葛西臨海水族園

2014.10.27.Mon
2014年10月27日

葛西臨海公園にはフォト散歩でたびたび来るものの、ガラスドームの
水族園に足を運んだのは10年ぶりでした。
ここには国内最大級のペンギンの展示施設があり、前回は見落とした
ので会えるのが楽しみです。

世界で一番小さなフェアリーペンギン(40cm)は子どもと間違えそうです。
飼育員さんが餌の入った器を持って入ると、嬉々としてついて来ました。
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今月の「広報東京都」に、生後3ヵ月のフェアリーペンギンの「早く会い
に来てね!」と言葉を添えた可愛い写真が載りました。5月25日の誕生
から既に5ヵ月が経ちます。円らな瞳のペンギンがその子かもしれません。
フェアリーペンンギンの仕草は愛らしく、見学者を和ませてくれました。

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               *

こちらはフンボルトペンギン(65cm)たちで、餌の時間が近いのが
分かるらしく興奮気味です。
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仲間に加わらないペンギンが見えますが、老齢のために擬岩で餌を貰う
ことを覚えたようです。



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餌はバケツで投入されました。


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想像以上に大きな餌の魚ですが、頭から一気に呑み込んでいます。


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ランチタイムを終えると、夫婦で寄り添って羽繕いを始めました。
フンボルトペンギンの夫婦は生涯別れず、添い遂げるそうです。

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翼には1羽ごとに違った色の組み合わせのリングが付いています。
健康管理の上で、個体を見分けるための名札だそうです。


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水族園に入って最初に視界に入るのが、水槽で泳ぐマイワシの群れでした。
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イワシの群泳の中にサメとエイがいます。見学者の誰もが驚きますが
餌を撒く時間に偶然居合わせたので納得しました。
これも水族園ならではの光景です。


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               *


ドーム型の大水槽に回遊するマグロの群れ。
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巨体ながら、スピード感のある泳ぎです。大洋の航海者
と言われるマグロならではの、ダイナミックな群泳でした。
餌の時間とあって、マグロも見学者も集まって来ました。

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金属色に光る弾丸のようなマグロたち。


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カクレクマノミはTVの映像や絵本の「ニモ」でお馴染みですが、実物
を見たことはありませんでした。
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危険を感じるとイソギンチャクに隠れる、ペアのカクレクマノミ。


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絵本の人気キャラクターそのままの色彩と体形がユニークで、泳ぎ
方も独特です。


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一方、性転換をするというクマノミがいました。
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一つのイソギンチャクに数尾いて1番大きいのがメス、2番目がオス、
その他はメスでもオスでもない若いクマノミだそうです。
外敵から身を守るために毒のあるイソギンチャクに隠れ、代わりに
イゾギンチャクを食べる魚を追い出すという、共生関係にありました。


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ソハールサージャンフィッシュは、ここの水族園で最も美しい魚に
見えましたが・・・
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ソハールは「突き刺す」の意味があり、尾ひれの付け根にあるオレンジ色
のワンポイントこそ、鋭い棘だそうです。「美しい魚には棘がある」とか?


葛西臨海水族園は600種以上の世界中の生き物たちが見られます。
Ⅰ日では周り切れず、ガラスドームの外にもある「水辺の自然」には何れ
訪れたいと思います。


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都内では原っぱや空き地は見られませんが、昔はそこに多くの赤トンボ
が飛び交い、懐かしい原風景として想い出されます。

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原っぱに昭和が見える 赤とんぼ      コウコ


ご覧下さり有難うございました。
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万世橋&マーチエキュート神田万世橋

