野焼き前

2017.03.20.Mon
2017年3月20日

春の訪れを告げる渡良瀬遊水地の野焼きは、一昨日の3月18日(土)
に実施されたそうです。そして今日「春分の日」を迎えました。

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野焼き前に渡良瀬遊水地を訪れたところ、大勢のアマチュアカメラマン
が、ずらりと三脚を立ててコミミズクを待ち構えていました。


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此処で何時間も待たされるのは当たり前のようですが、遅い主役に
代わって脇役の登場も楽しむことが出来ました。




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コミミズクの撮影ポイントを眺めていると、枯葦原から不意にキジ♂が
現れました。




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一瞬振り返って立ち止まり、ほんの30秒ほどで葦原に帰って行きました。


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獣道とでも言うのでしょうか、イタチも同じようにつつっと現れては
消えました。




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菜の花にモンシロチョウが飛び交い、ヒバリの囀りが青空に
こだましています。




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コミミズクを待つ土手から、遠くない距離でヒバリを撮ることが
出来ました。


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                ***



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いよいよコミミズクのお出ましです。一斉に響き渡るシャッター音。




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菜の花とコミミズクの取り合わせ、どうにか撮ることが出来ました。




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この個体はこの木の枝が好きで、必ずここで小休止するそうです。


                *


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誰かが鳶柱だと声を上げました。カウントすると18羽です。


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カラスとノスリが繰り広げる空中戦のライブも見ものです。


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土手の反対側には雄大な山並みが見え、手前の池には次々と
水鳥たちが訪れています。


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葦原を飛び立って移動するダイサギ。




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土手を横切って行きました。




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この土手を来て帰る車もいれば、私共のようにすぐ横の脇道を帰る
車列もあります。新潟県の長岡からいらした方は野焼きを見てから
帰るとのことでした。寝袋を積んだ車も見かけました。

コミミズクの撮影ポイントは「つつじが岡公園」(ヤツガシラの撮影)
で出合った日本野鳥の会(千葉県支部)の方がご案内下さいました。
またマップコードを教えて下さったグループの方々もいらして、旅の
一期一会に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
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やっと逢えたヤツガシラ

2017.03.13.Mon
2017年3月13日

館林のヤツガシラは2月22日から姿を見せませんが、ブロ友から
「今日のつつじが岡公園HPには、戻ってきたとの情報が掲載され
ていました」との連絡を頂き、喜び勇んで再度訪ねました。

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ヤツガシラは鮮やかなオレンジ色のオシャレな鳥です。3月6日に
ひょっこり現れ、12日振りの再登場でした。アフリカ等に分布し
て日本には少数が飛来するそうです。初見・初撮り
           (全長26cm 雌雄同色 旅鳥/冬鳥)




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オオイヌノフグリ、ペンペン草、ホトケノザなどが咲く春の野に出て
昆虫類の捕食です。




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カーブした細長い嘴で小さな虫を捕えました。




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一方こんなに大きな幼虫を掘り出し、大層なご馳走にありつけました。




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嘴で咥えては落とし、吞み込むまで2分も要しました。


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松の枝で小休止です。




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桜の枝では羽繕い。


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扇状の冠羽をいつ開いてくれるか、誰しもが期待しましたが・・・
2時間の撮影中、私が撮ったのはこのシーン一枚でした。


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園内は200人ほどのアマチュアカメラマン等で賑わっています。DSCN1875s.jpg


  珍鳥に怒涛の追っかけ 春の園     コウコ


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園内から城沼を見渡すと小さな島に目がとまります。




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葦の浮島のように見えますが、水鳥たちの休憩所でしょうか。




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カワウとアオサギ。




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白鳥とカワウ。




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浮島の葦でアオサギが巣作りに励んでいます。
よく見ると目元がスミレ色の婚姻色です。


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白鳥を傍らで見て、全日本マスターズレガッタに向けての
練習でしょうか。長閑な光景です。



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早朝に家を出発し、スカイツリーと隅田川の川面を見ながら白髭橋を
通過したのは、日の出20分前です。

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一路国道122号線をひた走り、約80km先の目的地
「つつじが岡公園」に到着しました。
木陰では霜が残っていました。


