FC2ブログ

12月上旬の渡良瀬遊水地

2018.12.10.Mon
2018年12月8日

今冬初めての渡良瀬遊水地です。

朝一番、第三調節池から揚がるバルーンに見惚れました。

DSCN1512s.jpg

色彩豊かなバルーンが飛行する冬空です。




谷中湖に移動して先ず目を引いたのは、かなり遠方のカラスでした。
証拠写真ですが・・・。

DSCN1902s.jpg

白い嘴のカラスがいます。日本に越冬のために飛来したミヤマガラス
でしょうか。初見・初撮りです。(ハシボソガラスより小さい冬鳥)




DSCN1894s.jpg

ミヤマガラスの近くにアオサギが寛いでいました。




上空に猛禽が通過して行きます。

DSCN1583s.jpg

チョウゲンボウ (冬鳥)




DSCN1598s.jpg

ノスリ (冬鳥)



                *



情報を頂いて地内水路へ行くと、期待通りのミコアイサ(冬鳥)
に出合いました。

DSCN1755s.jpg

姉妹や三姉妹は見たものの、10羽の雌の群れは初めてです。




DSCN1758s_20181210215438c40.jpg

母と子どもでしょうか。




DSCN1756s.jpg

正面を向いてくれました。




10羽は潜水採食をしながら、水路を行ったり来たりしています。

DSCN1791s.jpg

食事の合間も、羽繕いやストレッチは欠かせません。




DSCN1792s_20181210215352ac5.jpg




                *



第一調節池の大沼は静まり返って、数人の釣り人の姿しかありません。

DSCN1744s.jpg





DSCN1739s.jpg

奥の枯葦の根元を双眼鏡で辿ると、浮寝のヨシガモ(冬鳥)
が数羽います。




寂しい大沼ですが、隣の小さな沼にヨシガモ♂とミコアイサ♀
を見つけました。

DSCN1697s_201812102152438e5.jpg





DSCN1676s_2018121021545987b.jpg

何故かミコアイサの雄には出合えませんでした。



DSCN1665s.jpg

ヨシガモは期待通り、冬羽(繁殖羽)に移行していました。




DSCN3119s_20181210215006a18.jpg

10月にここの大沼で撮ったヨシガモのエクリプス(非繁殖羽)です。




DSCN1606s.jpg

水面採食のヨシガモは水生植物や海藻を食べるそうです。




DSCN1724s.jpg





DSCN1671s.jpg

羽繕い




DSCN1621s_20181210215116e5f.jpg

仲間の数羽は浮寝を決め込んでいますが、この一羽だけが採餌に
いそしんでいました。



                *



DSCN1827s_20181210215057cd6.jpg

子供広場では紅葉が鮮やかな錆色となり、裸木も目立ちますが
温かみのある冬景色です。




DSCN1828s.jpg

この散策路の先に、ベニマシコがいると夫から連絡が入りましたが
駆けつけた時は既に遅く、10名ほどの方は撤収するところでした。




DSCN3852s_20181210214947646.jpg

10月に同じ場所で撮りました。

一か月半振りの渡良瀬遊水地ですが、秋から冬へと移りゆく季節
の早さを思い知らされました。
冬鳥の顔ぶれは揃ったようですが暖冬の影響でしょうか、数は少
ないです。冬本番のこれからが楽しみです。


最後までご覧下さり有り難うございました。
スポンサーサイト

晩秋の水元公園

2018.12.03.Mon
2018年12月1日

4年振りに訪れた水元公園(葛飾区)に魅了され、1週間後に再び
来てしまいました。

DSCN1023s.jpg

何か新しい出合いがあるような・・・予感がしました。




森は小鳥たちの声で賑やかです。見上げるとシジュウカラが率いる
メジロ、サンショウクイ、コゲラの混群が目まぐるしく飛び回って
います。豆粒が弾けるような鳥たちを追うのは容易ではありません。

DSCN1171s.jpg

シジュウカラ




DSCN1162s.jpg

居合せたベテランさんが声を出して、サンショウクイが止まった枝
を教えて下さいました。(初見・初撮り)




