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アマサギ(葛西臨海公園)

2019.07.19.Fri
2019年7月17日

梅雨が長引き、不安定な空模様を眺める日々です。久々に雨が上がり
近場の葛西臨海公園へ鳥見に出かけました。

ウォッチングセンター前に着くと、上の池にいた2羽のアマサギが
飛んで行ったところなので、観察窓へ急ぐようにと勧められました。
観察窓では採餌中の2羽へ、一斉にカメラを向けて待機中です。

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アマサギは生い茂る草にすっぽりと隠れてしまい、目が慣れるまでは
何処にいるのか見当もつきません。




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ほんの一部しかアマサギの動きが見えないので、草が被ってはいます
が、姿を捉えた瞬間は嬉しいものです。




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ようやく近くの木へ舞い上がりました。




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日本に飛来して繁殖します。(夏鳥/漂鳥)
頭から胸にかけてオレンジがかった黄色が鮮やかです。
今は繁殖期の夏羽ですが、冬羽は全身真っ白です。




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同色の美しい背の飾り羽。




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この後、2羽は隣の上の池へ飛んで行きました。




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               ***



アマサギを追って、居合わせた方々と上の池へ移動です。

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草地では隣り合って採餌しましたが、休憩では距離を置いています。
杭の上では、飽くことなく羽繕いを繰り返していました。




アマサギに変化がないので他に目をやると・・・。

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ヒヨドリが空中で昆虫を捕まえました。緑色の金属光沢は・・・。
コガネムシでしょうか。



                *



ツバメの親子が池を飛び回っています。水面に接触しながら水を飲む
シーンは見事ですが、撮れませんでした。

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羽を休めるツバメ。




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丁寧な羽繕いや、ストレッチ。




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池の奥では、ダイサギが葦の根元にやって来る小魚を狙っています。
カイツブリも見えます。




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双眼鏡で池の対岸を辿ると・・・ホシゴイ(証拠写真)がいました。



                *



帰りがけに海側の上の池を覗くと、更に新しい雛の誕生です!

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親の交代時に巣を見ると、今度は5羽でした。




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4羽は親のお腹に潜り込み、1羽はおんぶされています。



ヨシゴイとコムクドリを観に行きましたが、アマサギが入ったので急遽
変えました。ヨシゴイは海側から飛んで来てヨシ原に入るのを何度も見
かけました。コムクドリは群れで飛翔するシーンを撮った方がいました。


最後までご覧下さり有難うございました。
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ホオジロカンムリヅル&その他

2019.07.12.Fri
2019年7月10日

以前から、ときたま話題になるホオジロカンムリヅルに逢って来ました。
この時季、長福寿寺(千葉県長生郡長南町)の周辺で観られるそうです。
朝7時に到着し、地元の方々にお訊きしながら、あちこちの田んぼを見
て回りました。

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初対面のT様宅の軒下でお茶の接待を受けていると、ホオジロカンムリ
ヅルが低空で飛翔しながら、長福寿寺辺りに舞い降りました。




現地に到着しても、必ず逢えるとは限りませんが、1時間半後に願いが
叶いました。

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この個体は飼育されていたホオジロカンムリヅルで、ひと昔(10年)
前に逃げ出したという「籠脱け」の外来種だそうです。食性は雑食で
昆虫や種子など。




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名前の由来になっている金色の冠羽が見事です。頬は白く、頸部の羽毛
は明るいグレーの美しい鶴です。




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生息はアフリカ大陸南部。全長1m。絶滅危惧種です。



                *



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長福寿寺の入口付近ではツバメが集まっていました。(夏鳥)




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巣立った雛と渡りの準備を始めたのでしょうか。右の燕尾服の成鳥と
比べて、左は尾が短い幼鳥です。




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                *



帰り、35km離れた長須賀(千葉県木更津市)のハス田を覗きました。

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朝は梅雨雲が切れ、日ざしが漏れることもありましたが、長須賀では
漠々たる梅雨空です。




そんな空模様に気分は沈みがちですが、子沢山のカルガモ親子に再会
出来て晴れやかな気分になりました。

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13羽の雛の全てが欠けることなく成長していました。天敵のカラス
から身を守るハス田やヨシ原に恵まれたせいでしょうか。他の数家族
のカルガモも元気でした。



                *



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セイタカシギの成鳥。(旅鳥/留鳥)




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ハス田から飛び出した幼鳥。




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ハス田を飛び回るセイタカシギ。




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カルガモと擦れ違うセイタカシギ親子。




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兄弟姉妹の幼鳥。




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幼鳥の中でも親離れの遅い個体でしょうか。




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親を見習ってストレッチに励んでいます。




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曇空で肝心の目が台無しですが、赤い光彩の1枚がありました。



                *



ハス田の復活で休耕田全域の干潟がなくなり、群れで見かけたコチドリ
とイカルチドリの姿はありません。                

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それでも僅かな干潟を探しあて、2羽のコチドリが舞い降りました。




