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赤色のツツドリ

2018.09.15.Sat
2018年9月13日

鳥友さんからツツドリの情報を頂いた翌朝、宮ヶ瀬湖畔園地
(神奈川県愛甲郡清川村)に出かけました。

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到着時は都内より4度低い16度で、日中は都内並みの24度に上がり
漸く秋らしい気温になってきました。




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湖面から21mの高さにある「水の郷大吊り橋」からの展望です。
橋下に遊覧船乗り場があります。




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長さ315mの吊り橋を渡り切ると、バーダーさんたちを見かけました。



                *



桜に毛虫が発生するこの時季、ツツドリが桜の植え込みにやって来ます。
暫く探索すると、数人のカメラマンが三脚を立てていました。

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林の手前、画面中央にツツドリが見えます。




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ズームアップすると若鳥でした。




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ツツドリは夏鳥として日本に渡来し、渡りの時期に姿を現すといいます。



                *



情報では赤色のツツドリが来ているので期待も大きく、飛翔の姿を見逃
さず、どの樹に止まったかを見定めます。

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双眼鏡を覗きながら、つぶさに探すバーダーさんが赤色を発見しました。
肉眼では見えない距離なので、何処?どこ?と声が飛び交います。一度
目を離すと分からなくなりますが、全身が見える位置を探しました。




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赤いツツドリが次に移動したのは、枝葉が被らない格好の場所です。




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距離も遠くないのでラッキーでした。




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確認したのは普通のツツドリ2羽と赤色が1羽でした。今回は若鳥を
撮りましたが、成鳥は飛翔する姿を近くで見ました。

何よりも、目的の赤色のツツドリと出合った喜びは一入です。



                *



ツツドリに集中していたので、他を探鳥する余裕はありませんでしたが
専ら動画の夫はツツドリの若鳥、ハヤブサ、カワセミ、ガビチョウ等を
撮りました。

帰りがけ、ベテランの方が双眼鏡で探したミサゴを教えて下さいました。
枯れ木は見えますが、二又に分かれた枝先には雌雄が止まっています。

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かなりの距離なので難しいですが、一枚だけ撮れていました。




バーダーさんたちがまだ残る中、10時半に現場を離れました。

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長さ315mの大吊り橋の奥行です。




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静まり返った親水池です。爽やかな秋風が心地よく、暫く佇んで
いました。




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池の対岸で微かに動いたのは、ヅームアップするとダイサギでした。




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飛び石に草が生え、自然の素朴な造形が目に留りました。



               ***



次に向かったのは、宮ヶ瀬湖畔園地から22km離れた平塚市寺田縄
の休耕田です。

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休耕田は他にもありますが、この一枚にタマシギの親(♂)子(4羽)
が隠れているそうです。




土を盛り上げた田畑の境に親鳥が現れることもあるそうです。

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その畔に注意を向けていたところ、ヒバリが2度現れただけでした。




到着後2時間ほど待機するもののタマシギの動きが見られません。

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休耕田の隣はお米が実って、もうすぐ収穫でしょうか。




帰り支度を始めると、遠方に猛禽が見えました。

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オオタカの若鳥でしょうか。




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たわわな稲穂と今季初見の彼岸花です。




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一週間後には彼岸の入りを迎えます。今夏は過去にない酷暑でしたが
いよいよ待ちかねた秋の訪れです。

情報を頂いたお陰で、赤色のツツドリの初見・初撮りが叶いました。
タマシギは今後の楽しみになりました。


最後までご覧下さり有り難うございました。[全文表示]
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秋の渡り(葛西臨海公園)

2018.09.11.Tue
2018年9月9日

シギ・チドリ類の秋の渡りが見頃だそうです。週間天気予報による
と明日から天候が思わしくないので、急きょ近場の葛西臨海公園
(東京都江戸川区)へ自転車を走らせました。

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風は強いですが晴天のなぎさ橋を渡り、西なぎさにやって来ました。




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期間限定の海水浴は過ぎましたが、浜辺は日曜日とあって家族連れで
賑わっています。



                *



東なぎさと西なぎさ間の水路で旅鳥のチュウシャクシギを発見!