DSCN1164.jpg





現場では「リュウキュウサンショウクイらしい」とカメラマンが話
されていました。

DSCN1163s.jpg

調べるとサンショウクイのお腹は白く、リュウキュウサンショウクイ
は黒味が強いそうです。沖縄では留鳥として生息し、温暖化による北
上が指摘されています。




DSCN1109s.jpg

青葛藤(アオツヅラフジ)の青い実を啄んだのは・・・




DSCN1111s.jpg

メジロでした。




DSCN1158s.jpg

混群の大方はシジュウカラとメジロです。




DSCN1043s.jpg

コゲラ♂もいました。後頭部に赤い斑がある雄です。



                *



DSCN1082s.jpg

葉を落とした裸木の銀杏もありましたが、いろは紅葉(イロハモミジ)
とのコンビネーションが美しいです。此の辺りでジョウビタキを見か
けました。




DSCN1092s.jpg

ジョウビタキ♀




DSCN1093s.jpg





DSCN0913s.jpg

アオジ♀




DSCN1226s.jpg

モズ♂




DSCN1228s.jpg




               ***



対岸の紅葉が見頃です。

DSCN1229s.jpg

手前の草地に・・・




DSCN1032s.jpg

ヒドリガモとオオバンが草を食んでいます。




純血のアメリカヒドリ♂の姿はありませんが交雑種を見かけました。

DSCN1445s.jpg

ヒドリガモの中で、光沢のある緑色は目立ちます。




DSCN1446s.jpg





DSCN1461s.jpg

なかなか陸に上がろうとせず、仲間が上がり切ってからでした。




DSCN1001s_20181203105435292.jpg

まだ数が少ないハジロカイツブリです。(冬鳥)




DSCN1012s_20181203105401dc6.jpg

カンムリカイツブリ(冬鳥)




DSCN1471s.jpg





DSCN9905s.jpg

カイツブリ(留鳥)




DSCN1405s_201812031051277f5.jpg

子どもが放る駄菓子に、ユリカモメ(冬鳥)が集まって来ます。




DSCN1270s_2018120310505112f.jpg

カラスも加わりました。




       DSCN1224s.jpg



                *


先週、ニシオジロビタキを撮った水辺の銀杏はすっかり落葉し、そこに
人気のニシオジロビタキの姿はありませんでした。アメリカヒドリの交
雑には個体差がありましたが、今季はひとまず純血の初見が叶いました。
シジュウカラを中心とする混群で、高木を豆粒大で飛翔する光景は初め
てでした。現場に足を運んで経験を重ねたい、と今回は切に思いました。


最後までご覧下さり有り難うございました。[全文表示]
[ 全文を読む ]

