麻布十番&六本木ヒルズ

2014.08.30.Sat
2014年8月30日

麻布十番の街角で散歩中の大型犬を見掛けました。

DSC_6055 (443x640) 

全身を覆う長い毛、ゆったりと歩く姿。なんとも優美なので
「貴婦人ですね」と話し掛けると、アフガン・ハウンドの男の子でした。


DSC_6058 (349x640) DSC_6060 (347x640)

ペットショップの店員さんによれば、雄は雌より毛並みが美しい
そうです。古代エジプト王の猟犬だけあって上品です。



               ☆


パティオ十番は憩いの広場で、童謡「赤い靴」のモデルになった
「きみちゃん像」があります。アメリカ人宣教師の養女となり
アメリカで幸せに暮らしていると信じた母親が、野口雨情に話した
ことで詩が生まれました。しかし、きみちゃんは結核のため船旅が
出来ず、この界隈の孤児院で亡くなりました。9歳だったそうです。

DSC_6049 (441x640) DSC_6166 (443x640)
 

DSC_6223 (640x444) 

「きみちゃん像」が見つめる交差点は、何故か信号機がありません。
道路を挟んで花壇とベンチがあり、婦人が憩い、少年等は花壇の
横を自電車で走り去り、歩行者は車を見送って横断していました。 

DSC_6220 (640x443) DSC_6179 (640x443)


               ☆


ワイン専門店    「MAVIE」 麻布店

DSC_6107 (640x479) 

マヴィはオーガニックのワイン、野菜、食品を扱っている麻布らしい
お店です。店員さんの笑顔が素敵でした。



               ***


DSC_6245 (640x444) 

暗闇坂を上がって左側に、オーストリア大使館があります。


麻布十番から六本木ヒルズにかけて、外国人が多いことに気付きました。

DSC_6278 (640x442) DSC_6239 (443x640)
DSC_6042 (445x640) DSC_6281 (640x427) 
DSC_6345 (442x640) DSC_6284 (640x444) 

都内の大使館の半数はここ港区にあるそうです。この界隈は外資系の企業
が多く、元麻布ヒルズ、六本木ヒルズは外国人の居住者が多いのでしょう。



高級なイメージの土地柄ですが下町より下町らしいお店を見つけました。

DSC_6270 (442x640) DSC_6110 (640x463)

露店では漬物などを扱い、繁盛しているようです。
この街の珍しい光景に通り掛かりの人は足を止め、店のおばさんは
忙しそうに応対していました。
車の鮮魚店もあり、街に馴染んでいる様子でした。


               ***


麻布の地名の由来になったという、麻布山全福寺に立ち寄りました。

DSC_6067 (444x640) 
道の突き当たりが全福寺ですが、なんと勅使門の先に元麻布ヒルズ
がニョキッと建っていました。


DSC_6078 (640x427) 

境内の大銀杏は都内最古で、樹齢約750年の国の天然記念物です。
この一帯は空襲で全焼しましたが、大銀杏は一部焼けながら生き残り
ました。

大銀杏の一部を写すと、周りにも樹木が連なるようなイメージが湧き
都会とは思えない景色が見えてきました。

万緑や 心にとめるメメント・モリ      コウコ


DSC_6089 (443x640) 

全福寺の井戸水は、焦土の貴重な飲み水となったそうです。


               ***


DSC_6332 (640x444) 

六本木ヒルズのけやき坂通りには、かのLouis Vuitton Roppongi hills
があります。リツチな土地柄らしいルイ・ヴィトンの店舗です。


けやき坂通りを挟んでテレビ朝日本社があり、六本木ヒルズ夏祭り
(7/19~8/24)の最中でした。

DSC_6428 (640x443) 
DSC_6461 (443x640) DSC_6418 (640x639)

66体の「ドラえもん」の模型が森タワー広場にズラリと並び
子ども達は大はしゃぎです。

DSC_6356 (640x444) 

毛利庭園の池には特設デッキの「水上ビアガーデン」があり
盛況です。ハートのモニュメントはフランスの美術家の作品
だそうです。毛利庭園の池といえば宇宙メダカが放流され、
カルガモの親子が毎年見られることで有名になりました。


DSC_6371 (640x444) 
DSC_6368 (640x441)  

上下左右、何処を見ても夏祭りの人で賑わっていました。



DSC_6374 (551x640) 

六本木ヒルズのモナリザ、と称したい美女が写っていました。


最後までご覧下さり有難うございました。 
スポンサーサイト

月島界隈

2014.08.19.Tue
2014年8月19日

DSC_6059 (640x442) 
川面に映った舟の影は一幅の抽象絵画を観るようで、 水面の揺れに
微妙な変化をみせています。



DSC_6087 (640x443) 
月島川にはビルの影も映っていました。



             ***



月島川を右手に見ながら歩くと、もんじゃ焼の聖地
「月島もんじゃストリート」(月島西仲通り商店街)。

DSC_6034 (640x443) 

