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ベンケイヤマガラ&お熱いワカケホンセイインコ

2020.10.18.Sun

2020年10月13日

話題のベンケイヤマガラを観てきました。おまけにワカケホンセイ
インコのラブラブの様子を垣間見ることが出来ました。

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ヤマガラの群れに変種のベンケイヤマガラ(弁慶山雀)が1羽
混じっているそうです。




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敏捷な動きの中、未見のベンケイヤマガラを見つけるのは容易
ではありません。




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群れのヤマガラが行ったり来たりする中、20分ほどして
現れました。




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ようやく撮れた1枚です。




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少し離れた所にもう1本のエゴノキがあり、彼等は交互に貯食行動
(餌が少なくなる冬場に備える)を繰り返していました。




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ベンケイヤマガラがエゴの実を咥え、その後食べ始めました。




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ヤマガラにカメラを向けるとベンケイヤマガラ同様・・・。




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両足に実を挟んで食べています。




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撮影は失敗ですが、実を咥えて飛び出したヤマガラです。




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白緑色のエゴの実は貯食し、殻が裂けて出てきた種は採食して
いました。因みに殻にはサポニンという毒成分があるそうです。



               ***



ベンケイヤマガラを待つ間、ワカケホンセイインコ(輪掛本青
鸚哥)が現れたというので居合わせた方々と移動です。

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全身黄緑色で赤い嘴はいかにも外来種です。ペットとして輸入
された個体が方々で籠脱けし、野生化して半世紀にもなります。
(全長40cm.インド、スリランカに分布)




雄は喉から首にかけて黒い帯があります。

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雌(右)が雄(左)に羽繕いでもしている様子です。




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熱々ぶりをご覧ください。




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暫くすると少し離れて・・・。

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雌のストレッチ。




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首の後ろにピンクの帯がある雄。




再び揃って行動を共にするカップルです。

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熱愛のワカケホンセイインコに気を取られ、ふと振り向くと
皆さんはベンケイヤマガラの方へ戻られていました。



                *



実は一週間前(10/5)の午後にベンケイヤマガラを観に行きました
が、午前中ちょっと現れただけだそうです。ワカケホンセイインコも
小群の飛翔を見かけただけで空振りに終わりました。鳥見は当たり外
れがあり、こればかりは致し方ありません。それだけに願いが叶った
時の喜びは一入です。


最後までご覧下さり有難うございました。

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ツツドリ&エゾビタキ

2020.10.15.Thu
2020年10月12日

秋ヶ瀬公園は昨年10月の台風19号で水没し、鳥見は今年3月に
出来たものの、車は入園出来ませんでした。開園は7月だったそう
ですが、甚大な被害のため復旧工事は大変だったと思います。

今回は7ヵ月ぶりに訪ねました。

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昨日の雨で森の中はぬかるみ、出会ったバーダーさん等は長靴姿です。
スニーカーでは足元が危な気なので途中で諦め、隣のさくら草公園へ
移動です。




林の中カメラマンはたった一人で、朝からツツドリを待っているとの
ことでした。

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午後になって漸くツツドリのお目見えです。人も何時の間にか増えて
いました。




飛び出したツツドリが何処の枝に止まるか、其処をいち早く見届ける
ことが発見のコツのようです。

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この個体は捕食後に枝で嘴を拭った様子です。




暗い林の中、距離もありましたが3分間の出合でした。

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ツツドリは繁殖のために日本に渡来する夏鳥です。
(全長33cm、キジバトと同大)




一方、こちらの個体は・・・。

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枝にペッタリ座り込んだところをズームアップすると、あどけない
幼顔です。




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毛虫を捕まえて呑み込むまで、なんと!一瞬の早業です。




この個体は枝葉に見え隠れしながら30分間観察することが
出来、その間に3度捕食しました。

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ふっくらとした姿ですが、これから越冬のために南方へ渡るの
で栄養をつける必要があるのでしょう。




2羽のツツドリが追い駆けごっこをしているのを目撃しました。
遊びかテリトリー争いか分かりませんが、この個体は2羽の内
の1羽です。

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今日、林では計3羽のツツドリを観ることが出来ました。



               ***



ツツドリを観察しながら桜並木に飛来する小鳥たちに注目すると
常連とは別に、エゾビタキ同士で餌を探しにやって来ました。

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枝から枝へと忙しく飛び回っています。





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間隔を空け何度も姿を見せ、2羽或いはそれ以上の時もあり、実際
の数は把握できません。




突き出た桜の梢がお気に入りでした。

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エゾビタキは北半球で繁殖して南半球で越冬します。春と秋の渡り
の時期、日本に飛来する旅鳥です。
(全長15cm、スズメより少し小さい)



                *



高鳴きのモズの雌雄をあちらこちらで見かけました。(留鳥/漂鳥)