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二手に分かれて採食です。



                *



毎年チュウサギの群れが飛来しますが、時期尚早のようです。

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餌を探すダイサギ。




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夏羽のバン。幼鳥はヨシ原に素早く隠れてしまい、撮り損ねました。




長須賀のハス田では、数々の夏蝶の吸水が見られます。

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アオスジアゲハ。



                *



初見のホオジロカンムリヅルと、子沢山のカルガモ親子に再会出来て
ラッキーでした。初対面のT様宅での、お茶の接待は有難かったです。
家主は、一人暮らしの93歳の女性です。ご趣味は季節の花を咲かせ
俳句と短歌を詠まれます。遠方のお孫さんからの贈り物の話には、目
を細めて喜ばれていました。


最後までご覧下さり有難うございました。

梅雨曇

2019.07.05.Fri
2019年7月3日

梅雨最中、曇り空を待って葛西臨海・海浜公園へ行って来ました。

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カイツブリの営巣は上の池に3ヵ所あり、観察し易いのは海側です。




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池の真ん中に、丸見えの巣が見えます。




只今、この巣の抱卵は今季3回目だそうです。

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雌雄交代で卵を抱きますが、丁度交代するところでした。
よく見ると、足はまさしく櫂のようです。




2番子の雛は2羽でしたが、1羽はカラスに遣られたそうです。

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抱卵を交代した親は休む間もなく、雛に餌の捕り方を教えていました。




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アララ・・・捕まった方も逃れようと必死です。




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獲物はエビのようです。




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呑み込むまで、2分ほど頑張りました。

カイツブリを観察しながらヨシゴイを待ちましたが、ホーホー♪と
声はすれども、姿を見ることは出来ませんでした。



                *



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ウォッチングセンターの屋上に上がると、ギョギョシ♪と竹の天辺で
オオヨシキリが思いのままに囀っています。(夏鳥)




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時々、羽繕いをしながら長々と鳴いていました。




下の池の擬岩観察窓を覗くと、数羽のコチドリが餌探しや羽繕いに
励んでいます。(夏鳥)

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羽繕いをしながら痒い、かゆいと頻りに目のあたりを掻いています。




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黄色のアイリングが歪んでいました。




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ヨシ原に目を転じると、ダイサギが餌を捕まえました。




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距離があるので獲物は定かではありませんが・・・。




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喉を膨らまして呑み込みました。



               ***



次に渚橋を渡って葛西海浜公園へ移動しました。東西のなぎさ間は干潮
で、水路はカキ礁が露出しています。3羽のコサギが来ていました。

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先端から西を眺めると、東京ベイブリッジが梅雨空に霞んでいます。
東なぎさへ飛翔するカワウの群れと、3羽のカンムリカイツブリが目に
留まりました。




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冬場は数百羽のカンムリカイツブリを観察出来ますが、夏場に残る個体
もいます。(冬鳥)




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少数のカンムリカイツブリは、なぎさ間でよく見かけます。今回は
遠方とは言え、初見のシーンがあったのでシャッターを切りました。




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コガモのディスプレイ(求愛行動)に似ているのでカメラを構えると
再び同じ行動を繰り返しました。




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居残った1羽のスズガモ♀(鈴鴨 冬鳥)が、カンムリカイツブリの
近くまで寄って来ました。

残り鴨を「残りしか残されゐしか春の鴨  岡本眸」と詠まれた句が
ありますが、残った水鳥に出合うたびに心に浮かぶ一句です。


                *


梅雨最中は鳥枯れですが、この時季ならではの観察もありました。
最後までご覧下さり有難うございました。

子育て真っ盛り (2)

2019.06.20.Thu
2019年6月18日

浮間公園のササゴイ親子とカイツブリ親子、和田堀公園のオオタカ親子
など、鳥友さんのお勧めで観て来ました。

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折よく近い距離でササゴイの成鳥と、まず出合いました。(夏鳥)




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ササゴイ(笹五位)の和名は、羽縁の白い羽が笹の葉に見えることに
由来するそうです。




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ササゴイは園内の数ヶ所で営巣していますが、この巣は抱卵中かも
しれません。




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新樹の隙間から雛が見えます。




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この巣の雛は4羽で、枝移りのシーンがありました。巣立ちが近いの
でしょうか。




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育ち盛りの雛は親鳥が運んで来る餌をひたすら待ち続けています。




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                *



広々とした浮間ヶ池の水面をカイツブリ親子がのんびりと泳いでいます。

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たった一羽の雛を連れていますが、他はカラスに捕食されたそうです。




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大きな魚を捕まえました・・・。




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2分ほど頑張りましたが、手に負えずに諦めてしまいました。




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帰りがけ、池に立ち寄るとカイツブリが池の中央で雛をおんぶして
寛いでいました。カラスに捕食されて最後に残った掛け替えのない
我が子です。逆らえない自然の法則とはいえ、過酷です。