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対岸に堆積したカキ殻に紛れて肉眼では見えません。




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手持ちで何十枚も撮り、没を免れた数枚が残りました。




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念入りに水浴びをしていた個体です。対岸には2羽ずつ2組がいました。




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キアシシギは水際を歩きながらカニを捕食しています。



                *



水路の反対側は西なぎさの広い砂浜です。干潮の干潟に秋の渡りの
途中に立ち寄った旅鳥のトウネンが数羽で採餌に専念していました。

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泥の中の餌を探り当てようとしています。




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トウネンはスズメとほぼ同大で、シギ類では最も小型だそうです。




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後ろの個体が何かを捕まえました。




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動き回っているので4羽中3羽しかフレームに収まりません。




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1羽のキアシシギもトウネンの近くで餌を探していました。




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水路を去る時、3羽のチュウシャクシギが干潟に降り立ちました。
カメラに気づいたようで直ぐに飛び立ちました。




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没にしたい画像ですが・・・彼らは水路の対岸にいるチュウシャキシギの
方へ向かって行きました。これで計7羽を確認しました。



               ***



次に葛西臨海公園へ移動します。

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公園のシンボルの大観覧車、ヨットの白帆を模したテント、そして
水族館を眺めながら鳥類園へ行きます。




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コサギ、カワウ、ダイサギが餌を探していました。




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秋の彩りで目立つのは、外来種の黄色の菊芋でしょうか。
折よくダイサギが収まってくれました。




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まだ残暑が厳しい中、涼しさを求めて静かに佇むダイサギです。




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可愛らしい仕草に、パチリ。
ハクセキレイの幼鳥を園内のあちこちで見かけました。



シギ・チドリ類の秋の渡りを、もう少し撮れるものと期待して
いましたが、十分な時間が無くて残念なことをしました。


最後までご覧下さり有り難うございました。

9月の荒川河口

2018.09.09.Sun
2018年9月7日

都内23区に強風注意報が発表されました。日中は真夏日とは言え
曇り空なので、晴天の猛暑日よりマシかと思い、鳥見に出かけました。
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ここは東京湾に注ぐ荒川の河口で、右岸から葛西海浜公園のなぎさ橋
が見えます。




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隣接する葛西臨海公園の大観覧車は日本最大級です。
海抜2.7mとありますが潮位が高い時に津波に遭遇したら、と想う
と見過ごせない警告です。




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ウミネコの楽園かと想うほど集まって来ました。




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ウミネコの若鳥(左)と成鳥。




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足がピンクのセグロカモメと黄色のウミネコ。




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ウミネコが餌を探しに動き始めました。




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頭から突っ込み・・・




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嘴で探り当て・・・




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カニを捕食しました。




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旅鳥としていち早く渡来したキアシシギです。都道府県の一部でレッド
リストの指定を受けている絶滅危惧種Ⅱ類です。




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カニを捕りました。




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潜水が得意なカワウは、感心するほど次々と魚を捕食しました。




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繁殖地と越冬地の間を旅鳥として通過するチュウシャクシギです。
この個体は1羽で行動していました。




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この2羽は警戒心が強く、十分に距離があるものの一歩踏み出しただけ
で逃げ出しました。




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チュウシャクシギの飛翔




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コサギとカワウ。コサギはこの1羽のみでした。




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餌探しに動き始めたのでカメラで追うと・・・




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コサギは足環を装着していました。遠いので判読出来ず残念です。




イカルチドリの群れが河原に降りて来ました。

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彼らは降りると同時に石や岩の隙間に身を隠しましたが、何故か
この個体のみが暫く佇んでいました。お陰で撮ることが出来ました。




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イソヒヨドリ♀




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ここ数年、出合うのは地味な雌ばかりで雄の姿を見かけません。




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ちなみに、雄のイソヒヨドリです。




荒川河口の右岸は対岸に葛西臨海公園があるので水鳥と出合えます。
しかしカメラマンに会ったことは一度もありませんでした。


最後までご覧下さり有り難うございました。

世附川のヤマセミ

2018.09.06.Thu
2018年8月15日

パソコンの修理に3週間ほどかかり、ブログの更新が遅れました。
この間に、何度となくご訪問いただいた方々にはご心配をおかけして
申し訳ありませんでした。

遅くなりましたが先月8月15日、丹沢湖(神奈川県足柄上郡山北町)
に流れ込む世附川と玄倉川を訪ねました。

               *

山北町に入ると富士山が迎えてくれます。

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四季折々の姿が楽しみですが、今朝は曇り空のなか赤富士が現れました。
晩秋から初秋にかけて見られる現象ですが、幸運を運んでくれる赤富士
だそうです。



