります。
桜の周りに人が溢れて撮影が難しい面もありますが、この賑やかさに
気分も高揚しました。
次は4月中旬から下旬に咲く晩春の桜を撮りたいと思います。

最後までご覧下さり有難うございました。

住宅街のバードサンクチュアリ

2015.04.06.Mon
2015年4月6日

谷津干潟(千葉県市原市)は船橋三番瀬から同じ東京湾岸道路
を走って8km先にあり、時間があれば両方見ることが出来ます。
見知らぬ鳥見同士でも「またお会いしましたね」などと言葉を交
わすことがあります。

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谷津干潟でオナガガモの飛翔を撮っていると、左上にコガモがいました。
今季はあちこちでコガモを見ながらシャッターチャンスがなく諦めてい
ましたが、このシーンから2ヵ月後の谷津干潟で撮ることが出来ました。




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採餌のコガモ
カモの多くが浮寝中、このカップルだけが延々と食事をしていました。
お腹を空かしてやって来たばかりなのでしょうか。




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時間つぶしに干潟を周って来ましたら、2羽は満腹になったのか
寛いでいました。左オス、右メス。
コガモ(小鴨) 体長34~38cm カモ類では最小種。




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オスは頭部の栗色と緑色、そしてお尻の三角形の黄色が綺麗です。




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メスは褐色に、少し緑色の羽が見えます。




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カップルの居場所に、やがて1羽のコガモが着水しました。
お腹を空かしてやって来たのかもしれません。


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谷津干潟を一望出来るという自然観察センターに入ってみました。

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窓越しに飛翔するカモたち。
観察センターは1枚の入場券で、出入りが自由になっていました。




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観察センターから見える葦原の光景。


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外に出ると先ず、海水の透明さにビックリしました。
潮の満ち引きは東京湾より2時間ほど遅れてくるそうです。

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海草の緑のアオサを啄ばむオナガガモ
谷津干潟ではオナガガモが圧倒的に多く、この日も1000羽は
いるとのことでした。




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ヒドリガモのカップル。




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オオバン

谷津干潟はアオサが豊富で、越冬中のカモたちがこぞって食べていました。


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カイツブリやセイタカシギは、谷津干潟では留鳥になっているので
1年を通して観察できます。

カイツブリ 
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採餌のカイツブリ(鳰 にお)の潜水は見ていて面白いです。

晩年や鳰の潜りを見て飽きず      コウコ                


潜水の後は羽ばたきを始めました。

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セイタカシギ
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海水が透明なので足指まで見えます。




採餌
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頭を突っ込んで、ゴカイを引っ張り出していました。




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羽繕いにも入念な水辺の貴婦人。




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年間100種以上の野鳥が飛来する谷津干潟の周りは閑静な住宅街で
住民の方たちは日常的に野鳥を見られる環境にあり、驚きと羨望を覚
えました。

最後までご覧下さり有難うございました。[全文表示]
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