2014.10.22.Wed
2014年10月22日

先々週は神田川に架かる聖橋から総武線、中央線、地下鉄丸の内線の
3路線が交差する撮影スポットに立ち、秋葉原方面を眺めました。



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聖橋の先は昌平橋で、右上に総武線の緑の橋梁が見えます。


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昌平橋から万世橋へさしかかるボート



万世橋
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橋灯が点されると、昔の情緒がただよう万世橋。



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高架下の煉瓦アーチ
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神田川沿いにある赤煉瓦の「マーチエキュート神田万世橋」(mAAch ecute)
は1世紀前の国鉄中央線「万世橋駅」をリニューアルし、1階を商業
施設として2013年9月にオープンしました。


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1階の商業施設の上に昔の万世橋のプラットホームがあり、知る人ぞ
知る名所になっています。

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煉瓦造りの高架橋の上を中央線の電車が走って行きます。


アーチの横に古い階段を見つけました。
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階段の入口は昔、旧万世橋駅とプラットホームを結んでいました。
遺構は1世紀を経て痛んでいましたが、タイムスリップした気分です。


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階段を上がると2階は展望デッキ。


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階段の出入口の横を、ガラス越しに電車が通過します。
「まんせいばし」のプラットホームだった昔を偲びながら、ホームの
両側を行き来する中央線の電車を暫く眺めていました。


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1階に戻り「マーチエキュート神田万世橋」に立ち寄るとオシャレな店
が並び、見て歩くだけでも楽しめます。


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なかでも、壮麗な初代万世橋駅のジオラマには感嘆しました。
一見して東京駅に見えますが、設計は共に辰野金吾です。


1912年(明治45年)中央線のターミナル、万世橋駅として開業。
1923年(大正12年)関東大震災で初代駅舎焼失。翌年復旧。
1936年(昭和11年)鉄道博物館画東京駅から移転。11月駅舎解体縮小。
1943年(昭和18年)万世橋駅営業休止。
2006年(平成18年)交通博物館閉鎖。


万世橋の歴史は明治、大正、昭和の歴史と共に歩んで来ました。
歴史的役割を終えた駅舎の遺構に当時の面影を偲び、新しい名所には
再び人々が集うようになりました。


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秋葉原へ向かう帰路、「パチンコ・スロット」に見たハロウィンの
コスプレのスタッフ。
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万世橋から神田川を眺めていると、飛びながら鳴いていたのは
ハクセキレイでした。
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暫くするとウミネコもやって来て、何やら捕食しています。
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食後は悠然と川に漂い、やがて仲間のところへ飛んで行きました。


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最後まで、ご覧下さり有難うございました。

湯島聖堂

2014.10.15.Wed
2014年10月15日

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聖橋から見た昌平坂



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湯島聖堂の独特な外塀
日本の学校発祥の地であり、学問の聖地として栄えた湯島聖堂。
案内版にはその伝統を継承して9月開講の文化講座が紹介されていました。
パンフレットには恩師のご子息、塩谷健氏の論語素読、漢文入門等の講座
があります。恩師には若き日に論語を学んだので、親から子へと同じ学問
が継承されたことに、感慨深い思いが致しました。

秋高し 湯島聖堂新講座      コウコ


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入口の仰高門


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孔子銅像(丈4.57mで世界最大、台北からの寄贈)
最近知ったのですが、孔子の子孫・本家79代目は台湾在住だそうです。
孔子の故郷、山東省曲阜市の人口の2割が孔姓を名乗り、孔子の家系図
は「世界で最も長い家系図」としてギネスに登録されています。


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 楷樹(かいじゅ)
楷は曲阜にある孔子の墓所に植えられている名木で、枝と葉が整然と
しているので楷書の語源になりました。実は赤褐色に熟します。


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入徳門(聖堂唯一の木造、総黒漆塗り)


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入徳門を上りつめた所に、蝉の抜け殻を見つけました。

蝉の殻 静けさ戻る聖堂内      コウコ



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合格祈願の絵馬



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大成殿(たいせいでん)
前庭では師範指導の健康太極拳が行われていました。