ご覧下さり有り難うございました。

館林の水鳥&山野の鳥

2017.03.05.Sun
 2017年3月5日

館林の白鳥の飛来地である「ガバ沼」と「多々良沼」を訪ねました。
隣り合わせにある「ガバぬまとたたらとぬま」は語呂がいいので、昔話に
登場するかのような地名に親しみを覚えます。

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白鳥は皇居のお濠で見たことがありますが、飛翔する姿は
初見・初撮りです。


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コハクチョウはオオハクチョウより一回り小型ですが、翼を開くと
共に2メートル前後にもなります。




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白鳥には必ずオナガガモが一緒にいるそうですが、ガバ沼では想像
以上のオナガガモの大群です。


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                 ***



「多々良沼」では白鳥の意外な面を見ることが出来ました。

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突然カルガモの喧嘩が始まり、次第に相手の喉元を咬みつく大バトルに
なりました。


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カルガモの喧嘩を見かけた白鳥は長い首を伸ばし、嘴を使って双方を離
れさせ、止めたのでした。それは「喧嘩をしてはいけませんよ」と大人
が子どもを諭すかのようでした。異種間でもこんな事があるのですね。



                 ***



次に訪ねた「城沼」も白鳥の飛来地ですが、ツツジでは全国的に有名な
「つつじが岡公園」です。珍鳥のヤツガシラの飛来で、先月は大フィー
バーでした。HPのヤツガシラ通信を日々見ていたのですが2月22日の
記事に「館林を後にしてしまったようです」とあり、諦めたのでした。

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枯蓮の沼を眺めながら散策していると、近くに一羽のコブハクチョウを
見掛けました。近づいても逃げずカメラ目線です。


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枯蓮に摑まって水中の魚を狙うカワセミ♂です。



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モズ♀は草地の虫を狙っています。



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辛うじて一瞬の狩りを見ることが出来ました。


                  *


園内は梅の花が満開です。

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紅梅にスズメが来ています。




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青空に映える梅花と蝋梅です。


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ツグミとムクドリが採餌に来ていました。




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数十羽のアトリの群れが芝生広場に舞い降り、木陰で採餌を始めました
が明るい所には出て来てくれません。そして、やっと遊歩道の際まで来
てくれました。


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シメも採餌にやって来て嘴をモグモグさせています。食後は大樹の窪み
に溜まった雨水を飲んでいました。


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                 *


遊歩道から眺めた山々です。散歩の方から山の名を教えて頂きました。

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群馬県の中央にある赤城山です。(標高 1,827.6m)


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日光連山では栃木県の男体山(上)と白根山方面(下)が印象的でした。


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夫と駆け足で巡った館林です。どの沼からも遠方に雪化粧の山々
を一望出来、何度も佇みました。都内を出てからは遠路でしたが
館林では気分を一新する風景と出合いがありました。


最後までご覧下さり有り難うございました。[ 全文表示]

冬の小鳥たち

2017.02.23.Thu
   2017年2月23日

葛西臨海公園で昨秋お会いした方から、北本自然観察公園の1月~
2月は多くの野鳥が見られ、なかなか出合えない鳥にも逢えますよ
と勧められました。

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「私は誰でしょう?」




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なんとも可愛らしい姿で出迎えてくれたのはジョウビタキ♀です。
遠くを眺めていたのでお嬢さんには気付かず「目の前にいるよ」と
夫に言われ、慌ててシャッターを切りました。




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(冬鳥・14cm スズメより小さい)
可愛らしいジョウビタキ嬢に遇えたことで心が弾みました。


                 *


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奥まった桜土手と呼ばれる付近からの雑木林と湿地の眺めです。
双眼鏡を覗いていた夫が珍しい鳥がいると言いました。




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かなり遠くですが、枯木の中に頭部が赤い鳥が見え隠れしています。
連続でシャッターを切ったものの、ほとんど枝被りで撮れたのはこの
1枚きりです。初見・初撮りのアオゲラでした。幹を突いて昆虫でも
探している様子でした。(留鳥・体長29cm ドバトよりやや小さい)




雑木林と湿地で食事をしていた小鳥たち

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コゲラ(留鳥)

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モズ♀(冬鳥)

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ツグミ(冬鳥)