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高鳴きをして縄張りを確保すると、繁殖期まで単独で越冬します。
(左♂、右♀)




秋の草むらには蝶や蜂が飛び回っていました。

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吸蜜のツマグロヒョウモン♂と花粉集めの蜂です。



                *



ツツドリは宮ヶ瀬湖畔で観察しますが、飛翔を見ただけで終わり
今季ようやく初撮りが叶いました。旅鳥のエゾビタキの通過数は
秋が多いそうですが、確かにそのような印象でした。


最後までご覧下さり有難うございました。

ヨタカ&ムツバセイボウ(昆虫)

2020.10.08.Thu
2020年10月6日

遠征の公園で初見のヨタカと昆虫のムツバセイボウを観察すること
が出来ました。

地元のバーダーさんが「三密なので注意して下さい」と前置きを
してヨタカのポイントを教えて下さいました。

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林の入り組んだ枝に止まるヨタカは樹皮の色に紛れて保護色です。




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しかも枝葉が被さっているので、僅かな空間から覗くようにして見
付けなければなりません。ひとりで発見するのは困難です。




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ヨタカは夜行性なので昼間は樹上の枝で目を閉じて休んでいます。
待つこと30分、漸く目を開けました。




一見、爬虫類を想わせる顔です。

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遠目では黒褐色の体色ですが、よく見ると複雑な斑模様です。




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ヨタカは意外にも、体に対して嘴と足が小さいので驚きました。




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枝にペッタリうずくまるのも頷けました。夕方になると餌を求めて
活動開始です。嘴は小さく見えますが口を開けると幅広く、飛翔し
て口の中に飛び込んでくる昆虫を捕食するのだそうです。




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偶然、4本のあしゆび(趾)を見ました。足のつま先だそうです。




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こんな姿で眠ることもあり・・・。




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一瞬、薄目を開けました。




ヨタカが目を開ける時や体勢を変える時などは、体を左右に揺り動かし
ます。

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左右に体を揺らし始めると、かっと目を見開いて上体を起こしました。




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すると突然!伸びをするように大型の翼を広げたではありませんか!




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翼の斑紋は褐色の黒、茶、橙そして灰色で、何かのアートでも
観る想いです。




その直後、くるりと後ろを向きました。

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日本では繁殖のために春から夏に渡来する夏鳥で、秋には南方へ渡り
ます。生息地は開発による破壊などで生息数が減少し、準絶滅危惧種
に指定されています。(全長29cm)



                *



ヨタカが眠る近くで、メジロとキビタキ♀が飛び回っていました。

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メジロ



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キビタキ♀? オオルリ♀?・・・迷いました。



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4秒違いの画像では、嘴が真っすぐなのでキビタキ♀かもしれません。



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林道を更に進むと、センダイムシクイでしょうか一瞬の出合いでした。



                *



木道で植物を撮影している方がおります。

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園内のあちこちでワタラセツリフネソウが見られます。




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こちらは木道の両側に咲き乱れるキツリフネの群落です。



              ***



公園を引き揚げる際、期せずして初見のムツバセイボウ(六歯青蜂)
を観ることが出来ました。宝石蜂と呼ばれる青く輝く蜂です。

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ムツバセイボウはドロバチの巣に産卵し、ドロバチの幼虫
を食べてムツバセイボウの幼虫は育つそうです。(捕食寄生)




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体長は10mmほどで肉眼ではその美しさは見えません。コンデジの
マクロで撮りました。



                *



3年振りに訪ねた公園でしたが、初見・初撮りのヨタカとムツバセイ
ボウに出合えてラッキーな一日でした。探鳥地には地元の親切なバー
ダーさんが必ずいらして、色々と教えて下さるので本当に有難いです。


最後までご覧下さり有難うございました。

カケス&キセキレイ

2020.10.04.Sun
2020年10月2日

秋晴れの葛西臨海&海浜公園です。

園内の其処ここに彩りを添える彼岸花。径を曲がるとあたり一帯に
芳しい香りを放つ金木犀。そして爽やかな風に吹かれ、漸く待ちに
待った秋の訪れです。

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園内では今季初見のカケスとキセキレイを観察しました。




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元気に鳴くカケスの声を耳にしたものの姿は見えません。群れは
園内の東西を広範囲に行き来している様子です。(留鳥/漂鳥)




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3ヵ所目でやっと松の梢に止まりましたが、それも束の間です。




梢から飛び出すと、近くの樹に飛び込んで行きました。

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繁みの中、ひとまず連写した中の1枚でノートリです。カケスの
群れは次々と樹々を移り・・・居合わせた方々と1羽、2羽と声
を出して確認したところ計6羽でした。



               ***



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「かわせみ池」で餌を探すキセキレイです。他に数羽のオナガと
カワセミ♀が姿を見せました。