DSC_5994 (640x427) DSC_6006 (640x444)
両側は軒並みもんじゃ焼の店。




DSC_5983 (640x443) DSC_6012 (442x640)
もんじゃストリートの路地を一歩入ると、懐かしい下町の風情が
残っていました。 

月島の路地を終の住処とした自由律俳人の橋本夢道 (1903~1974)
を想い出します。プロレタリア俳句運動で逮捕され
< うごけば、寒い   夢道 >と獄中で詠んでいます。
一方「あんみつ」の発明者であり、月島から銀座の「月ヶ瀬」に出勤す
る時は、オシャレな出立ちだったと聞いています。
 




DSC_5967 (640x427) 
DSC_5986 (640x444) 
もんじゃ焼の店には遠方から多くの客が集まりますが
地元の人たちにとっては、日常の買物をする商店街です。



DSC_5977 (640x444) 



             ***



もんじゃストリートを抜け隅田川に出ると、川辺は広々とした遊歩道です。
釣りや夕涼みの人たちを見掛けましたが、中でも小さな男の子が二輪遊具
で遊ぶ姿が目を引きました。

DSC_6548 (639x640) DSC_6549 (444x640)
ペダルやブレーキのないランニングバイクを上手に乗りこなす光景は
ちょっとしたアーチストです。


DSC_6595 (640x640) 
3歳の理人(りひと)君。



DSC_6561 (640x442)  
辺りにちらほら灯が点ると、理人君はライトを点けて再び走り出しました。
お母さんは事故を起こさないようにと、片時も目を離さず見守っています。
好きなことに夢中の我が子を、これほど理解する若いお母さんには感心
しました。

3歳の理人君とお母さんの姿は印象深く、時どき思い出すことがあります。
大阪城の天守閣をバックに跳ぶモトクロスの競技を見た時。そして
斎藤 孝氏の<親が子どもに伝えるべきものは、「上達の普遍的な論理」>
で、スポーツの上達の経験が他でも活かされるという氏の体験談とも符合
したのでした。



             ***



DSC_6237 (640x444) 
隅田川をゆく水上バス。コース別に運行したり、貸切りもあります。
食事とカラオケのクルーズ、結婚披露宴や生バンドの演奏がある
パーティークルーズなどです。


DSC_6586 (640x443) 
勝鬨橋からライトアップしたばかりの東京タワーが見えました。



DSC_6362 (640x444) DSC_6364 (640x448)



DSC_6753 (640x444) 
勝鬨橋がライトアップされると、次々に屋形船が通り過ぎてゆきます。



斜張橋の中央大橋は、隅田川とセーヌ川が友好河川なので、パリ市に
デザインを依頼したそうです。
中央大橋、大川端リバーシティ21の超高層マンション群、屋形船など
煌めく夜景が望めます。

DSC_6721 (640x341) 

DSC_6734 (640x443)  

今宵も水面に涼を求めて多くの人が、屋台船や川辺の散歩を
楽しんでいることでしょう。 

              *

ご覧下さり有難うございました。
   

月下美人とドラゴンフルーツ

2014.08.11.Mon
2014年8月11日

DSC_1906 (639x640) DSC_7364 (640x640)
  月下美人            ドラゴンフルーツ


今夏も月下美人とドラゴンフルーツが咲きました。同じサボテン科の仲間
なので、共通点があります。
夕方から膨らみ始めた蕾は8時頃に、純白の花びらを重ねて開花しました。
我家はベランダで育てていますが、「今、咲きましたよ~」と芳しい香り
を部屋に届けてくれます。花の命は短く、一夜限りです。


DSC_6343 (639x640) DSC_7340 (640x443)
  月下美人            ドラゴンフルーツ


偶然の一致かは定かではありませんが、共に満月に近い月齢で開花
しました。まさに月下の美しい花たちです。



             ***


月下美人の自生地は中南米の熱帯の森林で、コウモリが花粉媒介します。
夜に開花するのも、この習性があるからだそうです。
月下美人の肥料はハイポネックスの倍溶液を与えますが、手間をかける
と数多くの花をつけてくれました。

DSC_1955 (639x640) DSC_6376 (640x464)

芳香はドラゴンフルーツより遥かに強く、飾るなら一部屋に一輪で
しょうか。

DSC_2295 (640x509) DSC_2316 (510x640)



              ☆             



ドラゴンフルーツの原産地はメキシコ、中南米だそうです。
サボテン科の果実なので花は飾りませんが、見所は多数の雄蕊です。

DSC_7363 (635x640) 
DSC_6236 (640x500) 

開花しそうな日は外出せずに待機し、柔らかな筆先を使って人工授粉
をします。

DSC_7478 (443x640) DSCN0532 (427x640)

ドラゴンフルーツは丈が1m以上になり、今や12号(直径36cm)の
大鉢になりました。苗から3年目にⅠ輪、4年目の今夏は3輪咲きました。
マンゴーとパパイヤは今も試行錯誤していますが、ドラゴンフルーツは
収穫後に固形の有機肥料を与え、室内で冬越し出来れば、後は至って
簡単です。


