秋薔薇&紅葉

2016.11.30.Wed
  2016年11月30日

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市川市(千葉県)を流れる江戸川でスノーボードの水上版・ウェイク
ボードを偶然見かけました。
モーターボートに曳かれ、航跡の波に乗るウォータースポーツですが
実際に見たのは初めてです。




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波乗りの際、ボードの先端にいたオオバンとのニアミスです。




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ライダーの見事なジャンプで事なきを得ましたが、オオバンも瞬時に
水面を蹴って避けることが出来ました。

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この日は里見公園を訪れ、江戸川沿いにある無料駐車場からの光景で
した。今シーズン最終のウェイクボードだったかもしれません。


               ***


里見公園はこの江戸川沿いの台地にあり、斜面の階段を登って行くと
自然豊かな林の風景です。

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林立する木々の間から現れた楓紅葉が燃えるように鮮やかです。




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すっくと一直線に天を突く銀杏の黄葉に、つい近寄って仰ぎたく
なりました。




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庭園の中央には女性像を伴う噴水があり、秋薔薇と紅葉の共演が実に
鮮やかです。

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来園者は秋薔薇に顔を寄せては、濃厚な香りを楽しんでいました。




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深紅の薔薇と背景の銀杏黄葉。




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秋の風情を感じる薔薇の表情もまた格別です。


               ***


先月、夫の知人から「例の鴨が来ていますよ」と連絡が入ったので
じゅん菜池に寄るのが楽しみでした。

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白いアイリングの愛しのヒドリガモ嬢で、鳥見を始めた3年前に
出合ってからのファンです。北の国から数千キロもの長旅で日本
に渡り、しかも毎年じゅん菜池で越冬するとは!驚きです。




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仲良くデートする光景には安心しました。




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紅葉を背景に飛翔するカモ。




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毎回お目にかかるダイサギです。
池にはヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ
マガモなどが飛来していましたが、12月からは数も種類も増え
賑やかになります。




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この時季に金属緑色の美しいイトトンボを見かけました。林の中の池に
生息しているのでしょうか。
池に紅葉が映り込み、湧き水のような水面の波紋が綺麗です。

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足元のイロハモミジの落葉にも目を引かれました。

気にかけていた里見公園とじゅん菜池の晩秋ですが、なんとか滑り込み
セーフでの散策でした。
明日はいよいよ12月。これからは冬鳥を見る期待の季節です。


ご覧下さり有り難うございました。
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お盆の野山

2016.08.18.Thu
2016年8月18日

自然の地形を生かした自然公園が好きで、お盆中に折よく涸沼自然公園
(ひぬま・茨城県茨城町)に立ち寄ることが出来ました。

1万株の紫陽花が有名で満開は7月上旬だそうです。見頃はとうに過ぎ
去っていましたが、七変化の終の景色を見ることが出来ました。

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最後の一輪によって、最初の色がブルーだと知りました。
枯れる一歩手前の華やぎを見た思いです。




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葉っぱと同化した緑ですが初めは何色からスタートしたのでしょうか?




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中には遅れて咲いた一枝の額紫陽花があります。




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山に登る遊歩道から下を見ると、本来の色彩からかけ離れた紫陽花が
斜面を覆っています。




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山道の涼しい風の中、このブルーの1株が咲き残っていました。




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紫陽花の森の下草に目を移すと、木漏れ日の中にキツネノカミソリが
(狐の剃刀)ひっそりと咲いています。


               ***


紫陽花の谷と山を歩いていると、足元からひらひらと蝶のように舞い
上がる黒い蜻蛉に初めて出合いました。

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ハグロトンボ(羽黒蜻蛉・体長57~67mm)の雄は緑色の金属光沢が
美しく、雌は黒褐色で地味です。


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山に登る小径では歩くたびに両側から次々に舞い上がり、しなやかで
優雅な光景は不思議な感覚です。小人の妖精を想わせる雰囲気でした。




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ハグロトンボの脚には毛があり



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羽根の模様は驚くほど緻密です。


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ちなみに、こちらはシオカラトンボの羽根です。


               ***



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紫陽花の葉っぱの上で蜂が何かを捕まえました。




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見覚えのある貌の昆虫です。脚と触覚が長いのでキリギリスでしょうか。




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蜻蛉も捕食しました。




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葉裏のあちこちに空蝉がついています。
蝉たちはここで孵化して、今や蝉の声
たけなわの紫陽花の森です。




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発色のいいシジミチョウが暫く小刻みに飛び回っていましたが
やっと翅を休めてくれました。




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石の割れ目にド根性の実生の木を見つけました。盆栽の風情を漂わす
大きな石です。




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暑いお盆ですが、紫陽花の谷には早くも初もみじのお目見えです。


ご覧下さり有り難うございました。

バラの風に吹かれて

2016.06.05.Sun
2016年6月5日

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谷津バラ園(千葉県習志野市)の周辺はマンションが建ち並び、バラ園に
一歩入ると多彩で香しいバラたちに圧倒されます。




ここのお気に入りは長さ50mのバラのトンネル。

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初夏の陽光を浴びて赤、黄、ピンク、橙など色彩豊かに輝く蔓バラたち。




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薫風の中、バラの花びらが降り注ぎ、足元に敷き詰められた花びら~。
バラの香に包まれた華やかな空間にしばし酔いしれていました。


                *


次なるお目当てはピエール・ドゥ・ロンサール。

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好みは花弁が多いカツプ咲きで、当初ピエールの登場には目を見張り
ました。白からピンクのグラデーションと柔和な美貌に一目惚れです。