待望のアメリカヒドリ&クロジ

2018.11.27.Tue
2018年11月25日

約4年振りの水元公園(葛飾区)です。

DSCN0019s_20181127134209b6b.jpg

駐車場のモミジバフウの紅葉が真っ盛りです。




DSCN9746s.jpg

この先の小合溜(灌漑用水、遊水地)に純血のアメリカヒドリ♂が見ら
れる、との情報に急遽出かけました。日本に飛来する数少ない冬鳥です。




DSCN0101s.jpg

ここ数日は姿を見せなかったそうですが、この日は幸いに出合うことが
叶いました。待ちこがれた初見・初撮りです。




DSCN0140s_20181127133952cb9.jpg

純血のアメリカヒドリ♂は顔の部分がグレーです。




DSCN9961s.jpg

一方、交雑種も見かけましたが顔の部分は褐色です。




DSCN0162s_20181127133905540.jpg

こちらはアメリカヒドリ♂(上)とヒドリガモ♂(下)です。




DSCN0253s.jpg

アメリカヒドリ♂が水から上がって日向ぼっこに加わりました。小春
日和の中、眠りに引き込まれて目を瞑るものの眠ることはありません。



DSCN0258s.jpg

何にリアクションしたのか、はたと口を開けました。




DSCN0275s_2018112713380498d.jpg

アメリカヒドリ♂の連れの雌に、他の雌が因縁でも付けたのでしょうか。
彼がフォロー? 勝手に擬人化していますが事情は分かりません。



                *



水辺の銀杏でニシオジロビタキ(旅鳥/冬鳥)が虫を捕食していました。

DSCN9877s_2018112713373192b.jpg

飛来するのは稀だそうです。尾羽は黒褐色で外側は白です。




DSCN9766s.jpg





DSCN0568s.jpg

同じ銀杏ですが、樹胴に溜まった水を冬鳥のシメが飲みに来ました。




地元の方のお話では、冬期の小合溜には数千の鴨が飛来するそうです。

DSCN0552s.jpg

見渡すとヒドリガモとホシハジロが断トツでマガモ、キンクロハジロ
もよく見かけます。




DSCN9748s.jpg

他にオカヨシガモも飛来していました。




水辺では多くのハクセキレイとセグロセキレイを見かけます。
ハクセキレイとタヒバリ(冬鳥)がすれ違いました。

 DSCN0528s.jpg





DSCN0381s.jpg

タヒバリは数羽でやって来て個々に餌を探していました。
ビンズイをタヒバリに訂正致しました。ブロ友さん有難うございました。



DSCN9679s.jpg

採餌に訪れた10数羽のカワラヒワです。




DSCN9687s.jpg

遠方に見つけた鳥をズームアップすると
冬鳥のアトリでした。




DSCN9982s.jpg

ヨシ原では木の天辺に休憩のモズ♂がいて、ぞろぞろ行き交う
来園者を眺めている様子でした。



               ***



小春日和の陽気に足取りも軽く、初めて森に入りました。

DSCN9986s.jpg




薄暗い小径で迷ってしまい、見かけたカメラマンに道をお訊きすると
なんと!「クロジがいますよ」と、まず教えて下さいました。

DSCN0618s.jpg

クロジ♂(留鳥/漂鳥)




DSCN0602s_20181127133037442.jpg

今夏、柳沢峠(甲州市)の初見以来なので懐かしく、感動しました。
冬は高地から平地に降りて越冬するのでしょうか。




DSCN0656s.jpg

枝被りで苦労しましたが一枚だけオオタカを撮ることが出来ました。
近くに古巣がありますが、今年は営巣しなかったそうです。




DSCN0478s.jpg

ジョウビタキを探しましたが、帰り際
チラッと見かけました。(♀)




DSCN0676s.jpg

水元公園では珍しいコガモが小さな池で寛いでいます。




DSCN9999s.jpg

最後は一番奥にあるカワセミの里をちょっと覗いて見ました。(♀)



                *



DSCN0649s_20181127132644375.jpg

園内は紅葉が美しく、探鳥がてら紅葉狩りの気分も味わいました。




DSCN9993s.jpg

今朝、駐車場で見た紅葉のモミジバフウです。あまりの鮮やかさに
足を止めました。葉がモミジのような形をしています。


                *


約4年前に初めて水元公園を訪れた時は余りの広さに驚き、何処をどの
ように探鳥していいか分かりませんでした。正直なところ2度と訪れる
気は起こりませんでした。今回は待望のアメリカヒドリに招かれ、公園
内で出会った方々から野鳥のポイントを教えて頂き、魅力溢れる探鳥地
であることを知りました。縁と出会いによるお陰でした。万歩計は更新
の27,417歩を記録していました。


最後までご覧下さり有り難うございました。

ミサゴ&アメリカヒドリ

2018.11.22.Thu
2018年11月20日

「ミサゴの捕獲シーンとアメリカヒドリが観られる」との情報を
鳥友さんから頂きました。




地元の方によると、かつて此処の土地は横浜市の漁港だったそうです。

DSCN9067s_2018112212110058d.jpg

周囲は埋め立てられた住宅地で、残された此の池は用水路で東京湾
と繋がっているそうです。




DSCN9117s_201811221210488bb.jpg

潮入りの池というのでしょうか、潮の干満が見られます。用水路で
は海釣りで人気の黒鯛を釣っている人と出会い、地域住民の身近な
釣り場になっているようです。ミサゴが狩りをする理由も頷けます。



                *



多数のカモが見られる朝8時、待ちに待ったミサゴの登場です。

DSCN9009s.jpg





DSCN9011s.jpg

高く低く、池の周りを旋回し始めました。




DSCN9024s.jpg

手持ちカメラで追いかけますが、フレームから外れがちです。




DSCN9046s_20181122120935d44.jpg

いよいよ低空飛行の態勢に入りました。




DSCN9050s_20181122120917a88.jpg

遠くの対岸寄りで一気に急降下!




DSCN9058s.jpg

見事に魚を仕留めました。




DSCN9062s.jpg

捕獲した魚を見せながら池を半周し、木立の方へ消えて行きました。



               ***



DSCN9495s.jpg

この一角にはヒドリガモ、ホシハジロが集まっています。
他の箇所ではオナガガモ、キンクロハジロが見られました。




周りのヒドリガモと違う個体は、光の加減で見つけ易くなりました。
目の後方に緑色光沢があり、頭部は淡い黄白色のアメリカヒドリです。

DSCN9288s_20181122120803344.jpg 

但し、日本に渡来するアメリカヒドリの雄の多くは顔に褐色味があり
ヒドリガモとの交雑種で、純血種は顔が灰色だそうです。この個体が
完全に繁殖羽へ移行したら、緑色光沢の帯も明瞭になるのでしょうか。