大成殿には孔子像、左右には高弟の四賢人(顔子、子思、
孟子、曾子)が祀られています。
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孔子は紀元前・中国春秋時代の思想家で「論語」は孔子の死後にその言行
を弟子たちがまとめた書物でした。
中国古典の「論語」は学校で誰しもが学びました。
「学びて時にこれを習う、また説(よろこ)ばしからずや」
「朋(とも)あり、遠方より来る、また楽しからずや」
「過(あやま)ちては則(すなわ)ち改むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ」
論語に由来する「温故知新」「切磋琢磨」等の四字熟語があります。

湯島聖堂を訪ねたことで、孔子が重視した愛と慈悲の「仁」そして「礼」
について改めて考えさせられました。


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公園に立ち寄ってカメラを向けると、何かしら小さな発見があります。
秋になり、ツマグロヒョウモンの翅の色が際立って見えます。
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テリトリーに侵入して来た揚羽蝶を林の梢まで追い払い、蜆蝶を低空で
追い駆け回すなど、意外と荒っぽい蝶です。

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保育園の散歩のグループや、親子が遊ぶ光景が目に入りました。

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公園は母子のオアシス 小鳥来る      コウコ


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何時何処にでもいる小鳥が、秋には新鮮に見えます。
椋鳥(秋の季語)


最後までご覧くださり有難うございました。    [全文表示]

ニコライ堂

2014.10.06.Mon
2014年10月6日

ニコライ堂(千代田区神田駿河台)
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日本に正教会を伝えたニコライ大主教にちなみ、通称ニコライ堂と呼ばれ
ているハリストス正教会の大聖堂(明治24年完成)
JR御茶の水駅から数分の所にあるものの、青緑色のドームを眺めるだけ
で行ったことがありませんでした。


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日本最大のビザンティン式の教会で、かの鹿鳴館や旧岩崎邸庭園などを
設計したコンドルが工事監督に携わりました。

秋うらら ニコライ堂の門くぐる      コウコ



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大聖堂
いつか鐘楼の美しい鐘の演奏を聴きたいものです。


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大聖堂入口           聖堂内の拝観(見学)に訪れた人たち





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聖堂の右側に小さな礼拝堂があり、1本100円でロウソクに
火を灯せます。



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帰り際に聖職者が横切りました。そしてこの先にある建物の2階に上がる
と、聖堂に向き直り丁寧に礼拝をして去って行きました。



               ***



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ニコライ堂の前の通りは「紅梅坂」ですが、昔は「幽霊坂」と続いて
いたそうです。


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大正13年の区画整理で本郷通りが出来、2つに分かれた形になりました。
「東京名所絵図」には紅梅坂は往時樹林にして、昼尚凄寂たりしを以て
俗に幽霊坂と唱えたりしを、今は改めて紅梅坂と称す。と書かれている
そうです。

たっぷりと秋日さしけり 幽霊坂      コウコ



               ***



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本郷通りには、神田川に架かる聖橋があります。「聖橋」の名は前方に
見える南のニコライ堂と、北の湯島聖堂を結ぶことで命名されました。



聖橋でカメラを構えていると、通り掛かりの婦人から「いつも誰かが
撮影していますけど、何かあるのですか?」と訊ねられました。
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聖橋から見えるのは秋葉原方面で、鉄道の撮影スポットになっています。
今、神田川を渡る黄色の総武線とオレンジ色の中央線が交差しました。



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中央線の下のトンネルに、神田川を渡るのに地上に出た地下鉄丸ノ内
線が入って行きました。右側に中央線の御茶ノ水駅のホームが見えます。

聖橋から撮影する人たちは、この3路線の車両が同時に立体交差する
風景を狙っていたのでしよう。



               ***




秋の声を聞くと、大型の夏の蝶に代わり小型の秋の蝶が目立つように
なりました。
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小さくも鮮やかな黄よ 秋の蝶      コウコ




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秋蝶の蜜吸うさまも一途なり      コウコ


ご覧下さり有難うございました。