                ***



18km先の和田堀公園(杉並区)へ、オオタカを観に移動しました。

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この画像の対角線が交わる真ん中に、オオタカが営巣し
ています。




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ヒマラヤ杉にあるオオタカの巣には、カラスの巣でお馴染みのハンガー
(青色)が幾つも見られました。




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親鳥が運んで来た餌を啄むオオタカの雛は、食欲旺盛な猛禽です。




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成長に遅速が見られる3羽の雛がいるそうですが、ようやく末っ子が
顔を出しました(右側)。




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雛は好奇心旺盛で、よく何かに反応します。




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                *



オオタカの営巣地は善福寺川流域にありますが、間近で成鳥♂を観るの
は初めてです。(東京都に流れる荒川水系神田川支流の一級河川)

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一斉に向けてくるカメラを一瞥しました。




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毎年営巣しているので、人には慣れているようです。




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水を飲みに来たのでしょうか。




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体を震わせ、その後、欄干の真下に移ったので観ることは出来ませんが
水浴びを始めた様子です。



                *



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帰りがけ、善福寺川の「おくまいはし」に差し掛かると、カワセミと
番のカルガモが目に入りました。




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眠るカルガモの近くで休息するカワセミです。




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                 *



善福寺川で観たオオタカ♂は、雛に餌を与えた後にやって来たそうです。
狩りをして雛に食べ物を与え、一仕事を終えて川に降りたのでした。水
を飲み、水浴びをして、巣とは反対方向へ飛び立って行きました。



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子育て真っ盛り

2019.06.15.Sat
2019年6月13日

大宮公園(埼玉県さいたま市)のカイツブリとオオタカの雛を
先ず観に行きました。

ボート池のカイツブリの卵が昨日(6/12)3個、孵りました。

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3羽の雛は親の背中に潜り込み、残る卵は2個です。




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雌雄交代で抱卵し、卵の位置を直し、巣の補強など余念がありません。
水草や落葉等の巣材が少ないので、カメラマンが葉っぱを千切って池
に浮かべると、おもむろに巣へ運んで行きます。




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餌が運ばれてくると、雛たちが親の背中から出て来ました。一両日中に
は5羽の雛が見られるかもしれません。



                *



園内にはオオタカも営巣していると聞き、早速観に行きました。巣は
肉眼で直ぐに分かりましたが、まだ動きがありません。

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今、幼鳥が立ち上がりました。左下にもう1羽がうずくまっています。




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カメラに気付いたようです。




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元気に羽搏いています。つい先ほど、親鳥が給餌に来たそうです。

ところで、先日の大久保農耕地のタマシギ(6/7 孵化3日目)が
気になるので、ここで切り上げることにしました。



               ***



先日の大久保農耕地での観察は肌寒い梅雨の最中ですが、今日は
梅雨の晴間で爽快です。

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タマシギ親子は草むらから田んぼへ移動していました。




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孵化6日目の雛の様子はどうでしょうか。




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雛を連れたタマシギ♂が姿を見せました。




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採餌の方法を雛に教えているような光景です。




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すっくと立ち上がった親♂は、警戒しながらも雛を誘導しています。




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家族の食事中、雛の1羽が居眠りを始めました。




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居眠りの1羽がその場に座り込むと、他の雛たちも集まって来ました。




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この時点で、気になっていた4羽の雛が確認出来てほっとしました。




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タマシギは雌の方が綺麗だと言われていますが、今回初めて雄の羽の
美しさに感嘆しました。




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育雛担当の雄は、色彩の綺麗な雌に比べて目立ちませんが、地味でも
羽の色合いは意外と凝っていました。




               ***



大久保農耕地から10数キロ先にコアジサシが営巣しているそうです。
造成地なので来年は観られないかもしれない、とお聞きしたので覗い
てみることにしました。

フェンス越しからコアジサシの群舞を見ると、数10羽でしょうか。
肉眼では見えないコアジサシの親子をやっと捉えたので、かなり遠
方です。(夏鳥)

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営巣を始めた頃はフェンスの近くだったそうですが、チョウゲンボウ
に雛が捕食され、奥の草地の方へ移ってしまったそうです。




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抱卵中のコアジサシでは、唯一、フェンスに近い個体です。




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カメラマンが少なくなると、フェンスから見える位置に舞い降りました。




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全長24cm。翼開長は約53cmです。




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水溜まりにコチドリも来ました。コアジサシと一緒に此処で営巣中だ
そうです。




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最後に、飛翔するコアジサシをカメラで追うと魚を咥えて着地しました。




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証拠写真ですが、雛の姿も確認出来ました。(初見・初撮り)


                *


そのむかし、大宮公園の夏のイベントに出演するバンドを入れたこと
がありました。今の街の発展ぶりには初めて訪れたような印象でした。

実は今回、界隈で出会った方が空いている駐車場を御親切に提供して
下さいました。街の様子はすっかり変わっても、暖かい人情に懐かし
さが込み上げてきました。


最後までご覧下さり有難うございました。[全文表示]

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