ミサゴの狩り

2017.11.22.Wed
2017年11月21日

一昨日、谷津干潟に立ち寄ったものの夕刻だったので思うように撮れ
ず、あらためて谷津干潟にやって来ました。夫が、今日は時計回りに
行こうと言うので、何時もとは違うスタートになりました。

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潮が引いた干潟には冬の水鳥が勢揃いです。何から撮っていいか一瞬
迷い、空中に飛翔するダイサギ、コサギ、カワウに目がいきました。
カメラを向けたもののなかなかシャッターを切れずにいると、忽然と
ミサゴが現れたではありませんか。干潟の上を旋回することなく一直
線に来て飛び込みました。




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水中から飛び出したミサゴは果たして狩りに成功したでしょうか。
カモ類はミサゴが来ても逃げず、魚が主食だと知っているのでしょう。




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なんと足にはしっかり魚を捕えていました。獲物はボラでしょうか。




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翼を水平にして悠然と干潟を去って行きます。




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ヨシ原を越えて林の方へ向かって行きました。お気に入りの木に止まり
食事するのかもしれません。



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谷津干潟ではボラの幼魚の大群を見かけます。東京湾と繋がり、干満に
よる潮の出入りがあるそうです。水鳥にとっては豊かな餌場です。欄干
から下を覗くと、澄んだ水の中に大小のエイが泳いでいました。



               ***



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一昨日、遠くにセイタカシギの4羽と8羽の群れが隣り合わせにいまし
た。今回は幸い近くに来てくれたので、食事中の様子を見ることが出来
ました。




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嘴を左右に振って歩きながら採餌しています。




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虹彩は赤色で、黒い背中には光沢がありました。




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嘴の先に何かが触れたようです。




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両脚に足環があるセイタカシギです。生態を知る手がかりとは言え華奢
な両脚に装備され、本当にご苦労様です。




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勢揃いした水鳥でしたが、ミサゴの後にカモ等を襲うオオタカが現れて
干潟から飛び去って行きました。特に東側の干潟はがら空きでした。


「引き潮なら鳥が見られると聞いて来た」と言う方がおりました。事情
を話すと残念がっていました。思えば私も谷津干潟で同じ経験をした事
があります。ハプニングがあったものの、期せずしてミサゴの狩りに出
合えたので来た甲斐がありました。



ご覧下さり有り難うございました。
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坂田ヶ池&谷津干潟

2017.11.21.Tue
2019年11月19日

坂田ヶ池総合公園(千葉県成田市)を訪れるのは早春以来です。小春
日和に恵まれた園内をのんびりと巡って来ました。

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裸木と冬紅葉がめぐらす池には、多くのカモが其処此処に寛いでいます。
特に多数のマガモとコガモには驚きました。




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池にせりだした枝の下にオシドリ♂が一羽じっとしています。




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しばらく様子を伺っていると、おもむろに羽繕いを始めました。




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オシドリの側をマガモが通りかかると、ますますカラフルです。




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美しい羽を保つためでしょう、羽繕いには余念がありません。



                *



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冬鳥の食欲をそそるような赤い実はウメモドキでしょうか。




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黄葉した枝でのんびりと羽を休めるアオサギです。




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ウグイスの地鳴きの方にカメラを向けると、小枝の中を忙しく動き
回っています。




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園内は見納めの紅葉でしたが、どうにか間に合いました。




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                ***



夕刻でしたが帰路にある谷津干潟(千葉県習志野市)に寄ってみました。

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観察窓を覗くと、オナガガモやコガモに混ざってオカヨシガモが見え
ます。




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イソシギはやって来るなり、すぐに飛び去って行きました。




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殆どの水鳥は塒の東京湾に行ってしまったようです。干潟にハマシギ
の小さな群れを見ました。




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ハマシギの群れの左にいる子は、背に白い線が見えるのでヨーロッパ
トウネンでしょうか。




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オレンジ色が目立つこのカモは、繁殖期のあと雄に一時的に見られる
というエクリプスでした。




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日の入時刻を30分過ぎていましたが、セイタカシギの4羽と8羽の
群れが佇んでいます。此処で二桁の個体数を見たのは初めてでした。




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ピーヨ!ピーヨ!と遅くまでヒヨドリの元気な声が響いています。




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富士山のシルエットが夕焼けに浮かび、JR京葉線の電車が通過して
行きました。のんびりと居残っているオナガガモたちがいました。


