ジャズ・ミー横丁 10/27sat@  深川

2012.10.28.Sun
2012年10月28日

 江東区深川江戸資料館通り界隈で開かれるジャズ
 フェスティバルに、トランペット奏者の鈴木正晃氏が出演
 するので、爽やかな秋空の下、フリーパスのチケットで
 5会場を回りました。

☆ ギャラリー Okidoki
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 鈴木正晃(tp) 岩谷耕資朗(g)
 「オール・オブミー」「セントルイス・ブルース」他
 デュエットでジャズが堪能出来るとは!
 お二人のテクニックが素晴らしく
 感動しました!


 雲光院
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 古川奈都子(p) 海付豊(ts) 鈴木正晃(tp)
 小林真人(b)  Mooney(g&vo)
 「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ストリート」
 「キヤバレー」他
 のぶさんが風邪のため帰宅し、ひとりで次のステージを待っていたら、
 ダンスサークル「つくし会」の方々と偶然にお目にかかり、
 なんと嬉しかったことでしょう!


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 スタンバイの間、クラニネット奏者の花岡詠二氏がキーボードで
 クラシックを奏でて、お客さんはびっくりしたり、喜んだり!
 「サニー・サイド」「ジョージア・オン・マイ・マインド」他


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 吉澤紀子(ゲスト・ヴォーカル)「ギヴミー ザ シンプルライフ」他


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 会場では飲み物と食べ物を販売


☆ 隠れや
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☆ 鉄工房
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歩道に開け放たれた唯一の会場
行き交う人はジャズの音色に足を止めていました。
 
☆ 深川日和
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  ジャズハウンズ・トリオ(クラリネット、バンジョー、ベース)
  「ダウン・バイ・ザ・リバーサイド」
  「アメージング・グレイス」他


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 深川にはこんなに素敵なお店も!

 江戸情緒がただよう深川にジャズが響いた一日でした。
 スタンダード・ナンバーの名曲を聴き、
 身も心もかろやかに、帰路につきました。
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カエルは帰る

2012.10.18.Thu
2012年10月18日

海月ゆく思いのままに無一物     コウコ
(くらげ)

 うちのヒキガエルとまだ絆が出来ていない頃、
 半年以上も姿を見せないことがありました。
 その頃、カエルが轢かれていたのを見たと
 何人かが知らせてくれました。
 悲嘆にくれていたある日、
 巣穴を覗くとヒキガエルが帰っているではありませんか!
 嬉しくてご近所にふれ回ったほどです。

 そんなヒキガエルを観ていて、ふと芭蕉さんのことを想いました。
 蛙といえば有名な一句<ふる池や蛙飛びこむ水の音>があります。
 「江東区芭蕉記念館」には芭蕉遺愛の石が展示され、
 「芭蕉稲荷神社」には蛙の置物がいくつもあります。
芭蕉遺愛の石
  
芭蕉像
     江東区芭蕉記念館発行 ポストカード
     芭蕉遺愛の蛙(伝)、天保6年(1835)加藤宗清作芭蕉像


 その当時、蛙の句は<鳴き声>を詠むのが一般的で、
 蛙が飛びこむ<水の音>を詠んだ独創性は世間を驚かせました。
 芭蕉さんがモットーとする「不易流行」の
 先駆けの一句だったのです。
 
 生涯は<芭蕉庵>と<旅>との繰り返しでした。
 「おくのほそ道」では<古人も多く旅に死せるあり>と語り、
 尊敬する西行も李白も杜甫も旅先で亡くなりました。
 おなじ詩人の芭蕉さんにとって客死は美学でした。
 しかし当時の旅は、とても困難で命がけでしたから、
 門人たちは無事に帰ることを、どんなに祈ったことでしょう。
 
 蛙の習性を観ていると、周期的に数日から数週間
 巣穴を留守にしますが、必ず帰ってくるので
 縁起のいい生き物なのでしょう。
 <蛙は帰る>まさに実感です!

水が恋しいヒキガエル

2012.10.16.Tue
2012年10月16日

水澄めりやさしい言葉かけられて    コウコ


 この夏のかつてない猛暑に、ヒキガエルもさぞかし水が恋しい
 だろうと思い、鉢の受け皿に水を張って巣穴の前に置きました。
 
 10月に入っても、このように1時間以上も半身浴をしています。
 受け皿が汚れると、そのたびに新しい水に入れ替えます。
 これは、のぶさんの案ですが予想通りでした。

 10月16日半身浴

10月16日 2
  
 仲間のヒキガエルが入ろうとすると、すんなり譲って出て来ました。
 なんて優しいのでしょう!

 あとで解ったことですが、カエルは水を口から飲むのではなく、
 お腹の皮膚から吸収するのだそうです。
 受け皿の汚れは真っ黒なフンなので、
 生理的にも良いことなのかもしれません。

 いっとき、うちの大型と中型と小型の3匹が同居したことが
 ありましたが、最近は中型と一緒にいます。
 
 100メートル以上離れた道路際で、
 ひさびさに小型のヒキガエルを見かけました。
 通りがかりの家族が立ち止まって
 「こんな所にカエルがいるよ!」とびっくりしていました。
 
 日暮れが早いので、ヒキガエルの後ろから靴を鳴らして
 道路際から離れるように促しました。

ある日突然!