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ピエールを撮っていると前方から、バラの花びらをひろい集める少女が
にこやかに飛び出して来ました。



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                  *



ミスターローズと呼ばれた鈴木省三コーナーがあります。

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世界的なバラの育種家で作出のバラが集められていました。




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金婚式に晴世夫人に贈られた淡いピンクの「晴世」に惹かれました。


                *


貴重な品種の中にアンネのバラ(スヴニール・ドゥ・アンネ)があります。

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「アンネの日記」で知られる少女アンネ・フランクゆかりのバラで
目を引くのはオレンジ色から微妙に変化する色合いです。




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切り花としても、若い女性に人気の茶色のバラ「カフェラテ」




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ブラックローズコーナーでは代表的な黒バラの「パパメイアン」が
ビロード状の美しい光沢を見せています。




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黄色ががったオレンジ色の「ソレイユビール」
野生種と現代バラの橋渡しをした記念碑的なバラだそうです。




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ローズガーデンにはいくつもの白い女性の塑像が置かれていました。




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長さ60mの大パーゴラは高台にあり、石柱の間からバラ園が一望出来
ます。バラのトンネル同様にベンチが置かれ、バラの風に吹かれながら
の休憩も贅沢なひと時でした。




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ご覧下さり有り難うございました。

桜&オシドリ

2016.04.21.Thu
2016年4月21日

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1ヵ月振りに訪れた先週の川村記念美術館です。庭園のなかにある
白鳥湖の桜と、桜の中のオシドリを想い描きながらやって来ました。




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木陰の好きなオシドリは若葉の下で寛ぎ、はらはらと散る桜の花びらが
何とも言えない情景を醸し出していました。




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3月には70羽いたオシドリがこの地を離れ、今は20羽程度で
しょうか。オシドリに混じってカワウとカルガモが遊びに来ています。


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シナガチョウは2月の恋の季節に、水陸を活発に動き回っていましたが
先月も今月も、木陰でお休みモードを決め込んでいます。


                *


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桜並木の奥は森林で、山野草を見に人の出入りが目に付きます。




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遅れて来た来園者を慰めるかのように、可憐なカタクリの花が
一輪だけ咲き残っていました。
早春の妖精は桜に譲って一斉に姿を消してしまいました。




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カタクリに代わって登場したのはウラシマソウ(浦島草)であちこち
に見られます。都内の庭園で1、2輪ほど見かけるものの自生地で
見たのは初めてでした。


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リラの花を最初に見たのは十代でした。当時は都内でも珍しい花木で
清浄な空気の下でしか咲かないと聞きました。メランコリーな色合いと
ハート型の葉っぱが印象的でした。
ほのかな香りの先に、青春時代のさまざまな事が思い出されます。


                *



こだまするウグイスの声に耳を澄ましながら春の散策を
楽しみました。
1週間前は蕾だった八重桜が今頃は満開のことでしょう。
地元の方に夏の山百合が見事なので是非見に来て下さい
と勧められました。


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帰りの専用ゲートを見返ると、華やかながらも静かな佇まいで
桜が見送ってくれました。



ご覧下さり有り難うございました。

春の園&実生の桜

2016.04.08.Fri

2016年4月9日

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自宅から4キロ先の葛西臨海公園は自転車で20分余りです。
風のない晴れた朝を迎えると無性に出かけたい思いに駆られます。
園内の桜が一分咲きの頃は閑散としていましたが、来てみれば
あっという間に満開で、大勢の家族連れにも驚きました。




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人込みは苦手なので静かな方へと向かってしまいがちです。




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芝生広場の菜の花は闌けてしまいましたが、一所咲き残っていて
満開の桜とのコラボレーションが目を引きました。




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菜の花のあとを彩るのはネモフィラ、矢車草そしてポピーでしょうか。
そんな一部端境期の花壇には、こぼれ種から咲いたと思われる
リナリア(姫金魚草)が可愛らしい花をつけていました。




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蓮池からカルガモのペアがやって来ました。
カルガモの親子には目が無いのですがペアには関心の薄い私です。
しかし野原に近い野趣の花壇ではカルガモが映え、シャッターを
切っていました。


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カルガモのペアは葛西の楽園で幸せそのものです。




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赤、白、ピンク、黄、紫と色とりどりのリナリア。




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ネモフィラにはモンシロチョウがひらひらと忙しそうです。
ようやく吸蜜を始めましたが花はほんとに小さいです。


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                *



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鳥類園を巡ると、赤のクサボケと白のカジイチゴが目に入りました。
カジイチゴは大型の木いちごでオレンジ色の実をつけます。
実は小鳥のための甘くて美味しいご馳走なので、出合うと一粒だけ
失敬します。


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                * 



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ウォッチングセンターの周辺でよく見かけるジョウビタキ嬢です。
この辺りをテリトリーにしている個体でしょうか。




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鳴きながら枝に止まったのでジョウビタキと気づき
カメラを向けました。すると直後に他の木に飛び移りました。




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背伸びをしたりして周囲の様子を窺っています。
葛西臨海公園では数ヵ所でジョウビタキ嬢を見かけますが
私はここでオスに出合ったことがありません。


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                *


これは実生の桜ですが、発芽して何年くらい経っているのでしょうか。

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  咲いて知る実生のさくら鳥類園     コウコ




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葛西臨海公園へは荒川左岸を自転車で通っています。




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テトラポットの隙間から、ここでも実生の桜を目にしました。


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         帰りがけに早くも夏の使者を見かけました。



ご覧下さり有り難うございました。