カラスの親子

2014.07.23.Wed
2014年7月23日

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枝切りした高木の三つ又に、針金ハンガーのカラスの巣があり、一見
空中のオブジェのようです。駅へ向かう道すがら、いつも目にします。




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色とりどりの針金ハンガーを使った巣は現代アートのように見事で
感心しました。
知人から聞いた数十年前の話ですが、関電工の仕事で電線の修理を
した際に、烏の巣から1万円札が出てきたそうです。
ハンガーをベランダから持ち去る行動は分かりますが、一万円札は
どのようにして手に入れたのでしょうか。
カラスに訊けば「カラスの勝手でしょ」と云われそうです。




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カラスが営巣している高木は芽吹く前に丈をつめ、枝切りをしましたが
巣まで取り払ってしまいました。
しかし今春、カラスは更にカッコいい巣を新築したのでした。


ハシブトカラスの抱卵はメスの担当で、期間は20日位だそうです。

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給餌は約1ヵ月間、オスとメスが共同で行います。


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巣の近くの電線で、親が巣立ち後の幼鳥に給餌する光景を見ました。

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 幼鳥の体は親と同じくらいなので、旺盛な食欲には親も大変です。
食べ足らず鳴き続ける幼鳥に応えて、親は再び飛んで行きました。


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 片時も親と離れなった幼鳥の、1週間後の姿を見ました。
道路を挟んで親と離れた幼鳥は、桜並木で枝移りの練習に励んでいました。


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休日のこの道路は、荒川の河口にあるサイクリングロードに向かって
ロードバイクが走り抜けます。


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緑のグラデーションの中で、幼鳥の羽は玉虫色に美しく輝いていました。

道路を隔てて親と鳴き交わす幼鳥は、独り立ちの特訓中でした。

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数ヵ月前の新聞記事によると、茨城県の或る地域ではカラスの料理
があるそうです。
特産の「干しいも」は全国で8割のシェアーを持ち、蒸したサツマ
イモの皮を田畑に捨てると、カラスが食べるそうです。
そのためカラスの肉は、柔らかく甘味があり、臭みが少ない
のだそうです。

1998年(平成10年)に中国の寧波、杭州、蘇州を訪ねた折は
カラスを1羽も見ませんでした。
そして、中国ではカラスを食べるらしいと聞いて驚いたものです。
16年前の疑問が解けた思いがしました。
この珍しい食文化を絶やさないで欲しいと願っています。
そうすることで、カラスが守られるかもしれません。

嫌われもののカラスですが、生態系を壊したのは人間です。
生きものはこの星で、平等に共存したいものです。
懸命に生きているカラスの親子を観て、さまざまな想いが脳裡
をかすめました。


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ご覧下さり有難うございました。 
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梅雨晴間 2

2014.07.15.Tue
2014年7月15日

我家のプランターガーデンに来る天道虫は黒地に赤の2つ星です。

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この日はアルストロメリアにやって来ました。益虫と聞いているので
大歓迎です。


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5mmほどの体長にプランターの花が映り、天然のブローチになりました。
自然の造形美から、人は多くのインスピレーションを授かってきました。

にぎる手をひらいて放つ天通虫      コウコ


街をゆくと朝顔と昼顔が目に留りました。
梅雨の晴間の淡い色調は、目にやさしくて清涼感を覚えます。
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最寄りの駅前に小さな公園があり、青葉若葉が晴天に輝いています。
木々の下草は雑草と呼ばれているものたちです。

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種々雑多な野草の中にハルジオンが咲き乱れていました。


ハルジオンの花から花へ小刻みに舞うのはツマグロヒョウモンで
花に止まっては 翅を閉じたり開いたり。
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やがてもう1頭がやって来ると、テリトリー争いか恋なのか、追い駆けっこ
を始めました。
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ここ数年の間に蝶々が激減したように感じます。
それぞれの個体数が少なく、黒揚羽などは数年前から
ほとんど見ていません。
街角で蝶を見られないのは寂しことです。

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この日は嬉しいことに黄揚羽と紋白蝶も見かけました。



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木立をけたたましい声をあげながら、群れで飛ぶオナガ。
駅前の小さな公園に1年中見かけ、時には住宅街にも姿を見せます。



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公園には遊具がいくつか設置されていますが、今も昔も変わらない
懐かしブランコ。

ぶらんこの寂しがり屋に駆けくる子      コウコ


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立葵がだいぶ登りつめました。中には咲き終わった株もあります。
今年は梅雨が長いそうですが、梅雨明けはそう遠くなさそうです。

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ご覧下さり有難うございました。

梅雨晴間 1

2014.07.08.Tue
2014年7月8日

フェニックスの木立から見える東京ディズニーランド。
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 シンボルのシンデレラ城とスペース・マウンテン。

葛西臨海公園駅の隣は、東京ディズニーリゾートがある舞浜駅です。
公園から旧江戸川の対岸にディズニーランドが見えます。



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ここは公園の東側にあり、フェニックスやアメリカデイゴが南国ムードを
漂わせていました。


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アメリカデイゴの大木は6月中旬には満開となり、その後も十数本は
あると思われるデイゴが咲き次いでいます。和名は海紅豆(カイコウズ)

海からの風に燃えて立ち 海紅豆      コウコ



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梅雨時ならではのキノコが、ベンチにひょっこり。


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甲羅のスマイリーはヒライソガニでしょうか。
シャッターを切ると、そそくさと岩の下にある穴に隠れてしまいました。



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何時もの観察舎から野鳥を撮っていると、頭上に等間隔の滴が落ちて
きました。梅雨時ですから、岩にたっぷり雨水を溜め込んだのでしょう。
この時は滴りを間近に見ましたが、かつて最初に出合った滴りは聴覚でした。

洞窟に地球の鼓動 滴れり      コウコ




汽水池には、今どき珍しいアオアシシギ(青足鴫)が1羽いました。
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シギ、チドリは南方から北方へわたる途中に立ち寄ります。
それは毎年ゴールデンウィークの頃で、ここで栄養と休息を摂ります。
旅の途中ですから長居せず、仲間はとっくに繁殖地へ渡ってしまいました。

残る鴫 どこかおのれに似ていたり      コウコ



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ゴカイを採餌しているアオアシシギ

汽水池の干潟は周囲が葦に囲まれ、カニやゴカイが豊富に生息しています。 
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初夏から晩夏まで、長い夏を彩る夾竹桃。
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ご覧下さり有難うございました。

白鷺

2014.07.03.Thu
2014年7月3日

  
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街で見掛ける紫陽花の見頃は終わりましたが、鬱蒼とした都内の公園 
では今が花盛りです。
この道を辿ると、数か所ある観察舎に立ち寄ることが出来ます。



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観察舎の窓からは汽水池の四季折々の野鳥を見ることが出来き、この
白鷺は此処の常連です。
白鷺は全身純白なサギ類(ダイサギ、チュウサギ、コサギ)の総称で
歳時記では夏の季語になっています。
季節によって移動することなく1年中見られる留鳥ですが、繁殖期
を主として夏季に編入されています。


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左がチュウサギで右の少し小さいのがコサギ。


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 チュウサギはなかなか羽を開いてくれません。
この日は一陣の風によって、美しい羽を垣間見たのでした。

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両方の翼を広げれば、ジュディ・オングの ♪「魅せられて」の衣装
になりますが、チャンス到来を待ちたいと思います。



白鷺の蓑に戯れ 風小僧      コウコ


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真夏の色彩を先取りした園内のノウゼンカズラ。

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ご覧下さり有難とうございました。