珍しい水鳥

2014.12.30.Tue
2014年12月30日

小石川後楽園には、中国と日本の名所を採り入れた縮景が
随所に見られます。

西行堂跡
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西行堂跡に遺る奥の石灯篭と狛犬。
右の狛犬の奥には西行法師の歌碑もありました。
画面左側には法隆寺の、いかるがの里を流れる竜田川があり
庭園の中心である大泉水に注いでいます。




竜田川
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この日偶然にも、竜田川に珍しい鳥が来ていました。





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小石川後楽園の常連さんが園内の私を探して、ご親切に呼びに来て
下さったのでした。
縞模様の貌がなんとも異形で、京劇のお面のようです。




写真でも見たことのない、この鳥はカンムリカイツブリの幼鳥だそうです。
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カンムリカイツブリ
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この写真は以前、葛西臨海公園で撮ったものです。




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頭部をみると、なんとなくカンムリカイツブリの幼鳥に見えてきました。

幼鳥はその後、園内を移動しながら数日間滞在したそうです。



               ***


珍しい鳥といえばもう一羽、越冬のために日本に渡って来たアカハジロが
小石川後楽園にやって来ました。
カモの仲間に混じっていたアカハジロは、胸が赤褐色です。
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12月26日の夕暮れに撮りましたが、翌27日は閉門間近になっても
現れませんでした。
熱心な鳥見の方々が情報を聞きつけて集まりましたが、28日の最終日
が気になるところです。

               ***

園内でまた珍しい霜柱を見つけました。
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コンクリートの生活では見ることがなく、都会ではもはや死語になって
しまった霜柱です。



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12月は小石川後楽園に終始しましたが、これからも都内の自然を求めて
公園を歩いてみたいと思います。




ご覧下さり有難うございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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バンが来るようになった池

2014.12.23.Tue
2014年12月23日

池を眺めながらお弁当を頬張っていると、見慣れない鳥が現れました。
足は黄緑で指には水かきがありません。

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小石川後楽園の常連さん曰く、今年からやって来るようになったバンだ
そうです。私の初見は11月中旬で、バンの傍らにはハルジオンが咲き
残っていました。


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ハトくらいの大きさで、東日本では夏鳥、西日本では留鳥でだそうです。
水辺で昆虫や草の芽を探している様子でした。



しかし餌を啄ばむこともなく、背を向けるとそのまま飛び去りました。

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園内の中心にある大泉水に着水し、今度は水中の採餌でしょうか。
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               *** 

大泉水にはカルガモや冬鳥のカモに混じって、オオバンがいました。
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オオバンは何処でもよく見かけますが、バンはオオバンの小型種だと
ばかり思っていました。
実際はこのように違う鳥でした。


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採餌にやって来たバンは、紅葉が映る水面を見つめながらしばらく
佇んでいました。

今年から飛来するようになったバンですが、この池をこのまま
気に入ってくれると好いのですが・・・。

12月の紅葉のピークを過ぎてもやって来ました。


 
              *


最後の将軍徳川慶喜公は、水戸藩邸の小石川後楽園で誕生されました。
ハイカラでカメラ、自転車、自動車などを好まれたそうです。

晩年のお住いは歩いて行ける距離の小日向ですから、小石川後楽園
で写真を撮り、双眼鏡で鳥を観ながら散歩されたかも知れません。
大泉水の水鳥を撮りながら、ふとそんな想いが致しました。
             
ご覧下さり有難うございました。

紅葉と野鳥

2014.12.18.Thu
2014年12月18日

小石川後楽園は水戸藩の江戸屋敷の庭園として、2代藩主の徳川光圀公
の代で完成されたそうです。


手前の大堰川に見立てた渓流の奥に、京都・東山東福寺の通天橋に倣った
朱塗りの橋が木陰に見えます。
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川面に映る樹々。



紅葉が映り込む大堰川の置き石に、キセキレイが採餌に来ていました。
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川面に浮かぶ楓の落葉。

               ☆


ここは東京都内でも有数な紅葉の名所になっています。
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多彩な楓紅葉。


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特に目を引いたのは、伝統の着物の柄を想わせるような紅葉でした。


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内庭の池の景観
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庭園内で最も広い大泉水には通年のカルガモと、越冬のためシベリア
から渡ってきた数種類のカモがいます。
紅葉を映して美しく輝く大泉水。
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地面をおおう銀杏紅葉。



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石畳の道の辺にも、紅葉した小さな草が・・・。



地に下りて、懸命に餌を探すハクセキレイ。
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幼虫や草の実を啄ばむ表情は誇らしげです。


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園内の紅葉が真っ盛りのなか桜紅葉は裸木になり、赤く染まった
僅かな葉が、名残り惜しそうに枝にブラ下がっています。
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桜の細い枝には、すでに春を待つ冬芽がついていました。


ご覧下さり有難うございました。

はじめてのカワセミ

2014.12.02.Tue
2014年12月2日

「清流の宝石」と呼ばれる翡翠(カワセミ)ですが、今では都会で
見かけるようになりました。
江東区内でも、横十間川親水公園や荒川の河川敷に現れます。
カワセミを撮りたいと思いつつ、三脚で撮影している様子を見て
野鳥初心者には無理かもしれないと思っていました。
ところが偶然にも小石川後楽園でカワセミと出合い、望遠レンズ
の手持ち撮影で写すことが出来、喜びは一入でした。

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警戒心が強く間合いを取って枝に止まるので、見つけるのは大変です。
慣れない目には、最初はさっぱり分かりません。



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背中の青と胸のオレンジ色が美しいカワセミは憧れの的で、捉えた時は
特別な感動が湧き起こりました。



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枝に止まり、しばらく水面を見ていましたが、更に水が近い岩に飛んで
行きました。


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 飛びながらチーッと鳴くので、行く手を全力で追い掛けます。
スズメより少し大きく、敏捷です。


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コバルトブルーが美しい背中。


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今度は低い位置に止まりました。


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首を左右に傾け、逆にウォッテャーを観察しているような素振りです。


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嘴の下が赤いのでメスでした。
オスの嘴は黒で、羽はメスより鮮やかだと聞いています。
留鳥のカワセミは1年中観ることが出来ますが、ペアでいるのは繁殖期
の春のみだそうです。


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最後にやって来た此処が、彼女の取って置きの餌場のようです。
獲物の小魚を何度も咥えては、戻ってきました。


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小さな体での捕食ですが、長い嘴が本領を発揮して、魚を頭から
丸呑みしました。

 
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食欲を満たし、今日の採餌はこれで終了でしょうか。
ふと見渡すと、園も夕暮れが迫っていました。


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ご覧下さり有難うございました。