               *



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世附川に沿って秋の七草の芒(尾花)が花穂をつけました。




葉の色が赤変した木もあり、紅葉の走りでしょうか。

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散策は世附川の数百メートル内です。今回は浅瀬橋を渡り、しばらく
歩いてから折り返しました。




訪れる度に世附川を飛翔するヤマセミを見かけますが、撮れた試が
ありませんでした。

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ところが今回に限って素通りすることなく対岸の枯れ木に止まりました。




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ガードレールから眺めると斜め左で遠くなりますが、気付かれないように
その場にしゃがんでカメラを向けました。




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一見あどけないヤマセミです。




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冠羽が短く翼の下がオレンジ色なので親離れした幼鳥かもしれません。
羽繕いは数分続きましたが、私がちょっと腰を上げた途端、飛び去って
しまいました。ヤマセミの警戒心の強さを思い知りました。



               *



世附川の楽しみは一年を通して必ずカワガラスに出合えることです。

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やはりガードレールからは遠く、なかなか思うように撮れません。




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渓流の岩伝いの浅瀬に潜って水中昆虫を捕食していました。




堰からの涼しい風には癒されました。

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渓流の音と蝉の声が、都会の日常の喧騒をいっぺんに忘れさせます。




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以下は川伝いで見かけた昆虫です。
アカトンボ、ジョロウグモ、イチモンジセセリ、ウラギンシジミ♂

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               ***



時々薄日が差す曇り空でしたが、急に雨が降り出したので10時前に
車に戻り、急きょ玄倉川へ向かいました。

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世附川から3.7キロ先ですが空は晴れ、夏鶯の声に迎えられました。




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遠くにアオサギの飛翔があり、カワウも見かけました。




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カワウは口を開けて暑さに喘いでいます。



                *


世附川では玉紫陽花や臭木の花が台風でダメージを受けていました。
玄倉川の崖に自生する純白の高砂百合は見頃です。山百合のような
芳香はありませんが光を反射して輝いていました。
(鉄砲百合と記しましたが高砂百合に訂正いたしました。ブロガーさん、有難うございます)
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艶やかな赤い実に一瞬目を奪われたのは、なんと初見の椿の実でした。



                *



ヤマセミを撮りたい一心で、これまで何度も丹沢の世附川に来ましたが
漸く願いが叶いました。今回は偶然に撮れましたがヤマセミの撮影には
ブラインド用テントが必要であることが、よく分かりました。


最後までご覧下さり有り難うございました。

真夏のハス田

2018.08.12.Sun
2018年8月10日

用事がてらに長須賀(千葉県木更津市)のハス田を覗いて来ました。

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長須賀では休耕地のハス田を再生している最中だそうで、ここも以前
は葦などが生い茂っていたそうです。




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まず見かけたのはイカルチドリでした。セイタカシギの幼鳥が
群れの近くを通り過ぎて行きます。




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眼の回りの黄色いリングが淡いのでイカルチドリだと思いますが
コチドリとの識別には迷います。




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一方、こちらはコチドリで濃い黄色のアイリングです。




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仲間のところに降りて来ました。




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                *



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この通路からハス田に入りますが、ここは鳥たちの通路でもあります。




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突然!遠くにヒクイナの親子が現れました。6羽の雛を連れています。
雛は初見でした。




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遅れがちの雛もいます。




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バンも出て来ましたが、幼鳥と一緒ではありませんでした。



                *



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前回は水路にいた鷺たちですが、ハス田に集まっています。




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セイタカシギとカルガモが仲良く採餌中です。




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ハス田の隅ではカラスアゲハ♂が吸水に来ていました。




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ハス田では何組ものカルガモの親子を見かけますが、こちらは
6羽の雛を連れていました。




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暫くして対岸へ移動です。




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雛の中にはちょっと甘えん坊さんがいて仕草が可愛らしいです。




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蓮の花の見頃は過ぎたようです。農家の方が月遅れのお盆を控えて
蓮の蕾を切り花として持ち帰りました。




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国道16号線に出るとお盆で帰省する車を見かけます。次々に目にする
室蘭、秋田、平泉、山形、仙台、奈良、香川のナンバーには、それぞれ
懐かしさを覚えました。


                *


用事を控えていたので1時間余りのウォッチングでしたが、ヒクイナの
親子に出合えたのは予想外でした。平地に鳥が少ない真夏ですが、雛や
幼鳥が観られる時季であることを再認識いたしました。



最後までご覧下さり有り難うございました。