浅草のお酉さま

2014.11.25.Tue
2014年11月25日

入谷駅で降り国際通りに来ると、鷲神社まで長蛇の列でした。
参拝しないなら、横から入れると言われ、やっと境内に辿り着いたものの
出るも入るも一苦労の混雑ぶりです。

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台東区千束の鷲(おおとり)神社は「浅草のお酉さま」と呼ばれ
江戸時代から庶民に親しまれてきました。
縁起物の熊手を買って幸運を掻き込もうとする人々で、毎年
すさまじい賑わいです。


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熊手を買いに来た粋な和服姿の女性。やはり浅草ならではです。




境内に80店舗もあるという熊手屋さん。
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煌々と極彩色の光を放つ熊手。


予約買いの大熊手。
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棚から下ろして、丁寧に仕上げの飾りを施しました。



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周りに振舞われる祝い酒。


商売繁盛、益々繁盛、大繁盛!!
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ソレ、ソレ、ソレソレソレ!・・・ハイ! ハイ!・・・
大熊手だけに、手締めの音がひときわ大きく鳴り響きます。


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熊手屋さんの掛け声に合わせて、手を打つ周りの人々。
やがて福を呼ぶかのように、あちこちで威勢のいい掛け声と手締めが
起こりました。


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女性の熊手売り。
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カメラを向けると、ポーズをとってくれたチャーミングなお嬢さん。
西藤さん、ありがとう!


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商談が弾んでいるようです。



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江戸情緒が漂う髪型がいいですね。


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子どもの情景
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おでこを撫でれば賢くなり、鼻を撫でれば金運がつき、右頬を撫でれば
恋愛が成就すると言われている、鷲神社の「なでおかめ」。


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酉の市の境内にある長国寺に参拝する家族。
延々と並び、辛抱強い子どもたちでした。


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熊手屋さんの何倍も出店している、沢山の屋台。

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書体は?  曰く「俺流」


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「七色をあなた好みに調合しますよ~♪」
調合しながらの、リズムカルな口上。


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熊さんも八っつぁんもいる 酉の市      コウコ


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プラカードのように熊手を掲げて帰る人たち。




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帰りがけ飲み屋に入るグループ。カメラを向けると快く応じてくれました。
来年も福を掻き込んで下さい、と思いを込めてシャッターを切りました。

最後までご覧くださり有難うございました。 
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根津神社の七五三

2014.11.14.Fri
2014年11月14日

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根津神社の表参道。



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表参道の向い側にある見事な南天の実。





神橋から見た楼門。
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七五三のお参りをする家族連れが、あちこちで記念写真を撮っています。




「私だって出来るもん」
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祈祷申込書に名前を書き込んだり、おみくじを結んだり。




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「ナニコレ!?」
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獅子のレリーフに驚き、子犬に見立てて遊んでいます。




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この日ばかりは、こまごまとお嬢さんの世話をやくお父さんたち。
金襴生地の窮屈な草履からスニーカーに履き替えると、切れた凧
のように飛んで帰って行きました。




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日が西に傾くと、拝殿の障子に映る木々の影は水墨画を想わせます。
微かに揺れるさまは、えも言われぬ風情を漂わせていました。


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甲高い声が境内に響き、今シーズン初めてヒヨドリの群れを見掛けました。
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ワカケホンセイインコ
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逃げたペットが方々で野生化している話を聞いていますが、根津神社で
目撃しょうとは思いも寄りませんでした。

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面白いことに、銀杏の葉が映ると迷彩柄になります。

この個体のあと、なんと10数羽が神社の空を舞い、去ってゆきました。


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日中の華やかな七五三詣が引くと、やがて何時ものお社に戻っていました。
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社殿を囲む透塀。