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シロハラ(冬鳥)


                *


散策路でも多くの小鳥に出合いました。

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葦原で採餌中のカシラダカです。(冬鳥・体長15cm スズメくらい)


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採餌に夢中のアオジは遊歩道に出て、行き交う人の足元まで来ます。




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体長を最大限に伸ばして草の実を啄んでいます。
(冬鳥・16cm スズメより大きい)




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静寂な園内に響くシジュウガラの囀り。(留鳥・体長14-15cm
スズメくらい)




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葦原では葦の皮を剥がして虫を探していました。


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今冬目立ったのはアトリで、何処を訪れても今までにない数でした。
(冬鳥・全長16cm スズメより少し大きい)


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                *


冬枯れのひややかな中、梅の香りが漂ってきました。

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目の前に開けた白梅の林に佇んでいると、早くも春を満喫した気分です。




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下で採餌中のシメが飛び上がって白梅の枝に止まると、ベンチで寛いで
いた方々も総立ちして、梅とシメのコラボに見入っていました。




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(冬鳥 体長18cm スズメより大きい)




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シメは散策路に敷かれた板まで採餌にやって来ます。ウォッチャー は
次々に足止めを食っていましたが、シメが去るまで見守っていました。


この日、ベニマシコがいたそうですが残念ながら撮れませんでした。
大半の方々の目的は、桜土手でのミヤマホオジロだったようです。




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ご覧下さり有り難うございました。 

坂田ヶ池&房総のむら

2017.02.18.Sat
2017年2月18日

寒中の「坂田ヶ池」の梅林は蕾で、一樹の寒紅梅のみが見頃でした。
その後、梅の開花が気になり梅林を覗いてみました。(千葉県成田市)

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紅梅と白梅が咲く中をジョウビタキ♂が飛び回っています。冬鳥の中
では鮮やかなジョウビタキ♂なので白紅梅とのコラボは華やかです。




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梅の開花には遅速があるので、これからも楽しめます。


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(ジョウビタキ♂・冬鳥 体長14cm スズメより小さい)


                  *


今回は「房総のむら」も予定しているので、ここで一眼レフから
軽いコンデジに持ち替えました。

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梅林を離れる時、偶然にも遠方にトラツグミがいました。落葉の中では
見えにくく肉眼では分からない距離です。初見・初撮りでした。
(トラツグミ・冬鳥 体長29.5cm ハトより小さい)




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池には前回1羽だったミコアイサア♀が2羽いますが、こちらも遠方です。

 
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オシドリは両岸から撮れますが、逆光を避け木々の間から覗きました。



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前回は雄の成鳥数羽と若鳥の1羽でしたが、今回は若鳥の姿はなく雌が
入っていました。




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こちらは単身。




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暫くすると対岸に移動し、張り出した枝の影に入って行きました。
3羽のマガモが見えます。




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雌は地味ですが優しい感じで、仕草も可愛らしいです。


                 ***


坂田ヶ池に隣接する「房総のむら」へは里山に親しみながら徒歩で向か
いました。夫は体験博物館には入らず、私も幾つかのエリアの中で商家
の町並みだけを見学しました。

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出入り口の大木戸を入ると左に江戸の旅館を再現した総合案内所があり
隣は菓子の店とお茶の店です。




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路を挟んで絵馬の看板が下がる「うどん、そば」店からの眺めです。




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呉服の店には桐の呉服箪笥と仕立て台があります。




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細工の店にはいろいろな竹製品の農具と漁具が吊るされ、棚の民芸品に
も目がとまりました。


                 ***


「房総のむら」には数多くの古墳群があるそうですが、帰りに出合った
この古墳の姿が印象的でした。

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6世紀~7世紀の古墳で、周囲の埴輪は築造当時を再現したとか。


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人形埴輪に武人の姿があります。




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動物埴輪の馬や猪と共に、後方右には大型の水鳥らしい姿も見えます。
古代人の豊かな創造力に惹かれました。
実物は風土記の丘資料館に展示してあるそうです。


                 ***


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移築した昔の茅葺屋根の家には淡紅梅がほころび、最後にふと現れた
ビンズイがじっと見送ってくれました。


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ご覧下さり有り難うございました。