DSCN9287s.jpg

羽繕い




アメリカヒドリの雌はヒドリガモと似ていて識別は難しいそうです。

DSCN9145s.jpg

ヒドリガモ♂(左)とアメリカヒドリ♂(右)に挟まれた雌。




DSCN9379s.jpg

雌同士の小競り合いがあり、アメリカヒドリの前を通りました。


DSCN9382s_201811221206467b9.jpg

左♀が優勢です。


DSCN9384s.jpg

その様子にアメリカヒドリ♂が中に入り、右♀の盾になりました。
左♀は勢いを削がれてショボンとしています。


DSCN9394s.jpg

その後はこんな様子です。2羽はやがて羽繕いを始めました。




DSCN9531s.jpg



                *



他にこのようなシーンもありました。

DSCN9496s.jpg

たまたま見せたユリカモメの愛らしい仕草を見つめるホシハジロ♂です。




「ここへはいってはいけません」

DSCN9544s.jpg

柵を越えて入る子どもへの注意喚起に
ユリカモメが一役買っていました。



                *



今回はアメリカヒドリの名前を知ったのも初めてで、初見・初撮りの
初尽くしでした。日本に渡来するアメリカヒドリ♂の多くが雑種とは
意外でした。稀な純血種に出合えたらという新たな夢を抱きました。



最後までご覧下さり有り難うございました。

チョウゲンボウ&冬鳥   葛西臨海公園

2018.11.18.Sun
2018年11月16日

葛西臨海公園に飛来しているチョウゲンボウを撮りに行きました。

DSCN8626s_201811181507302d9.jpg

以前、上空に飛翔するチョウゲンボウを撮ったことはあるものの
肉眼で狩りの様子を観察出来る距離は、今回が初めてです。




DSCN8109s.jpg

いつ飛び出すか分からないチョウゲンボウ♀を待っていると・・




DSCN8120s.jpg

偶然、シャッターを切ることが出来ました。




DSCN8643s.jpg

捕まえたのはカマキリです。




DSCN8672s.jpg

なにやら千切っていましたが・・・




DSCN8687s.jpg





DSCN8700s.jpg

この後、飲み込みました。




DSCN8774s.jpg

カメラ目線の成鳥の雌です。



               ***



次は、なぎさ橋を渡って葛西海浜公園へ冬の水鳥を観に行きます。

DSCN7599s.jpg

「東なぎさ」の東京湾沖合には1万羽のスズガモが渡来していました。




DSCN7585s.jpg

遠方に多数のカンムリカイツブリと
ユリカモメが乱舞しています。




DSCN7596s.jpg

「西なぎさ」の水路で気長に待っていると・・・




DSCN7761s_20181118150313305.jpg

カンムリカイツブリ(上)とハジロカイツブリが、数羽やって来ました。




DSCN7664s.jpg

ハジロカイツブリ




DSCN7617s.jpg

水草を食べています。




DSCN7711s_20181118150213319.jpg

留鳥のイソシギですが、今回は正面から採餌を撮ることが出来ました。




DSCN7713s.jpg





DSCN7559s.jpg

赤トンボをよく見かけますが、ハクセキレイが空中で捕獲するシーンに
出合いました。赤トンボを地面に叩きつけ、羽を取り除いて食べました。



               ***


最後は葛西臨海公園の上の池に飛来したカモ類です。

DSCN8046s.jpg

海側の上の池にはホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コガモが
仲良く隣り合わせに羽を休めていました。




DSCN7915s.jpg

池の前では、オオバンの群れが草刈り後の柔らかい新芽を食んでいます。




こちらはウォッチングセンター前の上の池です。

DSCN7951s.jpg





DSCN8317s_20181118145955808.jpg

池の奥の方には、種類ごとに小グループの群れが見られます。海側で
見られなかったハシビロガモとオカヨシガモが数羽ずつ入っていました。




DSCN8328s_2018111815112384d.jpg

ハシビロガモ(左♂、右♀)




DSCN8469s.jpg

オカヨシガモ♂の水浴び。




DSCN8464s_201811181458502a3.jpg





DSCN8534s.jpg

繁殖羽へ移行中ですが、きめ細やかでシックな冬羽に変身します。




帰りがてら、同じ場所でジョウビタキ♀とオナガを見かけました。

DSCN8316s_20181118145756ac5.jpg





DSCN8301s.jpg 



                *



冬鳥が続々と飛来しています。到着時のカモ類のエクリプスは識別が
困難ですが、繁殖羽への移行が進むにつれて分かるようになりました。
チョウゲンボウは目がクリっとして可愛らしく憧れの猛禽です。長ら
く出合いを待っていただけに、ママチャリのペダルも軽くルンルンで
帰宅しました。


最後までご覧下さり有り難うございました。