第1観察舎では水浴び後のキセキレイを観ました。(留鳥/漂鳥)

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岩の上で丹念に羽繕いをしています。




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ブルブル体を震わせ、翼を開閉して水を切っています。
そして羽繕いとストレッチを何度も繰り返していました。



               ***



ヤマガラの貯食行動はエゴの実が尽きるまで続くようです。
前回(9/11)は鈴なりでしたが、残る実は僅かです。

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ヤマガラの数も減り、名残惜しい思いでシャッターを切りました。




エゴの根元に落ちた実を咥えていく光景を見ましたが・・・。

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ヤマガラは干からびたエゴの実を啄んでいました。(留鳥/漂鳥)




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                *



「上の池」ではオオバン、そして遠方に数羽のコガモを見かけました。

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(留鳥/漂鳥)



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カイツブリのストレッチ、こちらは見かけるものの・・・。



遠くで残念ですが、この角度から見た翼は初めてでした。

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(留鳥/漂鳥)


                *



葛西海浜公園の「西なぎさ」で澄んだ美しい声が響いています。

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見渡すと、囀っているのはイソヒヨドリ♀でした。(留鳥/漂鳥)

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何やら、のけぞってまで警戒している様子です。




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干潟に水鳥は少なく、ウミネコの群れと数羽のダイサギとコサギです。




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ウミネコの1羽が飛び出すと、こぞって飛んで行きました。(留鳥/漂鳥)




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東西なぎさ間水路でも数羽のダイサギ(夏鳥/冬鳥)とコサギ(留鳥/漂鳥)
が獲物を狙っていました。





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公園の西側出口、荒川河口でカワウがエイを捕食しました。よく見る
光景ですが今回はエイに手こずることなく呑み込みました。(留鳥/漂鳥)



               *



カケスはカラス科だけに「ジェー、ジェー」と悪声ですが、鳴き交わす
ことで仲間同士のコミュニケーションをとっているのでしょうか。今回
はカケスに振り回されて思うように撮れませんでした。確認したカケス
は6羽ですが、水元公園ではこの日10羽も出たそうです。


最後までご覧下さり有難うございました。

コサメビタキの採餌

2020.09.30.Wed
2020年9月28日

早朝、宮ヶ瀬湖畔園地(神奈川県東丹沢)に着きました。

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吊り橋から眺める夜明けの空は、雨が上がって靄に包まれ
ています。




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早々と朝食の狩りにやって来たのはトビでした。

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                *



目的は桜並木の毛虫を食べに来るツツドリですが、この日は出合う
ことが叶わず、コサメビタキの採餌を観察しました。




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30分ほどして靄が晴れて視界が良好になると、桜並木の一番
乗りはモズでした。




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今季初見の高音のモズです。



                *



コサメビタキの登場です。(体長13cm、スズメより小さい)

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体は褐色、白いアイリング、嘴は黒くて下嘴はオレンジ色。
繁殖のために日本に渡来した夏鳥です。(雌雄同色)




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円らな瞳に「可愛い!」「クリッとしている!」等と居合わせた
バーダーさんから声が上がりました。




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スズメより小さな身軽な体で、桜の枝から枝へと飛び回っています。




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食性は動物食で、桜の葉につく幼虫を捕まえました。




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得意気な表情です。




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1分足らずで平らげました。




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食後の後ろ姿。




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桜並木にはシジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ等も集まって来ました。



               ***



午後から早戸川林道を散策しましたが、此処でも鳥影は少なく
端境期なのでしょうか。

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漸くエナガの群れを見かけ、中にメジロも混じっていました。




金沢橋でヤマセミを待つバーダーさんによると、午前中に1回出た
切りだそうです。一方、カワセミは橋の下を潜り抜けて行ったので
暫く待つことにしました。

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双眼鏡で眺めていると、遠方の枯枝にカワセミが止まりました。



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証拠写真ですが、カワセミがダイブして魚をゲットしました。




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金沢橋の袂では蝉の翅が蜘蛛の巣に引っ掛かり、蜘蛛が糸で巻き
始めました。糸にはかなりの粘着力があるらしく、バタバタと抵
抗する蝉ですが太刀打ち出来ませんでした。




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「蜥蜴の尻尾切り」とはトカゲが危機に瀕した時に、己の尻尾を
切り離して外敵から逃れるそうです。自切する器官は予め切り離
し易い構造になっており、再生出来るそうです。



                *



コサメビタキは外敵に注意しながら、秋の渡りのこの時期に充分な
エネルギーを蓄えるため採餌に精を出し、蝉は蜘蛛に捕まり、ニホ
ントカゲは自切して身を守りました。自然界は食うか食われるかで
日常が営まれていることを改めて目の当たりにしました。


最後までご覧下さり有難うございました。