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狭山湖&入間川(広瀬橋)

2017.11.17.Fri
2017年11月16日

初冬の狭山湖(埼玉県所沢市)と入間川の広瀬橋付近(狭山市)を
散策しました。

狭山湖の堤防にある歩行者通路から湖と水源地の山々が展望できます。
越冬のために渡って来たカモが200羽以上護岸と湖面に群れています。

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留鳥のオオバン以外は殆どマガモです。




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よく見ると仮眠のコガモのペアがいます。




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マガモ♂が「そこ、退け」とばかりにコガモを追い払いました。




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その後も、他のペアのマガモ♀がコガモの安眠を妨害しています。




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実はこのオオバンもコガモを蹴散らかしました。




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カモの中でコガモはこの一組なので、今は肩身が狭いことでしょう。




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次に少ないのがホシハジロです。




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キンクロハジロは数羽単位で見かけました。


                *



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欄干伝いに動くものがあり、カメラで追ってみました。




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ようやく欄干から抜け、姿を現したのはタヒバリでした。(冬鳥)




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帰りがけ見た桜紅葉はほとんどが散り、これで一雨きたら裸木の
林に一変することでしょう。


               ***



いつか訪れてみたいと思っていた入間川の広瀬橋に着きました。

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山並みと広瀬橋と堰が見えます。




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入間川の河原に降りるとハマシギが寛いでいます。(旅鳥 / 冬鳥)




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ペアは寄り添い、目元も愛らしく癒される思いです。


                *



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数多のマガモの中で偶然このペアをカメラで追うと・・・




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全く予期しなかった交尾が始まりました。(初見・初撮り)




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雄の重みで沈んでゆきます。




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なんとこの間、6秒でした。時期尚早ではないでしょうか。



                *



入間川のほとりを散策していると、多くの釣り人と出会います。

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たまたま鯉を釣り上げた瞬間に居合わせました。ベテランで昭和
6年生まれの86歳だそうです。10歳以上若くお見受けします。
殺生を戒める放生会さながら、鯉はその場で川に放しました。




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釣り人と同じく多いのは、カワセミマニアのアマチュアカメラマン
で、飛び込みなどが狙いのようです。




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入間川を下ると堰の轟音に出合いました。




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アオサギや多くのダイサギとコサギが魚を狙って集まっています。前回
袋田の滝でも体験しましたが、飽きることのない轟音と水しぶきです。

東京から近いこともあってゆっくり巡ることが出来ました。出掛ければ
必ず出会いがあり、人と自然には元気づけられています。


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最後までご覧下さり有り難うございました。

紅葉の大子町

2017.11.12.Sun
2017年11月10日

紅葉のピークを迎えた久慈川と支流の押川、そして袋田の滝を巡って
来ました(茨城県久慈郡大子)

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早朝の到着時はマイナス1度で霜が降りていましたが、日中は16度の
穏やかな日和でした。




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川沿いは晩秋と初冬が織りなす景観で、彩り鮮やかな中にも深みのある
趣です。




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朝日射す紅葉の川沿いを悠然とダイサギが通り過ぎて行きます。




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続いてアオサギも下流へ向かいました。


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桜紅葉の枝で羽を休めるセグロセキレイ。




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河原には多くのセグロセキレイが賑やかに鳴き、飛び交っています。
都内の公園や駐車場にはハクセキレイが来ますがセグロセキレイは
ほとんど見かけることはありません。




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セグロセキレイの餌は水辺の昆虫類だそうですが、落葉を一枚一枚
返して餌を探していました。




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川沿いにある小さな公園でやっと一羽のハクセキレイと出合いました。
頬が白いハクセキレイと黒い頬のセグロセキレイは、鳴き方も違って
前者は澄んでいますが後者は濁っています。




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コバルトブルーのカワセミの飛翔もよく見かけました。視界の範囲内
の対岸に止まるので、双眼鏡を向ければすぐ見つけられました。




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モズ♀の縄張り宣言でしょうか。キィーキィーと声を張り
上げています。



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トビは電線や杭に長々と羽を休める個体もいれば、上空にゆったりと
飛翔しています。散策中、トビは常に視界にありましたが、彼らから
見れば当方は射程圏内で、一部始終観察されていたことでしょう。




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テリトリー争いのダイサギでしたが。小さい方が優勢です。



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冬鳥のカモはまだ見かけず、これは数十羽のカルガモの飛翔でした。