境内は子らの抜け道 冬茜      コウコ


最後までご覧下さり有難うございました。 

万世橋&マーチエキュート神田万世橋

2014.10.22.Wed
2014年10月22日

先々週は神田川に架かる聖橋から総武線、中央線、地下鉄丸の内線の
3路線が交差する撮影スポットに立ち、秋葉原方面を眺めました。



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聖橋の先は昌平橋で、右上に総武線の緑の橋梁が見えます。


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昌平橋から万世橋へさしかかるボート



万世橋
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橋灯が点されると、昔の情緒がただよう万世橋。



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高架下の煉瓦アーチ
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神田川沿いにある赤煉瓦の「マーチエキュート神田万世橋」(mAAch ecute)
は1世紀前の国鉄中央線「万世橋駅」をリニューアルし、1階を商業
施設として2013年9月にオープンしました。


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1階の商業施設の上に昔の万世橋のプラットホームがあり、知る人ぞ
知る名所になっています。

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煉瓦造りの高架橋の上を中央線の電車が走って行きます。


アーチの横に古い階段を見つけました。
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階段の入口は昔、旧万世橋駅とプラットホームを結んでいました。
遺構は1世紀を経て痛んでいましたが、タイムスリップした気分です。


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階段を上がると2階は展望デッキ。


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階段の出入口の横を、ガラス越しに電車が通過します。
「まんせいばし」のプラットホームだった昔を偲びながら、ホームの
両側を行き来する中央線の電車を暫く眺めていました。


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1階に戻り「マーチエキュート神田万世橋」に立ち寄るとオシャレな店
が並び、見て歩くだけでも楽しめます。


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なかでも、壮麗な初代万世橋駅のジオラマには感嘆しました。
一見して東京駅に見えますが、設計は共に辰野金吾です。


1912年(明治45年)中央線のターミナル、万世橋駅として開業。
1923年(大正12年)関東大震災で初代駅舎焼失。翌年復旧。
1936年(昭和11年)鉄道博物館画東京駅から移転。11月駅舎解体縮小。
1943年(昭和18年)万世橋駅営業休止。
2006年(平成18年)交通博物館閉鎖。


万世橋の歴史は明治、大正、昭和の歴史と共に歩んで来ました。
歴史的役割を終えた駅舎の遺構に当時の面影を偲び、新しい名所には
再び人々が集うようになりました。


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秋葉原へ向かう帰路、「パチンコ・スロット」に見たハロウィンの
コスプレのスタッフ。
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万世橋から神田川を眺めていると、飛びながら鳴いていたのは
ハクセキレイでした。
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暫くするとウミネコもやって来て、何やら捕食しています。
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食後は悠然と川に漂い、やがて仲間のところへ飛んで行きました。


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最後まで、ご覧下さり有難うございました。

湯島聖堂

2014.10.15.Wed
2014年10月15日

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聖橋から見た昌平坂



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湯島聖堂の独特な外塀
日本の学校発祥の地であり、学問の聖地として栄えた湯島聖堂。
案内版にはその伝統を継承して9月開講の文化講座が紹介されていました。
パンフレットには恩師のご子息、塩谷健氏の論語素読、漢文入門等の講座
があります。恩師には若き日に論語を学んだので、親から子へと同じ学問
が継承されたことに、感慨深い思いが致しました。

秋高し 湯島聖堂新講座      コウコ


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入口の仰高門


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孔子銅像(丈4.57mで世界最大、台北からの寄贈)
最近知ったのですが、孔子の子孫・本家79代目は台湾在住だそうです。
孔子の故郷、山東省曲阜市の人口の2割が孔姓を名乗り、孔子の家系図
は「世界で最も長い家系図」としてギネスに登録されています。


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 楷樹(かいじゅ)
楷は曲阜にある孔子の墓所に植えられている名木で、枝と葉が整然と
しているので楷書の語源になりました。実は赤褐色に熟します。


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入徳門(聖堂唯一の木造、総黒漆塗り)


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入徳門を上りつめた所に、蝉の抜け殻を見つけました。

蝉の殻 静けさ戻る聖堂内      コウコ



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合格祈願の絵馬



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大成殿(たいせいでん)
前庭では師範指導の健康太極拳が行われていました。