              ☆
 
 
5号鉢のミニドラゴンは観賞用に育てています。
茎が絡み合うので支柱ではなく、螺旋状にした針金を添えました。

DSC_7692 (640x443) DSC_6433 (639x640)DSC_7671 (639x640) DSC_5210 (640x629)



             ***


ドラゴンフルーツとミニドラゴンを比較した昨年の写真です。

DSC_8241 (640x640) 


ドラゴンフルーツの苗が3年目で開花し、50日後に結実した喜びは
一入でした。

DSC_8385 (639x640) DSC_8714 (640x506)

まさに真紅の竜を想わせる果実です。


DSC_8249 (640x427) DSC_8732 (640x456)

果実を真二つに切り、同じ皿に盛りました。
市販のドラゴンフルーツは甘味が足りませんが、完熟してから試食したので
甘くて洋梨のような食感でした。
通販では食用月下美人も扱っているので、果実を育ててみたいものです。



             ***


月下美人 一夜の出征兵と妻      コウコ

母と同世代のT女史は新婚生活もないまま戦争未亡人になり、生涯を学問
に献身なさいました。物腰が優しく品格があり、憧れの女性でした。



集団的自衛権 銃口を向ける百合     コウコ
まっすぐにNOと言い切る涼しさよ     コウコ 


ご覧下さり有難うございました。

ツバメの親子

2014.08.03.Sun
2014年8月3日

DSC_4208 (640x444) 
店じまいした軒先の古巣に、ツバメの抱卵を見かけたのは7月の初めで
2週間後には産毛のヒナたちが顔を出しました。
ツバメの子育ては1番子が5月で、これは2番子になります。


DSC_2816 (640x443) 
DSC_2713 (560x392) 
DSC_2680 (429x621) DSC_2635 (444x640)
虫を運んできては、ヒナの喉の奥に押し込むように餌を与えていました。



DSC_2898 (523x640) DSC_2909 (443x640)
抱卵はメスの担当で、給餌は夫婦で頻繁に行います。
巣の縁に止まった両親が、なにやら話を交わしている様子でした。



この界隈の商店や住宅では、ツバメを天敵のカラスに壊されたことが
ありました。南から何千キロも旅をしてきた遠来の客を住民は歓迎し
巣を守ってあげようと、様々な工夫を凝らしたのです。
ツバメの巣は「幸せを運ぶ」と昔から言い伝えられていました。

ツバメは人のいる場所に営巣し、カラスなどの外敵からヒナを守ります。
安全第一を考えて、ツバメは敢えて日除けテントのある廃業の店を選択
したようです。

商店街は大型スーパーが南北に出来て八百屋、精肉店、駄菓子屋
精米店、布団店などが店を閉めました。


***


DSC_6566 (420x606) DSC_6562 (445x640)
孵化して10日も経つと、ツバメの子らしい顔になってきました。


口並べわれ勝ちに欲る燕の子      コウコ



DSC_6565 (443x640) DSC_6547 (441x640)
餌を運ぶツバメ夫婦も、餌をねだるヒナも一生懸命です。



DSC_6592 (443x640) DSC_6640 (442x640)
ヒナは2、3週間で、すっかりツバメらしい姿になっていました。
フンはちゃんと巣の外に落としています。



             ***


産毛のヒナたちが顔を出してから20日目に、巣立ちの日を突然迎
えました。
DSC_7095 (640x444) 
晴れの巣立ちの日に、なんと巣から落ちたヒナの亡きがらを見てし
まいました。
詳しい事情はわかりませんが、これも現実です。
中学の女生徒たちが下校時に亡きがらを囲んで悲鳴をあげ、それは
心痛む情景でした。

地域の人々は毎年ツバメの子育てを見守り、楽しみにしてきました。
自然と人の関わりのなかで、ツバメは子どもたちに優しい心を育ん
でいます。中学生たちは子ツバメの死を通して、命の大切さを日常
で学んだことでしょう。



              ***



DSC_6806 (640x350) 
巣立ち直後は巣内と同じように、親は給餌を続けていました。



DSC_6739 (640x351) 
DSC_6740 (640x350) 
餌をねだり通しの子ツバメに、親がハタと給餌を止めた瞬間
があります。巣立ちの前もこのような光景を目にしました。



DSC_6963 (640x350) 
DSC_6816 (640x350) 
親は子ツバメに距離を置いて、何故か旋回ばかりしていました。
餌を期待した子ツバメたちは、はぐらかされて空を仰ぐばかりです。



DSC_7080 (640x350) 
親の思惑通り、子ツバメの1羽が勇敢にも飛び翔ちました。
子育ての特訓を垣間見て、ツバメ夫婦には感心させられました。



DSC_7069 (640x448) 
独り立ちへの第一歩を踏んだ子ツバメ。

この日、梅雨明けの空に数家族のツバメの飛翔が見られました。


シャッター街 記憶呼び出す夏ツバメ      コウコ