               ***



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渓流には鮎や鮭を生け捕りにするヤナ(梁)がありました。




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ヤナに放置された鮭が3匹ほど干からびています。




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イソシギがヤナにやって来ました。




地元の方から鮭が沢山いると聞き、川面を見つめると魚影の群れが
うごめいています。

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遡上して来た鮭の産卵行動を観察することは出来ませんでしたが・・
浅瀬には産卵を終えた鮭でしょうか、力尽きたボロボロの姿を見ました。


                *



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紅葉の山間部を走行する奥久慈ラインの水郡線(水戸―郡山)です。
カラフルな車体に水戸の文字が見えます。




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ここでは久慈川と並行して走っていました。



               ***



午後から袋田の滝に移動しました。

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紅葉の袋田の滝(日本三名瀑)を見に左の第一観瀑台へ向かいます。




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間近に見る水流の迫力は想像以上です。




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観瀑台からは、慎重に渡って来た吊り橋も見えます。




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振り返ると、紅葉の中の滝と吊り橋が目に焼き付きました。


早朝は今冬一番の寒さでしたが日中は小春日和に恵まれました。今回の
遠征はこれまでに無い走行距離と歩数でしたが、紅葉に魅せられて気分
が弾み疲れを感じませんでした。

最後までご覧下さり有り難うございました。[全文表示]

はるばる渡ってきた冬鳥

2017.11.02.Thu
2017年11月1日

三番瀬海浜公園(千葉県船橋市)がリニューアルしたのは7月1日だ
そうで、オープン後の初めての鳥見です。

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「ふなばし三番瀬環境学習館」です。芝生の広場には噴水があり、東京
湾を展望できるデッキもありました。


               ***


到着早々、ビロードキンクロがいるとの情報を得ました。東の堤防
には数人のバーダーさんが三脚を立てています。

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数百羽のスズガモの陣に、同じ冬鳥として渡来したカンムリカイツブリと
ヒドリガモが入っていました。ビロードキンクロは真っ黒で尾がピンと立
ち、目の近くに三日月の白い紋がある・・・と其の場で教えて頂いたので
捉えることが出来ました。目一杯のトリミングです(初見・初撮り)




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ビロードキンクロの特徴である白い次列風切が写っていたのは、この
一枚だけでした。




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ビロードキンクロ♂:全長51-58㎝・越冬で日本に渡来した冬鳥。




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ストレッチする雄のスズガモ、そしてアオサを頬張る雌。




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堤防から眺める突堤にはカワウ、ウミネコ、ミヤコドリでビッシリです。
三番瀬のミヤコドリは千葉県委託調査によると通年見られるそうです。




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突然騒ぎ、一斉に舞い上がったのはトビが上空に姿を見せたからでした。




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飛翔のミヤコドリを初めて撮ることが出来ました。




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                *



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砂浜に降り立ったミヤコドリ。




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波打際で寛ぐミヤコドリ。




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幼鳥のミヤコドリが餌を探す様子を、何故か興味深く見ているカラス。




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成鳥のミヤコドリがゲットしたのは二枚貝でしょうか。




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ウミネコ(中型のカモメ)は一羽が飛んでくると次々とやって来ました。




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波打際のウミネコの中に冬鳥のユリカモメ(小型のカモメ)がいます。




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冬鳥のセグロカモメ(大型のカモメ・幼鳥)がアオサを採食しました。




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茶色のウミネコの幼鳥(左)と足と嘴が赤いユリカモメ。




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ミヤコドリが長い帯を成しています。




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ミヤコドリの中に分け入る赤い足のユリカモメと黄色のウミネコたち。




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ミヤコドリとウミネコの中に、ハマシギ(冬鳥/旅鳥)の群れがいます。




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ダイゼン(冬鳥/旅鳥)とウミネコ、そして小さな2羽のハマシギ。




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ダイゼンの左足に青と白のカラーフラッグが装着されています。
アオサを食べるのでしょうか。




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遠方を眺めると、黒いものが流動している光景が目に留りました。
カワウの大群のようです。




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水面から高く上昇することなく、群れは連動しながら飛び回っています。




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空中に丸い小さな群れが飛翔し、やがて降下しました。それぞれ
の杭にダイゼン、ネットにはハマシギが等間隔に羽を休めました。


秋も深まり、三番瀬には冬鳥が続々と渡って来ました。いよいよ
冬鳥のシーズンも間近です。



最後までご覧下さり有り難うございました。