2012.10.15.Mon
2012年10月15日

金木犀輝きを増す記憶あり     コウコ


 なんと、3匹のヒキガエルが巣穴から貌を出しました!
 初対面の2匹(中型と小型)の訪問には、こちらもびっくり!
 3匹の関係は?
 しかし滞在中は、穏やかで争うこともありませんでした。

 3匹は狭いスペースに縦横となり、折り重なって収まって
 いました。彼らは窮屈だとか邪魔だとか・・・
 そんな態度は一切見せませんでした。

10月15日3匹のヒキガエル

10月15日 (2)
    夜の子ガエル

 その後、この2匹を別々に見かけるようになりました。
 中型は人を警戒して、のそのそと逃げ、
 小型(子ガエル)は一目散にぴょんぴょん逃げて行きます。
 それに比べてうちの大型は視線を合わせてきますし、
 何があっても悠然としているのです。
 
 友人に巣穴をお見せすると、
 ヒキガエルが挨拶に出てきて、穴の前に鎮座しました。
 友人は「精悍な貌をしているわね~」
 「まるで置物みたい!」と感嘆の声。
 
 なぜかその時に限って精神が宿ったかのように
 凛々しかったのです。  


 

たった一匹のヒキガエル

2012.10.14.Sun
2012年10月14日     

蟇の穴のぞけば会える時間帯     コウコ
(ひき)

 「ちいさな王子」(サン・テグジュペリ作 野崎歓訳)の
 第21章にキツネが登場します。キツネは王子に
 <なつかせる>とは<きずなを作る>ことだと教えられます。
 
 かつて王子の星に、美しく魅力的なバラが咲きました。
 しかしそのバラはいろいろと難しく身勝手なので、
 王子は自分の星から抜け出し、さまざまの星を旅して、
 ついに地球にやって来たのでした。

 王子はキツネに「もう一度、バラを見に行ってごらんよ。
 そうすれば、君のバラがこの世でたった一輪のバラだってことが
 わかるから」とすすめられ、5千本のバラを見に行きました。
 バラたちを前にして、王子は自分の星に咲く一輪のバラに水をあげ、
 ガラスのケースをかぶせ、ついたてをたて、毛虫を退治し、
 ぐちも自慢話も聞いてあげたのは自分のバラだったからだと
 気付きます。
 キツネは「時間をかけて世話したからこそ、君のバラになったんだ」
 と言いました。
 
 8年前に出会ったヒキガエルも、いつしか「うちのヒキガエル」と
 呼ぶようになっていました。
 ある年、冬眠から覚めたヒキガエルの背骨が尖るほど痩せて
 いたので、ついミミズを与えてしまったのです。
 提供した巣穴もお気に入りで、近づいただけで出て来ますし、
 じっと端坐して餌を待つ健気さはとても可愛いものです。

  10月14日たった1匹のヒキ
 
 十代で出会った「星の王子さま」(内藤濯 訳)ですが、
 「ちいさな王子」(野崎歓 訳)の<なつかせる>の訳文が心地よく、
 新鮮な再会でした。
 
 
 

ヒキガエルの食事

2012.10.13.Sat
2012年10月13日

人並になることは止め蝸牛     コウコ
             (かたつむり)

 ヒキガエルにノブさん(夫)が餌付けをして数年になります。

 2008年は「国際カエル年」で、
 危機的状況にある両生類を救おう!
 と活動の参加を呼びかけていました。
 馴染の「葛西臨海水族館」でカエルの写真を募集したので、
 庭に出没するカエルを撮ろうと思ったものの、
 当時は実行出来ませんでした。
 
 翌年の春、冬眠から覚めたヒキガエルの背骨が尖るほど
 痩せこけていたので、ついミミズを与えてしまったのです。
 その後、ヒキガエルとの係わり方を考えさせられました。
 野生の尊厳を念頭におきながら、この界隈がいつまでも
 彼らのすみ場所であるように願わずにはいられませんでした。

10月13日ヒキの食事

 ミミズを与えると、動くまでじっと見つめています。
 ミミズの方も心得ていて死んだふりをするのです。 緊迫の刻です! 
 するとミミズの微動を見逃さず、目にも止まらぬ速さで、
 パクリと喰らいつきました。
 のんびり屋さんのヒキガエルが見せた緩急には驚くばかりです。

 捕えたミミズは両手でしっかり口に挟み、
 伸縮させながら土砂を払って除々に飲み込みます。
 食べ終わると両手をひろげて、口のまわりを軽くこすりました。
 小さな4本の指がなんとも可愛らしいのです。
 
 そんな仕草に魅せられて、仙台堀川公園のミミズや
 荒川の河川敷に飛び交うバッタを与えているのです。

ヒキガエルとの出会い

2012.10.04.Thu
2012年10月4日

ひょっこりと来ては逗留蟇      コウコ
               (ひきがえる)

 8年前の早春、久々の庭いじりで大きなカエルに出会いました。
 一見グロテスクで、まだ冬眠から覚め切れない様子です。
 都会で初めて見るカエルにおどおどしていたら、
 近所の男の方が駐車場の先の植え込みに移してくれました。
 
 でもこのカエル、翌朝には戻っていたのです!
 ここが自分の居場所だと言わんばかりに!
 車に轢かれず無事に帰っていたので、
 これ以上邪剣にはできませんでした。
 
 その後ときどき庭で見かけてるうちに、グロテスクな印象はうすれて、
 親しみさえ覚えるようになりました。

  10月14日出会い
 
 ところで、このカエルは何処からやってきたのか・・・?
 仙台堀川や砂町水再生センターとは1キロも離れているし、
 この近くには池もありません。
 水たまりで運よく生まれ出たのでしょうか?

 やがてこのヒキガエルを主人公にして、
 日常に小さなドラマが展開してゆくとは・・・。