大成殿には孔子像、左右には高弟の四賢人(顔子、子思、
孟子、曾子)が祀られています。
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孔子は紀元前・中国春秋時代の思想家で「論語」は孔子の死後にその言行
を弟子たちがまとめた書物でした。
中国古典の「論語」は学校で誰しもが学びました。
「学びて時にこれを習う、また説(よろこ)ばしからずや」
「朋(とも)あり、遠方より来る、また楽しからずや」
「過(あやま)ちては則(すなわ)ち改むるに憚(はばか)ること勿(なか)れ」
論語に由来する「温故知新」「切磋琢磨」等の四字熟語があります。

湯島聖堂を訪ねたことで、孔子が重視した愛と慈悲の「仁」そして「礼」
について改めて考えさせられました。


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公園に立ち寄ってカメラを向けると、何かしら小さな発見があります。
秋になり、ツマグロヒョウモンの翅の色が際立って見えます。
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テリトリーに侵入して来た揚羽蝶を林の梢まで追い払い、蜆蝶を低空で
追い駆け回すなど、意外と荒っぽい蝶です。

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保育園の散歩のグループや、親子が遊ぶ光景が目に入りました。

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公園は母子のオアシス 小鳥来る      コウコ


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何時何処にでもいる小鳥が、秋には新鮮に見えます。
椋鳥(秋の季語)


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ニコライ堂

2014.10.06.Mon
2014年10月6日

ニコライ堂(千代田区神田駿河台)
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日本に正教会を伝えたニコライ大主教にちなみ、通称ニコライ堂と呼ばれ
ているハリストス正教会の大聖堂(明治24年完成)
JR御茶の水駅から数分の所にあるものの、青緑色のドームを眺めるだけ
で行ったことがありませんでした。


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日本最大のビザンティン式の教会で、かの鹿鳴館や旧岩崎邸庭園などを
設計したコンドルが工事監督に携わりました。

秋うらら ニコライ堂の門くぐる      コウコ



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大聖堂
いつか鐘楼の美しい鐘の演奏を聴きたいものです。


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大聖堂入口           聖堂内の拝観(見学)に訪れた人たち





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聖堂の右側に小さな礼拝堂があり、1本100円でロウソクに
火を灯せます。



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帰り際に聖職者が横切りました。そしてこの先にある建物の2階に上がる
と、聖堂に向き直り丁寧に礼拝をして去って行きました。



               ***



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ニコライ堂の前の通りは「紅梅坂」ですが、昔は「幽霊坂」と続いて
いたそうです。


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大正13年の区画整理で本郷通りが出来、2つに分かれた形になりました。
「東京名所絵図」には紅梅坂は往時樹林にして、昼尚凄寂たりしを以て
俗に幽霊坂と唱えたりしを、今は改めて紅梅坂と称す。と書かれている
そうです。

たっぷりと秋日さしけり 幽霊坂      コウコ



               ***



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本郷通りには、神田川に架かる聖橋があります。「聖橋」の名は前方に
見える南のニコライ堂と、北の湯島聖堂を結ぶことで命名されました。



聖橋でカメラを構えていると、通り掛かりの婦人から「いつも誰かが
撮影していますけど、何かあるのですか?」と訊ねられました。
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聖橋から見えるのは秋葉原方面で、鉄道の撮影スポットになっています。
今、神田川を渡る黄色の総武線とオレンジ色の中央線が交差しました。



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中央線の下のトンネルに、神田川を渡るのに地上に出た地下鉄丸ノ内
線が入って行きました。右側に中央線の御茶ノ水駅のホームが見えます。

聖橋から撮影する人たちは、この3路線の車両が同時に立体交差する
風景を狙っていたのでしよう。



               ***




秋の声を聞くと、大型の夏の蝶に代わり小型の秋の蝶が目立つように
なりました。
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小さくも鮮やかな黄よ 秋の蝶      コウコ




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秋蝶の蜜吸うさまも一途なり      コウコ


ご覧下さり有難うございました。